
宮崎市に新しいコンセプト型シェアハウスが誕生します

「ハタラクラス」はコワーキング兼シェアハウス?
今回立ち上げようとしている次世代ハローワーク型シェアハウス「ハタラクラス」は「住まい」と、近年都市部を中心に拡大している「コワーキングスペース」のような場所を融合させた場所となっています。 (コワーキングとは…事務所スペース、会議室、打ち合わせスペースなどを共有しながら独立した仕事を行う共働ワークスタイルを指す。) 図中にある多目的スペースと呼ばれる場所では、カフェのようにくつろいだり、”新しい働き方”をテーマにセレクトされた本を読んだり、パソコンを持参して調べ物や仕事をすることもできます。 また、ここを訪れる自分と同じような考えを持った人同士が仲良くなったり、不定期に開かれるイベントを通して様々なことを学ぶ事の出来る場所にもなります。
サラリーマン時代を通して感じたこと
当プロジェクトの発起人であるボク(戸越正路29歳)は、20歳で上京し千葉で5年間サラリーマンをしていました。 幼い頃から社会問題を身近なこととして捉えるところがあり、卒業後は環境浄化関連の会社に自ら志願し就職しました。 しかし、入社してすぐに“利益を得るための環境浄化”という会社としてのスタンスに違和感を抱き始め、日に日に仕事へのモチベーションが落ちていきました。そして気が付けば、「週2日の休日のために仕事をしている」というどうしようもない気持ちになっていました。 ストレスフルの仕事を深夜まで行う。寮で食事を頼んでいても時間が過ぎて廃棄され、帰って自炊するのも面倒なのでコンビニ弁当を買い、部屋でボーっとテレビを見ながらそれを食べ、いつの間にか寝てしまい、テレビも電気もつけっぱなしで朝を迎える。休日は溜まったストレスを発散させるために高価な洋服を買い、大容量の電気を使った娯楽を楽しむ。 そんなことを繰り返すうち、自分の生き方そのものは社会を良くするどころか、むしろ悪くしてしまっているのではないかと思い、ハッとさせられました。 そして時が経って、向き合う仕事の内容は違っていても、自分が置かれていたあのような物質的・精神的環境は、その他多くの人にも当てはまり、その中にこそ、今の日本が抱えるあらゆる問題の根幹があるような、そんな気がし始めました。
「生活のために仕事をする」というライフスタイルから抜け出したい
ゲストハウス型シェアハウス「ミヤザキComing館」を作った一番の目的は、「日々の暮らしの中で必要なお金の量を減らす」ことでした。 生活費の中で最も大きなウエイトを占める“家賃”に目を向け、数人で居住空間をシェアできれば、家賃だけでなく水道光熱費なども低減できると考えたのです。
現代には多様な働き方がある
稼ぎに行く時間が減って自由に使える時間が増えたからといって、好きなことを仕事にすることはそう簡単なことではないと思います。 そこで、今の世の中にはどんな働き方(お金の生み出し方)があるのかということを学ぶことのできるスペースが必要だと以前から考えていました。クラウドファンディングやクラウドソーシング、ソーシャルデザインといったものは現代における新しい働き方の代表と言えると思います。しかし、その存在を知っている方は全体のほんの一部です。 そういった既に世界や全国で成功している働き方のモデルを集積して、書籍やイベントなどを通して紹介することができれば、そこから新たな発想が生まれ、この宮崎でもその土地に合った新しいシゴトが生まれてくるのではないかと考えました。
生活の中の「働くこと」と「暮らすこと」が心地よく繋がる、新しい働き方の学び舎
今回のプロジェクトでは、上述のようなことを促す“場”をつくりたいと考えています。 「好きなことを仕事にしたい」と考えている人たちの居住スペースも用意して、好きなことを仕事にするために試行錯誤する時間を同じ境遇の方たちと共有することでお互いに励まし合える場所になればと考えています。 ハタラクラスでは、自分のやりたい『シゴト』を通してこれからより良い社会を創っていきたいという人たちが、自主的に新しい働き方を学び、またそういう同じ志を持った仲間達同士が、住人・非住人問わず繋がっていく場にしたいと考えています。 そして、そこで新たにチームが生まれたりして、ここを拠点に新しい仕事やプロジェクトが次々に生まれていく。 ゆくゆくはこの場所に地域の問題解決にポテンシャルを持った若者が集い、行政などからここへまちづくりに関する仕事の依頼が来て、それぞれの価値を発揮してまちづくりと『シゴト』を同時に行っていけるような土壌ができたらいいなと考えています。 生活の中の「働くこと」と「暮らすこと」が心地よく繋がる、新しい働き方の学び舎「ハタラクラス」の設立にどうかご協力ください。ハタラクラス物件紹介
住所: 宮崎市中村西2丁目 松田ビル3F 仕様: 鉄筋コンクリート造 5LDK 多目的スペース面積: 25畳以上支援金の用途
今回、このプロジェクトに必要な経費の一部を、共感して頂ける皆様からご支援頂ければと考えております。 尚、目標金額を上回った場合、その分の支援金についても同様に当プロジェクトの運営費用として使用させて頂きます。 支援金の用途内訳は下記の通りです。 物件リフォーム費が20万円、 書籍購入費が10万円最後に

起案者情報
【起案者氏名】戸越正路(とごえまさみ) 【起案者Facebook】https://www.facebook.com/masami.togoe 【起案者Twitter】@TogoeMasami 【電話】080-3476-8163最新の活動報告
もっと見る1周年のご報告
2014/12/15 18:39FAAVOにてハタラクラスにご支援頂いた皆様、こんにちは。 かれこれ1年ぶりに御目にかかります、ハタラクラス室長の戸越です。 おかげさまで、ハタラクラスはこの度1周年を迎えることができました。 これもひとえに、皆様のお力添えのおかげでございます。 ここに、この1年間の活動報告をさせて頂きます。 下記はハタラクラスが主催したイベント一覧です。 《ハタラクラス主催イベント》 2014年1月31日 テラコハウス1限目『僕が見てきた世界の暮らし方、働き方』 2014年2月7日 テラコハウス2限目『バヌアツ共和国・タンナ島と高千穂の村の暮らし』 2014年2月23日 テラコハウス補習授業『バヌアツ共和国・タンナ島と高千穂の村の暮らし』 2014年3月1日 テラコハウス3限目『お手本 iPhone 僕ぽけもん』 2014年3月8日 発火村「ソーシャルデザインキャンプ」 2014年4月19日 テラコハウス4限目『お金との上手なつき合い方』 2014年5月16日 発火村「ソーシャルデザインキャンプ2」 2014年5月17日 テラコハウス5限目『税金の基礎知識と節税テクニック』 2014年5月24日 テラコハウス6限目『ニコイチ夫婦の豊かな暮らしの作り方』 2014年5月31日 テラコハウス7限目『やりたいことをやる。自由な生き方学』 2014年6月14日 テラコハウス8限目『可愛いお金には "幸せな" 旅をさせよ!』 2014年6月17日 テラコハウス課外授業『高千穂町での田植え』 2014年9月20日 テラコハウス9限目『年金の話と僕らの未来』 2014年10月11日 テラコハウス10限目『TPPデビューのススメ!』 2014年11月7日 テラコハウス11限目『「SIMフリー」って何だろう?』 2014年12月1日 坂爪圭吾さんと語る会 ~肩書きのない、新しい生き方~ 2014年12月13日 テラコハウス12限目(昼の部)『お金をめぐる冒険〜ゲームを通してお金の流れを体感してみよう!』 2014年12月13日 テラコハウス12限目(夜の部)『街場の経済論1』 (※その他、利用者の方々の素晴らしい持ち込み企画多数でございました) 1年を通して、多くの方々がこの場所に集まり、対話や学びの時間を通じてお互いに結びつくキッカケを生めたのではないかと思います。 また、フェイスブックページ「ハタラクラスinfo(https://www.facebook.com/hatarakurasu)」ではイベントアナウンスやレポートに加え、 新しい働き方や暮らし方に関する情報を不定期に発信することで、新しい価値観と出逢われる方々も多くいらっしゃったのではないかと思います。 私たちの人生を豊かにしていくためには、世界中に存在する多様な働き方を知り、自分のやりたいことと社会に求められていることとをうまく結びつけ、 本当に自分に合った仕事を導き出していくことが何より大切だと考えてきました。 しかし、ハタラクラスでのこの1年を通して、働き方以前に、人間として「物事の本質を見抜く力」だったり、日々の暮らしの中に隠れた「慣習を疑うこと」といったスキルが備わっていないことには、 多様な暮らし方や働き方を手にしていくことは非常に困難であるということを感じました。 暮らし方や働き方に限らず、"生き方そのものをアップデートしていく"ことが大切なのです。 2015年はハタラクラスとしても更なる飛躍の1年とするため、その辺りを考慮した上で運営システムを少し変更することを考えています。 リニューアル後の正式なオープンは来年2月初旬頃を予定しております。 中身の詳細について、また正式な発表に関してはハタラクラスinfoのページにてアナウンスさせて頂きます。 この度は皆様のお陰でハタラクラス1周年を迎えられたことを深く感謝致します。 来年も皆様にとって幸多き1年となりますよう、お祈り致します。 今後ともハタラクラスをどうぞよろしくお願い致します。 2014年12月15日 ハタラクラス室長 戸越正路 もっと見る
応援ありがとうございました
2013/11/27 18:09ご挨拶が遅くなりました。 この度は次世代ハローワーク型シェアハウス「ハタラクラス」のプロジェクトを応援して頂き、ありがとうございました。 おかげさまで目標金額を大幅に越えて達成することができました。 これもひとえに、情報の拡散にご協力頂いたみなさま、直接ご支援を頂いたみなさま、そしてこの場を作って頂いたFAAVO事務局のみなさまのおかげです。 ハタラクラスという場所は、関わる全ての人と一緒に作り上げていく場所だと考えています。 ボク一人でその全てを作り上げることはできません。 多くの人にとっての希望の場所にできるよう、ボクにはボクのできることを通して、その一部を形作っていきたいと思います。 ハタラクラスオープンは12月中旬を予定しています。 準備が整いましたら、そのうちSNSなどでお目にかかれることと思います。 おそらく派手な露出はしませんが、ひっそりコソコソと、様々なプロジェクトを始動させていきたいです。 ハタラクラスで生まれるプロジェクトに関わってみたいという方は、ぜひいつでもご連絡ください。 この度は本当にありがとうございました。 2013年11月27日 戸越正路 もっと見る
壁塗りをDIYしました
2013/11/18 01:15一昨日はハタラクラスの居住スペースである、8畳の和室の壁をリフォームしました。 ちなみに塗装前はこんな感じ。(壁の色がくすんでいて、部屋全体が暗め・・) この壁を全面にわたってコテで剥がし、残った粉末を取り除いてから漆喰を塗る、という作業を行いました。 メンバーはComing館住人の男子2人とその友達、それから現在世界放浪中で、ひょんなキッカケから2週間ほど前にComing館に流れ着いたスコットランド人のデイビッド(30歳)と、ボク(戸越)の5人で行いました。 全員、生まれて初めての漆喰塗り。 みんな初めはぎこちない動作でしたが、慣れてくると、左官屋さんと見間違うほどの手際の良さを発揮してくれていました。笑 特にデイビッドの仕事の早いこと早いこと・・。笑 初めは3日ほどかかると思っていた作業でしたが、僅か1日で完了させることができました。 しかも素人がやったとは思えないほど、なかなかの出来ばえです。 これも、手伝ってくれたみんなのおかげです。 今回、壁塗りを自分たちの手でやってみて、"生活の中身を手作りすること"の重要性を垣間見れた気がします。 現代はモノやサービスが溢れてる時代だし、しかも安いお金で簡単にそれを受け取ることが可能です。 だけど、既存のモノやサービスに対する依存は、ヒトが生き抜く上で本当に必要な力を鈍くさせるのではないかと考えています。 突き詰めて考えてみれば「生活にそれほど必要ないんじゃないの?」と思うようなものを大量に抱え込んでしまって、 結果的にそれが家計を圧迫して、苦しい仕事や生活を虐げられている人は、ボク自身を含め意外と多いんじゃないかと感じています。 初めに、「自分たちの力でできないか?」考えてみることが大事。 自分たちで手作りすると、それに対する愛着も湧きますしね。 それにしても、こうやって、困った時に身近に力を貸してくれる仲間がいることは、本当にありがたいことです。 もっと見る