ジンベエザメのベロタクシーで築港天保山の課題解決!

今回、この「大阪港の小さな宝島」の魅力を、さらに多くの人に触れてもらうため、そして観光地と居住地が共存しているこの小さな宝島の地域課題を解決するために、ベロタクシーの運行を開始したいと考えています。

現在の支援総額

629,000

100%

目標金額は625,000円

支援者数

32

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2016/02/26に募集を開始し、 32人の支援により 629,000円の資金を集め、 2016/03/30に募集を終了しました

ジンベエザメのベロタクシーで築港天保山の課題解決!

現在の支援総額

629,000

100%達成

終了

目標金額625,000

支援者数32

このプロジェクトは、2016/02/26に募集を開始し、 32人の支援により 629,000円の資金を集め、 2016/03/30に募集を終了しました

今回、この「大阪港の小さな宝島」の魅力を、さらに多くの人に触れてもらうため、そして観光地と居住地が共存しているこの小さな宝島の地域課題を解決するために、ベロタクシーの運行を開始したいと考えています。

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「大阪港の小さな宝島 築港天保山を知ってますか?」

 みなさま、はじめまして。「築港天保山にぎわいまちづくり実行委員会」ともうします(以下実行委員会)

私達は、大阪市港区築港天保山の地域団体や商店、企業、集客施設などで構成しています。


活動として、大阪の海の玄関口である築港・天保山地区の歴史的価値や特性、魅力ある地域資源を再発見し、住民のわがまちへの愛着を深めるとともに多くの人々が訪れ、交流し、楽しんでいただくため、毎年秋に「天保山まつり」を実施してきました。

 

また、まちの魅力スポットを紹介する案内板を設置するなどにぎわいのあるまちづくりを進めています。

自転車タクシー(ベロタクシー)をご存知ですか?

 

 

ベロタクシー(VEROTAXI)は、1997年にドイツの首都ベルリンで『環境にやさしい新しい交通システムと、動く広告がひとつになった乗り 物』として開発された自転車タクシーです。バスや鉄道などを利用しにくい地域を補完する交通手段としてだけではなく、わたしたちの身近な環境問題・高齢化 社会問題・地域経済の活性化・雇用問題などの解決策のひとつとして活躍しています。

 

このベロタクシーは、利用する乗客・広告スポンサー・ドライバー・地域 住民・行政の協力により、ヨーロッパを中心として世界各都市で運行され、現在日本国内でも多くの都市で始動しています。

大阪市港区築港天保山というエリアを知っていますか?

 

「海遊館のあるとこ」といえば、ピンときてもらえますでしょうか?

 

年間250 万人以上の集客規模を誇る海遊館をはじめ夕陽が美しい中央突堤ダイヤモンドポイントや、海や港町の歴史を今に伝える日本で一番低い山・天保山、港住吉神社 に築港高野山、クラシックカー・ミュージアムを展開する築港赤レンガ倉庫など、魅力的な観光スポットが点在しており、それら魅力スポットがエリア中央に位 置する地下鉄中央線大阪港駅から半径約500mに収まる範囲に点在し、「大阪港の小さな宝島」と呼ばれるほどの魅力的なエリアなのです。

 

この宝島にはまだまだ多くの魅力スポットがあり、その魅力に触れていただく機会をより多くの方に提供するため、また居住地と観光地が共存するこのエリアが抱える地域課題を解決するために「ベロタクシーの運行(活用)」を提案します。

 

「困った!」←安心してください、ベロタクシーがありますよ!

 

困った!その1:「ちょっとそこまで、行かなあかんねんけど…」


築港天保山エリアは観光拠点だけではなく居住地域でもあり、大阪市の中でも高齢化率の高いエリアとなっています(大阪市 24.7% 築港地域 28.1% 平成27年9月住民基本台帳データ)


またエリア内には食料品や日用品を購入できる施設が少なく、いわゆる"買い物弱者"の支援という地域課題を抱えています。この支援策のコミュニティ・ビジネス事業としてベロタクシー車両を活用し、"買い物支援事業"を地域で活動するボランティア団体と協力しながら取り組むことを予定しています。

 

昔は多く見られた銭湯やまちの商店も減り、病院までの道のりも辛くなってきた。住民を取り巻く環境も徐々に変化し、特に高齢者には厳しい現状となりつつあります。

 

また「宝島の魅力体感」まだ知られていない宝島の魅力スポットを、たっぷり体感いただくためにてくてくとまち歩きもいいですが、「歩くのはちょっと…」という方にガイド付ベロタクシーはぴったり(ガイドは宝島の魅力をくまなくご案内します)

 

「ちょっとそこまで」ベロタクシーが、まちの皆さんのお困りを優しく支える地域の足となります!


(参考)
内閣府の「2005年度高齢者の住宅と生活環境に関する意識調査」によると、60歳以上の高齢者の16・6%が、現在住んでいる地域で不便な点として「日常の買い物」を挙げており、経済産業省は、この割合に全国の高齢者数をかけ、「買い物弱者」は全国に約600万人いると推計している。

 


困った!その2:「地域ボランティアが担う防犯パトロール、経費の捻出が大変やねん…」

 


 大阪市内の地域団体においては、「青色防犯パトロール事業」が行われています。専用車両を準備し地域の方がボランティアでパトロールを行うことで、街頭犯罪の抑止となっている行政的な役割を担う重要な事業です。

 

ですが事業実施には日常的にかかる燃料費や車検代、整備費などの維持費が必要です。大阪市からの補助金だけでは賄えず、不足分は地域団体からの拠出(寄付や町会費)となっています。この青色防犯パトロール事業に、ベロタクシーを活用することで、上記の燃料費や維持費などの負担軽減が可能となります。

 

まちの皆さんにとって負担の少ない防犯パトロールを、ベロタクシーがアシストします!


困った!その3:「全戸に配るから重いねん」

 


大阪市港区では、「地域課題解決型広報紙配布事業」が公募委託事業として実施されており、築港地域においては地域の子育て世代の有償ボランティアによって運営されています。

 

それらは毎月初めの4日間で、地域の全ての世帯へ区広報紙を配布するために、地域の方達は個人の自転車を利用して配布しています。複数の配布員が分担して行っていますが、全戸分の広報紙を配布するには相応の重さがついてきます。また雨の日の対応はなおさらです。

 

ベロタクシーは、本来お客様を乗せて走ることを前提とし作られている車両であるため、電動アシスト機能が標準装備となっています。この機能を利用して、重く困難な配布事業を解決する方法として、ベロタクシーの活用を予定しています。

力強く頼りになる屋根付きツール、女性の味方「ベロタクシー」頑張ります!

地域課題への利用:「若い人にも手伝ってほしいねん」

 


多くの地域団体が抱える課題として「担い手不足」という点があります。このベロタクシー事業では、上記のようなベロタクシーの活用を行うことで頻繁にエリア内を周遊し、ベロタクシー車体に掲示する広告枠の広告事業収入で車両の管理運営を行います。

 

そのためベロタクシー事業本体での収支においては、運営収入は全てドライバーへの報酬として運営していくことが可能となります。このドライバーを登録制でおこない、地域の若い世代の活躍の場として提供し、地域活動への参画のきっかけ作りとして、ベロタクシーの運行を予定しています。

 

※ドライバー希望者向け説明会は5月初旬を予定。クラウドファンディング成立後にご連絡します。

 

めざせ! 水都大阪の観光利用+地域課題への活用=広告効果UP

 

 

【観光利用+地域課題への活用=広告効果UP】


 このように観光利用(楽しく便利な足として)と、地域の「困った!」を解決(日常利用)とをあわせて運行することで、日常的にベロタクシーがエリア内を周遊することとなります。その結果、高い効果をもつ「動く広告塔」として、広告事業の運営も行えます。この広告収入は、車両整備費用と地域課題の解決を図る原資となります。



【若い力+ベテランの力=地域の活性化】


観光としての築港天保山エリア運行については、「俺たちが港区を盛り上げる」を理念に結成された港区在住若手経営者の会が担い、若い力で魅力スポットを発信して行きます。また地域課題解決支援のための運行においては、長年地域ボランティア活動をされている方達のネットワークで担うことが予定されています。



【水都大阪+ベロタクシー=魅力あるNEWインフラの誕生】


市内の大部分が埋め立て地である大阪市は、世界でもまれに見る起伏の少ない平坦な都市です。築港天保山エリアを含む大阪湾岸部は、その全てが江戸時代以降の人工の埋立地であり、起伏があるのは橋をわたる際だけに限られます。

 

さらに当エリアの中央を走る道路(中央線)には、自転車専用レーンが整備されています。一昨年には大阪市の大動脈である御堂筋の車線を、自転車専用レーンとした社会実験が行われ、今後も市内での自転車専用レーン整備が進むことが予想されています。

 

このように、「起伏のないまち」「自転車専用レーン」がそろったまちの魅力あるNEWインフラとして、わたしたちはベロタクシーを提案します。

先述のとおり大阪港の「小さな宝島の魅力」を知ってもらうためのベロタクシーは、同時に「小さな宝島の課題」を解決するためのベロタクシーとなりえます。

 

実施スケジュール

 2016/3末 車両購入手続き/ラッピング手配


2016/4末 納車


2016/5初旬 運営開始

 

 ▲ベロタクシー運用地域

 

集まった支援の用途とその内訳

 購入金額:500,000円(1台)

塗装費用:125,000円(1台)

合計:625,000円

さいごに

 

クラウドファンディング成立後は、大阪市の地域課題解決や地域コミュニティの支援において40年にわたる実績をもつ(一財)大阪市コミュニティ協会が、地域と連携して運営を行っていきます。
今回の皆さまへの提案は、観光としての課題とまちが抱える課題を併せて解決するための新たな試みであり、将来的には築港天保山エリアのみならず、市内他区での実施を積極的にトライしていきたいと考えています。


このクラウドファンディング成立後も、おそらくはいろいろなハードルが立ちはだかるものと思います。


この長い道のりを進むベロタクシーの、ペダルの最初の重い重いひとこぎを、この提案を見てくださった皆さんと一緒に進めたいと思い、クラウドファンディングにチャレンジしました!
どうか、皆さまのあたたかいご支援を、何卒よろしくお願いいたします。

起案者情報

▲稲田 暁(真ん中右)港区長田端尚伸(真ん中左)副区長馬場泰子(左から2番目)、大阪市コミュニティ協会都市コミュニティ研究室室長金井文宏(右から2番目)

 

 【団体名】 築港天保山にぎわいまちづくり実行委員会/実施運営管理:(一財)大阪市コミュニティ協会


【代表者】  クラウドファンディング担当:(一財)大阪市コミュニティ協会 稲田 暁

 
【HP】築港天保山通信


【facebook】大阪港の小さな宝島


【Twitter】 大阪港の小さな宝島(@chikuten2015)


【Instagram】osakakou.takarajima

 

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最新の活動報告

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  • ご無沙汰しています。 皆様の支援で、走り始めたらジンベエザメのベロタクシーは、元気に港町を走っています(´・ω・`)ノ 日々の活動はTwitterやFacebook、Instgramなどで発信しています。   今日は、60分周遊プランのリターンを申し込んだ皆様へ、チケット送付のお知らせです。   まだこちらに来られていない方にむけて、お手紙とチケットを送らせて頂きました。   こちらの管理のため、チケットの使用期限を来年3月31日までとしていますが、事情等あって期限まで来れそうにない方は、ご連絡頂けましたら、相談に応じます。   皆様のお越しをおまちしてまーす(´・ω・`)ノ もっと見る
  •   ご無沙汰しています! 皆様から支援を頂いたクラウドファンディング達成から約2ヶ月半、ようやく「ジンベエザメのベロタクシー」が完成しました! 完成後のはしゃいで試乗している様子がこちらです     そして、いろんな角度から撮影してしまいましたww   先ほど、支援者さま宛に、再度、乗車予約のメールを送らせていただきました。 まもなく、HPの方も一般公開をさせていただきます!   もっと見る
  • みなさま、こんにちわ。 まずは、皆様からの支援頂いた資金で購入したベロタクシーの車体が届きました! 現在は、港区民センター(マップ)に場所を提供していただき、展示してあります。 明日ラッピングをしてもらう業者さんと車体を見ながら打ち合わせ予定です。   そして、つい先ほど、支援者の中で「3000円:1周ガイド付きツアー招待枠」を申込頂いた方にメッセージを送らせて頂きました! そうです、ついに「運行開始日程」が決定しました。 6月18日(土)より、先行予約分の運行が開始されます。通常運行はそのあとの予定です。   まずは、これからこの車体が「ジンベエザメのベロタクシー」へとなっていくのをFacebookページやInstagram(osakakou.takarajima)にて、日々報告させて頂きます!   まとまったご報告をこちらのレポートでさせていただきます! 運行開始まで、今しばらくおまちくださいませー!!   お問い合わせや取材のご連絡は verotaxiosaka@gmail.com までご連絡ください。       もっと見る

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