“裸の付き合い”で人生を学ぶ場を。廃業した銭湯『鶴乃湯』を復活させたい!

日常的な町中での交流が失われつつある江津駅前に温かい多世代交流を取り戻すため、廃業になった銭湯を再生させるプロジェクト。まずはファンづくりと資金集めのためにオリジナルグッズを制作します。

現在の支援総額

587,000

112%

目標金額は520,000円

支援者数

67

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2015/04/20に募集を開始し、 67人の支援により 587,000円の資金を集め、 2015/06/20に募集を終了しました

“裸の付き合い”で人生を学ぶ場を。廃業した銭湯『鶴乃湯』を復活させたい!

現在の支援総額

587,000

112%達成

終了

目標金額520,000

支援者数67

このプロジェクトは、2015/04/20に募集を開始し、 67人の支援により 587,000円の資金を集め、 2015/06/20に募集を終了しました

日常的な町中での交流が失われつつある江津駅前に温かい多世代交流を取り戻すため、廃業になった銭湯を再生させるプロジェクト。まずはファンづくりと資金集めのためにオリジナルグッズを制作します。

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駅前商店街にある銭湯『鶴乃湯』を再生させたい

FAAVOをご覧のみなさま、はじめまして。島根県江津市の駅前銭湯を再生させるプロジェクト発起人の田中健一郎です。 僕は高校卒業後に上京した後、実家の建築会社を継ぐためにUターンし、一流建築家を目指して勉強中です。 2013年、江津ビジネスプランコンテストで、廃業した銭湯を再生させようというプランを発表し、審査員特別賞を受賞。仲間の後押しを受け、本プロジェクトを本格的にスタートさせました。廃業した銭湯『鶴乃湯』を、「子どもたちが学べる銭湯」として再生させたいと考えています。 ▲『鶴乃湯』入り口。現在はお風呂の機能はなく、「銭湯居酒屋」や「手ぬぐ染めワークショップ」など、温かい交流が生まれる場所として活用している。
▲『鶴乃湯』煙突。商店街のシンボルとして復活させていきたい。
しかし、いきなり開業というわけにもいきません。設備投資も必要で、段階を踏んで再生をしていこうと計画しています。 まずは、銭湯グッズの販売、鶴乃湯スペース貸出事業、地域向けイベントなどからはじめ、応援団を募るとともに資金調達を行うことにしました。 今回、FAAVOで募らせて頂く資金は、その銭湯グッズの開発費です。

閉じてしまった銭湯を「人を育てる」「人が育つ」場にしよう

▲江津市内。人口2万5千人を切ってしまった、島根県にある小さなまち。 江津市は島根県内で最も面積が狭く、中国地方の中で最も人口が少ない市です。 かつては多くの商店が軒を連ね、栄えていた駅前商店街も、人口流出や消費行動の変化により、足を運ぶ人の数が激減。自然と「人と人とのつながり」も薄くなっています。道端で挨拶を掛け合う光景が減り、交流も狭く限定的になってきているのが現状です。 ▲万葉の里商店会(あけぼの通り)。昼間にはほとんど人が歩くことがなくなってしまった。 地域に住む子どもたちはどうでしょう。コミュニケーションを取るのは家族や親戚、友達など限定的になり、近所のおじちゃんやおばちゃんなど家族以外の人に「かまってもらう」機会、そこから得られる経験や学びの機会が少なくなっています。 その機会を取り戻すため、僕たちは最高のコミュニケーション“裸のつきあい”が生まれる銭湯に可能性を見出しました。地域で「人を育てる」「人が育つ」場をつくり、幅広い交流、社会に出た時に役立つ学びと経験ができる場として、閉じてしまった銭湯を再生したいと考えています。

銭湯は自然と交流が生まれる場。そして、最高の学びの場!

僕たちは、プロジェクトの活動を通して、銭湯を交流の場だけではなく、子どもたちや若者にとっての「人生の学び場」にして行きたいと強く願うようになりました。 特に子どもたちには最大限の学びを提供したいと思っています。新しく生まれ変わる『鶴乃湯』では、お客さん同士との交流だけではなく、子どもたちを番台に立たせるなど、銭湯の運営や営業のお手伝い体験ができる環境にしていきたいと考えています。 銭湯の集客を集めるための宣伝、お客さんに対しての接客、商店街の活性化につながるようなイベント企画、銭湯内で駄菓子屋なんかを開いてもらうのも良いかもしれません。 鶴乃湯のお助け人として、親戚や友達以外の沢山の人たちと触れ合い、社会経験を積み上げることが出来るのです。こうやっていろいろな人たちのもとで育ち、責任を与えられ、小さな規模ですが社会を学んだ子どもたちは、他人のことを気づかい、思いやりのある行動が取れる大人へと成長していけるのではないでしょうか。

オリジナルグッズをきっかけに銭湯の存在を知って欲しい

銭湯はそんなに簡単に再生させることは出来ません。再生の第一歩として、鶴乃湯の存在、プロジェクトの活動内容を地域の方々に知って頂く必要があります。そして少しでも多くの人に銭湯再生の応援団になってもらい、修繕に必要な資金を集めていこうと思っています。 プロジェクトの立ち上げの際、地元のデザインスタジオ「D52」の佐々木さんにポップでキャッチーなプロジェクトのイメージキャラクターをデザインしていただきました。
▲デザイナーの佐々木さん(※注:佐々木さんは猫ではございません。)
今回は、そのキャラクターを使って子供はもちろん大人も使いたくなるような「銭湯グッズ」を制作します。 今後予定しているイベント(ドラム缶風呂ワークショップや足湯cafeなど)の際にはこの銭湯グッズを持参していただき、「銭湯グッズを持って銭湯に通う」という、もう駅前の商店街では見ることが出来なくなってしまった風景を再生させたいと思っています。

銭湯を世代間交流の場に

僕たちは銭湯を再生させ、多世代が交流できる場を作りたいと思っています。「今の時代、銭湯なんて必要?」と言われるかもしれません。家にお風呂が当たり前にある現代に「清潔を保つ場」としての銭湯は必要ないのかもしれません。しかし、銭湯には「清潔を保つ」以上の役割がありました。 社交の場です。お湯につかり心も体もリラックスした状態は、“裸のつきあい”が生まれます。また、若年層にとってはマナーを学ぶ貴重な場となります。 これまで、商店街と連携を取り、世代間交流を作り出すイベント等を行いながら銭湯再生をPRし続けてきました。目的は、銭湯の雰囲気と役割の再現です。先日行った、イメージキャラクターのモザイクタイル絵作成企画では、大人が子どもに「上手じゃん!」「ふざけてたら他の人の迷惑になるよ!」と声をかける場面も見られました。みんなが自然と笑顔になり、世間話を交わし、これまでなかった世代間の交流が生まれました。 まさに世代間交流。約1年間かけて、僕たちが銭湯で作り上げたいものを皆さんに伝えてきました。

スケジュール

銭湯再生の目標は5年後です。そのためには改修の資金集めだけでなく、応援して頂ける協力者を募ることや銭湯の必要性をもっともっとPRしていかなければなりません。 5年後の再生に向けて、(今回製作を予定している)オリジナルグッズを販売し、オープンスペース貸出事業を走らせながら情報を発信していくことで、更に資金を集め、協力者を募って行く予定です。 ★2015/4 商品開発準備 ★2015/5 商品販売開始、オープンスペース事業の開始

集まった支援の用途とその内訳

★商品開発費 ★PR費 まずは「鶴乃湯」の存在を知ってもらうこと、そして「鶴乃湯」の必要性に共感してもらうこと。地元のデザイナーさんが描いてくれたキャッチーで可愛い鶴乃湯のイメージキャラクターを全面に出して、江津を中心に全国に銭湯再生プロジェクトを広めていきたいと思います!

最後に

▲江津を愛するプロジェクトメンバー。お湯に負けないくらい温かい交流をつくりたい。 この1年間で多くの仲間が集まり協力してくれました。今後も、僕らの力だけではなく、もっともっと多くの人を巻き込み、地域住民の方々と一緒に、一歩ずつ前進していきたいと思っています。 銭湯を再生させるということは決して簡単なことではありません。僕たちには銭湯再生という大きな壁を乗り越えていくための武器が必要です。今回、FAAVOにて集めることが出来た資金でオリジナルグッズを制作し販売していくことで、銭湯再生に向けての第一歩を踏み出していきたいと思っています。 みなさまの温かいご支援をお待ちしております。何卒、よろしくお願い致します。 【団体名】ごうつ駅前銭湯再生プロジェクト 【代表者】田中 健一郎 【facebook】https://www.facebook.com/project.521010

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  • あと10時間を切りました。振り返ってみると、このクラウドファンディングは多分プロジェクト始まってから一番色んな事を考えた2ヶ月だった!  やはり1番自分のなかで印象的なのは、銭湯プロジェクトをやるきっかけになった地元の町内の人たちに面と向かって話ができたことだったかな^ ^今まで怖さや恥ずかしさから逃げてきた僕だけど、面と向かって自分の想いを伝えたら、協力するって言ってくれたし、自分の中で作りたい人間関係を再確認することができた。  それで、ここ最近ずっと考えてたんです。なんでこの人たちの人間関係はこんなに熱いんだろって。んで、いろいろ悩んで出した答えが、ホントすごく単純なことで、みんな毎週顔合わせてるんですよね。毎週飲み屋で顔合わせて、腹割って話しして、たくさんの時間を共に過ごしているから、多分もっと他に理由はたくさんあると思うんだけど、根本のキッカケになってるのはやっぱりそこじゃないかなって思います。  僕の今までの人間関係を思い出してもそう。この銭湯プロジェクトでは、せんト~クというみんなが集まる機会を2週に一回(第2、第4水曜日)設けてます。やり始めた当初は、元々僕の案ではなく義務的にやっていたところも正直あり、居心地はあまり良くなかったんです。でも、現在17回せんとーくをやってみて、定期的にみんなと顔を合わせていると、不思議なもんで最近このせんト~クの場が自然と居心地が良いものになってきている。来てくれる人もすごく多くなってきたし、第2、第4水曜日が今はすごく楽しみで仕方なくて…^_^  まあ僕はが上に書いたことはすごく当たり前のことだと思うんですけど、でもやっぱりこの江津市には人と接する機会や場所が絶対的に不足していると思う。僕も地元に帰ってきた時、そこで1番困って、悩んで、自分でなんとかしようって動いた結果、地域のおっちゃん達にその付き合いを教えてもらった。そんな経験があったから、銭湯プロジェクトもやることになった。全て人と接することから僕の人生は動いているし、実際に人付き合いをあまりしてなかった時期より、今の方が格段に楽しいんですよね。  みなさんはどうですか?みなさんの周りには、自分がホントに困った時、絶対に助けてくれる、尻尾掴んだら絶対に逃げない人間は居るだろうか?居るのであれば、多分その信頼できる人とははたくさんの時間を共に過ごしてきているはずですし、何よりそんな付き合いってホントに相手のこと信頼してるし、良い意味で心が楽ですよね。俺はそんな付き合いをこの町のみんなに知ってほしいし、今後もしたいわけなんです。  今現在鶴の湯がある江津駅前は活性化の動きがあり、大きいホテルや施設も建つし、道路も広がる、いろんなお店も今後増えるかもしれない。でも、根本の人間関係、みんなで助け合っていくことがこの街の活性化の動きの本当の中身として必要なことだと僕は勝手に思ってます。そのためにはやっぱりまず顔を合わせて、会話をして、それを繰り返すことができる場が必要なんじゃないかって思います。  だから銭湯!銭湯に来る理由はみんなにも必ずある!だって風呂はみんな1日1回は入るし僕たちにとって実に身近だ!週末は鶴の湯で風呂に入る習慣を作ろう!そこで、いろんな人と顔合わせて、風呂上がりに最高のビールを飲みながら話そうよ^ ^お風呂に入ってる時も、人に迷惑かけないように、常に人に対して気を使う場!こんなに人に自然と関心が持てる場はないと思う。まずそんな場がないと、事は始まらないでしょ?そこで、みんなを楽しませることができるように、みんながつながるように僕が銭湯再生までの段階で一生懸命修行します!そんな場を将来作りたいんです。そして、鶴の湯でお湯のように熱い人間関係ができたら、その付き合いを小さい子供達にも伝えて、立派に育ってほしいわけです!  今の鶴の湯には湯を沸かす機能はないけど、せんト~クという定期的に人に会う場を作ってます!まずはそこに来てみてください!本音言えばプロジェクト一緒に盛り上げてほしいけど、今の段階では楽しんでもらえるだけで良いと僕は思ってます。まずは人と接することが大事だから! とにもかくにも、みなさんのおかげで今後も頑張れます!!本当に感謝してます!今後とも銭湯プロジェクト応援してください!よろしくお願いします。 もっと見る
  • 目標金額達成!

    2015/06/14 20:29
    えーっと今までの文を見た人から「お前の文は長ったらしい」ってお叱りを受けるもんで、今回はなるべくわかりやすく。プロジェクトの記事を書かなきゃいけないんですけど、今日は僕自身のことについて。 まず最初に520,000円みなさんのおかげで達成できました。ありがとうございます。 簡潔に今回のクラウドファンディングで思ったこと!っていうかみんなに気付かされたこと。俺は逃げてたってこと。 実は僕、以前の田中健一郎ってのが大嫌いで。人見知り&不愛想&腹割って話しない&ノリ悪い…   言い出したらきりないんですけど、自分の中では最悪な人間で。でもこっちの街に帰ってきていろんな人とふれあって、町の人たちにすごく前向きな気持ちに変えてもらって、やっぱ人と接することが大切なんだって心の底から思ったから今こんなプロジェクトやってるわけですけど、やっぱり心のどこかではそんな自分と向き合えてなくて、以前の自分を知る人にはあんまりこのプロジェクトのことを話してなかったかな。逃げてました。 でもそんな逃げの姿勢があるやつに支援してくれるほど世間は甘くはなくて、前半1か月過ぎた時点で、達成率20パーセント台。このまんまじゃどうにもなんないってのは目に見えてわかったんですけど、やっぱり人が接して何ぼのプロジェクトだから、Facebook通じて伝えるんじゃなくて直接伝えなきゃ筋が通らないし、今まで伝えてなかった人たちにも伝えなきゃなって思って。僕が変わらないとダメだって思いました。お金が絡むことだからめちゃくちゃ怖かったですけど、だからたくさんの人に会ってお願いして、電話もして、自分なりにできることをやりました。そしたら不思議と支援者数もシェアしてくれる人も増えていって、やっぱり逃げずに心から伝えたら伝わるんだってホント実感しました。 あと、僕実は高校までずっと野球部だったんですけど、その時のチームメイトとはたくさんの時間を過ごしたから、ホントのホントにダメなとき、最後の最後に頼れる人としてお願いしようっておもってたんですけど、野球部の仲間の一人が僕の知らないうちにLINEで情報をいろんな人にまわしてくれてたりして、それ知ったときはホントうれしかったなー。ありがとね。 あー、それともう一個わすれちゃいけない!僕の地元の町の人ともお話してきました。(わからない人は前々回の記事読んでください)「自分は今まで逃げていたけど、もっとこの町の人と関わりたい、一緒に活動したい」ってこと、伝えてきました。みんな「そりゃ気にしすぎでしょ」って言われたけど、「よし一緒にやろう!遠回りだったけどそれがお前の力になるんだ」って言ってくれた。それになんだかみんな嬉しそうだったな。まあ気にしすぎなのかもしれないけど、いつかは言わなきゃ駄目だったんですよね。今まで逃げてきたことに対していつかはケジメつけなきゃね。このプロジェクトも僕がリーダーである以上はそこが一番大事なとこだと思うし、そこができたから、このプロジェクトも今後変わっていくとおもう! 今まで逃げてた僕を「それじゃダメだぞ」ってみんなが尻ひっぱたいてくれたから成長できました!ありがとうございました。今日は僕個人のことですが、プロジェクト全体のことについても後日書きますね!このプロジェクト、覚悟持ってやります! ありがとうございました! クラウドファンディング、あと少し期間があるので引き続きご支援よろしくお願いします!結局長くなっちゃいましたね…  今後とも応援よろしくお願いします。          江津駅前銭湯プロジェクト 田中健一郎               もっと見る
  • ありがたさ

    2015/06/08 22:20
    こんばんは。ご支援ありがとうございます!70パーセントを越えそうです。あと少し、やり切ります。応援よろしくお願いします。 先日、中国新聞に当プロジェクトの記事が載ったのですが、なかなか記事を探し求めても見つからずにいましたが、つい最近仲の良い飲食店さんが中国新聞をとっている事を知り、お店に取りに行きましたが、なぜかその日の新聞だけなくなっているとのこと>_< わざわざ新聞社に問い合わせて取り寄せてくれるとのことです!ありがとうございます。日々いろんなあったかみに触れています。仕入れたら公開しますね^_^ そして今日は、支援してやると電話してきた友人、できる限りのことをすると言ってくれた友人、直接お金を渡しに来てくれた方もいた。絶対に成功させます。 もっと見る

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