1、ウエルネスダーツの紹介映像を制作したい
こんにちは!NPO日本ウエルネスダーツ協会の上田と申します。
ウエルネスダーツとはダーツというスポーツをより簡単に改良し、誰でもすぐに楽しめるようにしたスポーツです。
NPO日本ウエルネスダーツ協会は日本ダーツ連盟(一般社団法人JSFD)と全面提携し、ジュニアとシニアへのダーツ普及活動を行っています。

ダーツは年齢、性別、体力に左右されないスポーツで、ダーツ(矢)を投げることができれば誰でも始められます。しかしスタンダードダーツでは狙うところが小さすぎて熟練までにかなりの頑張りが必要になります。また設置に手がかかることがシニアに負担となっていました。
ウエルネスダーツは誰でも簡単に始められ、楽しくゲームできることが最大のアピールです。もちろん基本ルールは共通ですので、上達によりスタンダードダーツに移行もスムーズです。
現在ウエルネスダーツ協会では、3本の柱で活動しております。
■福祉
主に要介護の方、車いすの方、MCI(軽度認知障害)や認知症の方々を対象としたデイサービスや高齢者ホームでの普及活動
■生涯スポーツ
高年者クラブ・地域スポーツ団体での普及活動
■ジュニア
世代交流を目的とした団体・こども会・小学生の放課後活動などでの普及活動

子どもたちにとっては集中力、計算力、協調性の向上の成果があり、ヨーロッパやオーストラリアでは小学校で取り組まれています。シニアにとっては何よりも認知症予防、介護予防に有力なことがお勧めする理由です。

今回はこのウエルネスダーツの普及を加速するため、ウエルネスダーツ紹介映像を制作したいと考えています。
ウエルネスダーツの効果や効能、楽しさをいくら文字や言葉で伝えても、なかなか伝わりにくいのが実情です。
であれば、百聞は一見にしかず、映像を見て頂ければ一度で全てが分かって頂けるはず。
そこで、世界のトップ選手が集まる今秋のアジアパシフィックカップ開催時に行われる、エキシビショントーナメントをベースとしたウエルネスダーツの紹介映像を作成し皆さんに見て頂きたいのです。
2016年はスタンダードダーツのWDFアジアパシフィックカップが日本ダーツ連盟主催、日本ウエルネスダーツ協会協力で茨木市で開催されます。(10/19-22)

大会の翌日(10/23)には一般の選手も含めたアフターカップトーナメントが開催されます。ウエルネスダーツはエキジビショントーナメントとしてジュニアとシニアの大会を開催します。この機会に記録映像を作成し、今後の普及活動の促進ツールとして利用したいと思います。
トーナメント開催に必要な費用は確保していますが、この映像制作の費用として30万円をクラウドファンディングで集めたいと思います。そしてこのクラウドファンディングでの活動を通じて少しでも多くの方にウエルネスダーツ、スタンダードダーツの認知を向上したいと思っています。
2、ウエルネスダーツによる認知症予防効果について




3、ウエルネスダーツのルール

ウエルネスダーツは全くの初めての体験時から楽しく競技していただけるようにスタートアップゲームから本格的な競技ゲームまで競技種目を用意しています。
まずは、カラフルな配色のウエルネスダーツの特徴を生かした色区分を狙う「カラーシュート」。指定された色区分に入れていきます。ダーツ(矢)を投げることの基本が身に付きます。次はベースボールゲーム。何人でもプレイ可能で指定された数字区分を狙い、入った本数が得点になります。少し進んで狙いをつけて投げるということが目的です。他にも初心者でも楽しめるスタートアップゲームが多くあります。

詳しくは日本ウエルネスダーツ協会のHPを参照ください。<http://www.welldarts.org/>
少し上達するとクリケットゲームがあります。ダーツを利用した陣地取りゲームで作戦が重要になってきます。対戦相手との駆け引き、ゲームの流れを読む力などが身に付きます。最後は公式ゲームである「251」。ダーツでは01ゲームと呼ばれ世界中で同じルールでプレイされています。スタンダードダーツでは「501」にあたります。
この持ち点からダーツ(矢)を3本投げて得た得点を引き算していくゲームです。通常1対1、2対2、3対3、4対4の人数で行います。交互に投げて先に0ちょうどにした方が勝利です。ただし、簡単ではありません。最後のダブルのゾーンで上がらなければなりません。(下図参照)

周囲のダブルリングか中央のダブルブルで終わらなければなりません。そのためには偶数を残してダブルフィニッシュとなります。251や501の1はこのための意地悪でもあります。最初は高得点を狙い数字を低くしていきます。途中は上がりやすい数字を残すためにアレンジが必要となります。
最後はゴルフのパットのように精度が必要とされます。点差がついていても最後のフィニッシュができないと逆転されてします。とても奥の深いゲームです。
4、ウエルネスダーツが目指すもの

認知症は現代の大きな問題です。高齢者のみならず家族にも若い方にもかかわってくる社会問題です。誰しも元気な状態で老後を迎えることができるに越したことはありません。認知症の進行をとめ、寝たきりとなる状態を食い止めることができれば、本人にとっても、家族にとっても、地域にとっても、社会全体にとっても良いことばかりではないでしょうか?
地域コミュニティにこのウエルネスダーツを普及し、小さなことかもしれませんが、次のような理想形を夢見ています。
小学校区くらいのコミュニティでダーツチームをつくって定期的に公民館などでリーグ戦をします。
高齢者だけのチームでもいいですが、小学生を交えた世代交流のチームがいいですね。ゲームはシングルスやダブルスやチーム戦など多様な方式が可能です。ゲームを楽しみながらも真剣な戦いとなります。性別、年齢のハンディキャップはない競技です。対戦相手とのコミュニケーションも必要ですし、味方の作戦も重要です。家ではそのためのダーツ練習をしましょう。
お孫さんとTVゲームでは対戦が難しくてもダーツでは対等です。家族で練習もいいですし、一人での練習も楽しいものです。試合でいいところ見せられるように家での練習は重要です。
ウエルネスダーツのボードはウレタン加工で消音、消衝撃に優れています。4人も集まればチーム結成です。お揃いのユニフォームでかっこよく対戦を楽しみましょう。

子供をいれることで地域での見守りにも役立ちます。地域での世代を超えたコミュニケーションは現代社会においては何よりの安全保障にもつながります。
アジアパシフィックカップ&ワールドカップ スケジュール
第18回WDF アジア・パシフィックカップ茨木・大阪
10/19-22@EXPO CITY(茨木・大阪)

2016年10月に茨木市で開催されるダーツのWDF公認の国際大会アジアパシフィックカップに合わせてジュニアとシニアを対象としたウエルネスダーツのエキシビショントーナメントを実施。
第21回ワールドカップダーツ神戸
10/3-7@PORT ISLAND
2017年のワールドカップも神戸で開催されます。

応援メッセージをいただきました!
一般社団法人JSFD(日本ダーツ連盟)理事長 寺島孝次郎様

「WDF(世界ダーツ連盟)のアジアパシフィックカップを2016年10月19日より3日間大阪、茨木市で開催いたします。オーストラリア、ニュージーランド、香港、韓国などアジア・パシフィック地域の8ケ国で競技します。
また神戸開港150周年にあたる2017年10月には神戸で世界32ケ国が集まり第21回のWDFワールドカップを開催します。日本ダーツの歴史的な2年になります。世界各国のトップ選手が国旗を背負って戦います。興味のある方はぜひこの機会にダーツの醍醐味をお楽しみください。
また、両世界大会に合わせて、ジュニア、シニア、障がい者のウエルネスダーツのエキジビショントーナメントを開催することになっています。世界一の技能を競う大会と同時にジュニア、シニア、障がい者の大会を開催することはJSFDにとっても非常に有意義なことで今後のダーツの普及につながるものと確信いたしております。
ダーツは弓道やピストル、アーチェリーなどの的当競技の一つではありますが、他の射的スポーツと違い中央を狙うだけではありません。必要に応じてボード面のあらゆる得点を狙わないといけません。そして得た得点を持ち点(501点)から引いて最終的に0にする唯一の引き算ゲームです。(減点ゲームではありません)
奥が深く作戦や戦術、精神集中も要求されます。その為に難しく思われがちですが、パワーや瞬発力が要求されない競技で現役選手でも80歳を超える選手もいます。世界の一線級も60歳を超える選手が多くいる、非常に競技生命の長い種目でもあります。男女、年齢に関係なく対等に競技できるのも特徴の一つです。詳しくはJSFDホームページをぜひご覧ください。
JSFDでは同時にジュニア、シニアの皆さまにもダーツを普及すべくNPO日本ウエルネスダーツ協会や日本障がい者ダーツ連盟と提携し、日本各地でダーツの普及活動を行っております。特に10分割のウエルネスダーツは日本で開発された画期的なダーツで、簡単に安全に競技ができ、しかもダーツの本格的なゲーム性を有しています。
小学生の教室やシニアになってからダーツを始める方に最適なものになっています。しかもシニア世代には認知症予防、介護予防にもなり健康維持、リハビリテーションにも効果があります。ジュニア世代には、集中力の作戦力の養成と英国発生のダーツが本質的にもつ礼儀を身に着けることに役立ちます。
今回の日本ウエルネスダーツ協会のクラウドファンディングの活動に何卒ご協力、ご助力賜りますようお願い申し上げます。」
応援メッセージをいただきました!

大城明香利様
「子どものころからダーツに接してきました。ダーツは年齢、性別に左右されない競技です。
強固な身体や、体力、瞬発力が重要な競技とは違い、重視されるのは集中力、作戦力、判断力、そしてメンタルの強さです。何歳から始めても大丈夫なスポーツで、体力的には衰えてくる高齢になってもプレイできるスポーツです。試合でも中高年のプレイヤーに痛い目にあわされることも多くあります。
競技者生命が一番長いスポーツだと思っています。また外国ではダーツは子供たちの教育カリキュラムになっている国もあります。日本ではなかなか子どもたちやユースの選手がダーツをできる環境が整っていなかったのですが、このウエルネスダーツの普及により小学生からのダーツ人口が増え、シニアの選手が増えてもらえることを期待しています。」
集まった支援の用途とその内訳
今回の資金は2016年10月23日に開催するウエルネスダーツエキジビショントーナメント(WDFアジアパシフィックカップと同時開催)の模様を映像化することに使用します。 記録映像作成の費用(機材費、人件費等)になります。この映像をもとにウエブ配信します。またウエルネスダーツ普及活動の動画ツールとして使用します。
ウエルネスダーツをすすめる訳
認知症の過程は①物忘れ→②軽度認知障害→③認知症
のように考えられています。
これまでは軽度認知障害の概念がうすく、認知症の症状がはっきりでるまで対応ができず、初期対応が遅れていました。
この段階で集中力・計算・戦略を必要とするダーツが認知症の予防と改善に大きな効果があると考えられます。加えて適度な運動、手足指先の加減運動、他者との交流、なにより楽しみながら続けられるという利点があります。
認知症の方が、またご家族の方がよりよい生活をおくる手助けができるこのウエルネスダーツの普及のご支援、よろしくお願いいたします。
起案者情報

【団体名】NPO日本ウエルネスダーツ協会
【代表者】上田豊
最新の活動報告
もっと見る赤い羽根共同募金【募金の百貨店プロジェクト】参加仕様ボード
2016/04/06 17:24赤い羽根共同募金【募金の百貨店プロジェクト】参加仕様のウエルネスダーツボード完成です!https://twitter.com/wellnessdarts もっと見る「赤い羽根共同募金『募金百貨店プロジェクト』」へ参加します!
2016/03/31 14:10長岡京市社会福祉協議会にお力添え頂き、「赤い羽根共同募金『募金百貨店プロジェクト』」へ参加することになりました。 調印式にも出席してきました! ウエルネスダーツで楽しく認知症予防していきましょう!! もっと見るラジオ関西 「三上公也の情報アサイチ!」へ出演しました!!!
2016/03/30 14:17ラジオ関西 「三上公也の情報アサイチ!」へ出演しました!!!3月29日(火)午前9時よりゲストとして出演、20分間三上公也さんとウエルネスダーツについて話してきました!パーソナリティのみなさんに体験もしてもらいながら、ウエルネスダーツの楽しさと効果を伝えることが出来たと思います!!! また、今年2016年大阪茨木市で開催されるダーツのアジアパシフィックカップ、来年2017年神戸で開催されるワールドカップの紹介もしていただけました。広くみなさんに知っていただけたと思います。 今後とも応援宜しくお願いします! もっと見る




