外国語HPと英語のメニューや観光案内を作る!四天王寺の魅力を世界に発信したい!
VIDEO ▲ 地域ゆかりの「真田幸村風陣羽織」を着て語る大上
ご支援金は四天王寺を紹介する外国語ホームページ、案内看板の作成費用に
四天王寺に生まれ育ち、学び、暮らし、働く、この地が好きな人びとが、四天王寺7人衆としてWOW SHITENNOJIに馳せ参じました。私、WOW SHITENNOJIの代表、大上(おおうえ)と申します。この地に国内外からより多くの人が訪れ、交流することで、聖徳太子の時代に国際交流都市だった頃の賑わいを取り戻したいと考えて活動しています。これまで、メンバーは読書会や英会話教室などのサロン活動、ギャラリー(オオウエ)での和紙関連イベントなどをそれぞれで行ってきました。今回、各自が持っている強みや経験を束ねた強力なチームを結成、より効果的に集客できる知恵とノウハウを地域に提供していきたいと考えています。
華やかな古代の国際都市
四天王寺は、難波津と呼ばれる国際都市があった今から約1400年前には、海外との窓口でした。現在の四天王寺をよく知る方は想像するのが難しいと思いますが、四天王寺のある場所からは、入江が目の前に広がり、大陸からの訪問者や大陸に学んだ遣隋使・遣唐使は、長い船旅を終える間近に難波津にそびえ立つ五重塔を仰ぎ見たに違いありません。
当時、都のある畿内を目指す外国からの訪問者・帰国者は官寺であった四天王寺を必ず通っていたことから、この地には当時最先端の思想であった仏教、それを伝える最新メディアとしての和紙、建築などの技能を持つ渡来人、外国使節をもてなすための舞や雅楽を司る人など、文化、芸術、産業の先端地域であり、異国との交流を通じて、新しい文化や思想が最も早く、日本にもたらされた国際都市だったのです。にぎわいと華やかさが、日本の国の黎明期に多くの人々を魅了し、憧れの場所でした。
四天王寺に行ったことある?
日本国内に平和がもたらされ、都が京都から東京へと遷都されるなかで、四天王寺は国際都市としての輝きを失いはしましたが、現在でも1400年前に国際都市として輝きを放っていた往時を想像させる数多くのモノ・コトが四天王寺界隈には点在しています。
かつて外国使節をもてなすために使われていた雅楽を次世代に教える会が存在し、創業1400年、世界最古の株式会社と言われる金剛組も、ここ四天王寺に拠点を持ち、現在でも寺社を中心とした建築の技を強みにご活躍中です。また1400年の歴史を持つ四天王寺ではその伝統の長さに比例して、弘法市をはじめとして数々の行事が毎月行われていますが、広く知られているとは言えません。地元の人も知らない伝承や遺構も残されている四天王寺界隈ですが、京都や奈良ほど、訪れる場所として認識されていないのが実状です。大阪府内に住む人でさえ、四天王寺に行ったことがない人も多いのです。
▲ふだんの四天王寺境内の様子
世界に伝えたい持続可能のフシギな街
「持続可能性(サステナブル)な社会」とは最近よく言われるキーワードですが、この街にはちょっと桁外れの「持続可能性」と、それを維持してきた人たちが数多く息づくフシギな街だと、私たちWOW SHITENNOJIは考えています。もっと多くの人に、このフシギな街を知ってもらいたいと私たちは思っています。最近、海外からの観光客が四天王寺にも増えてきましたが、四天王寺や界隈の情報が十分に伝えられていません。本当にもったいないことです。
英語など多言語で外国からの観光客に情報を伝え、1400年前から現在まで続く、実は古くて新しい四天王寺を知ってもらい、日本の良さを世界に伝えていきたいのです。1400年の持続可能性をさらりとやってのける四天王寺界隈に埋め込まれた驚き“WOW”の数々を発掘し、言語の壁を越えて国内外に伝える活動に、ご協力をいただけないでしょうか。現在にいたる礎を気づいた1400年前の国際都市四天王寺のように、世界の人と人が出会い、学び、新しい産業を育てる、新たな国際都市四天王寺を復活させていきます。
▲日本最古の官寺を目指して四天王寺を訪れたスペインからのお客さま
地域と世界の「おもしろい」関わり方を目指して
1400年前の古代、日本で最も栄えた国際交流都市であった四天王寺に暮らす・学ぶ・働く私たちWOW SHITENNOJIは、21世紀の四天王寺(地域)と世界との「おもしろい」関わり方を模索すべく活動しています。「地域かグローバルか」という単純な二者択一では捉えきれない不思議な世界があるのです。そう言ってみればカオス。カオスの中では、古いものが最先端のものに見えたり、日本に古くからあるものが外国らしく見えたり、汚いものがキレイに見えたり・・・(笑)。
人種や国籍を超えて、共存し、ぶつかり合い、混沌の中から新しいものが誕生していくのではないでしょうか。その場が四天王寺だと考えています。ワクワク、ドキドキするヒト、モノ、コトの「おもしろさ」を発見、発掘して、新しいものを生み出す現場に試行錯誤しながらも関与していきます。小さくてもいい、この四天王寺から提案することができればと、私たちは夢を大きく掲げています。
その第一歩として、
①国内外を問わず、四天王寺の「おもしろみ」を伝えること(ちょこっとWOWの発信)
②増えつつある外国人観光客向けにおもてなしシステムとしての多言語看板やメニュー、接客マニュアル作成のお手伝いをつくる
この活動から初めて、地域の魅力発信とインバウンドの流れを実験的に結びつけることを目指します。
▲四天王寺界隈で「商う」方々にもご協力いただいています
①ちょこっとWOWの発信
「日本最初の官寺」「弘法市」程度のイメージしかない四天王寺およびその周辺に形成された四天王寺界隈にも、あまり知られていない興味深い場所や行事、土地にまつわるエピソードがたくさんあります。日本には、興味深い・笑える・美しい・素晴らしい・趣があるモノゴトを「おもしろし」という1つのことばで表す不思議な習慣があります。WOW SHITENNOJIでは、さまざまな角度からモノゴトを「おもしろがる」メンバーが、四天王寺と界隈の「おもしろし」なモノ・コトを「ちょこっとWOW」として、国内外にお伝えしたいと思っています。
▲四天王寺で毎年開催される「どやどや」の様子
②外国人観光客向けおもてなしシステムの提供
古に最も栄えた国際交流都市であったこの地も、現在では、外国人観光客の方に地域の「おもしろし」なモノ・コトに関心を持っていただく準備が整っていないのが現状です。旅先で小腹を満たしたい、訪れた記念になるお土産を買いたいと思っても、母国から持参したガイドブックに掲載がない限り、英語や中国語での案内がないと、足を向けることは至難の業。
そこで、外国からの観光客を店に誘導するための多言語の看板作成、外国の方も安心して召し上がっていただける多言語メニューの作成、英語(中国語)が得意でない四天王寺界隈のお店の方にお使いいただける外国人観光客接客マニュアルの作成をすることで、より「おもしろし」な四天王寺を楽しんでいただくことを目指します。
ご支援いただくと四天王寺限定の品々をお届けします。
3,000円ご支援いただくと
5,000円ご支援いただくと(以下の2つの返礼があります)
香りバージョン
梅ワインバージョン
10,000円ご支援いただくと(以下の2つに返礼があります)
朱印帳づくりバージョン
限定熟成梅酒バージョン
30,000円ご支援いただくと
メンバー紹介
遅ればせながら、四天王寺についてあれこれとモノ言いたくなるWOW SHITENNOJIメンバー「四天王寺七人衆」をご紹介します(あいうえお順)
大上博行(おおうえひろゆき) 和紙商
斎藤治(さいとうおさむ) 論説委員
西道広美(さいどうひろみ) プロデューサー
杉下正行(すぎしたまさゆき) 起業アドバイザー
Patong(ぱとん) ムードメーカー
矢吹博(やぶきひろし) クリエイティブディレクター
吉田純子(よしだじゅんこ) リサーチャー
カオスだからこそ「おもしろがれる」ちょこっとWOWによる地域の魅力発信と、外国人観光客向けのおもてなしシステムの開発を、小さく実験的に行うことで、より精度の高いインバウンドのおもてなしシステムを構築して地域のみなさまに提供することを目指します。この小さな積み重ねが、かつてのような「おもしろい」モノがよりたくさん集まる国際交流都市になると信じて。ご協力どうぞよろしくお願いいたします。
起案者情報
【団体名】WOW SHITENNOJI
【代表者】大上 博行
【HP】
http://wowshitennoji.com/
【facebook】
公式FBページ