まいスキッ!編集部の川瀬と申します。
2012年から5年にわたり、米原市との協働事業で「米原タウン情報誌 まいスキッ!」を発行してきました。
まいスキッ!は、米原市の人、モノ、コトを色々な角度から取り上げたフリーペーパーです。
米原の人、モノ、コトを取材し情報発信した冊子です。
市外の人に米原の良さを知ってもらうのはもちろん、市民のみなさんに米原を再発見してもらえた冊子でもありました。
5年間で製作した冊子は全17冊、取材した人たちは100人以上。
その中には、Iターンして飲食店を開いた人、Uターンして農業をしている夫婦、伝統の祭りを守り伝える人たち、米原に新しい観光地を作った人、子どもたちが安心して飲めるおいしい牛乳を作る人・・・。
みなさん、色々な思いを胸に米原の地で暮らしています。
米原で頑張っている人を取材して感じたのは、みなさん前向きで「笑顔が素敵」ということ。特別なものは何もない田舎だけど、自然に囲まれ好きな仕事をして自分らしい暮らしをしている。
取材をしていると、素敵な笑顔の奥には、一人ひとりのストーリーがあり、その等身大の生き方がありました。
そして、この「笑顔が素敵な人たち」をもっと掘り下げて紹介したいと思うようになり、本を制作することにしました。
今回、FAAVO滋賀において印刷資金を募集させていただけたらと思い、応募させていただきました。
スタッフ
小野千穂:フリーアナウンサー
一緒に取材していて、いつも元気な米原の人たちに刺激をもらっています。
どうして、この人たちを取材し本にしようと思ったのか?
米原市は、新幹線の駅はありますが、全国のどこにでもある人口4万人程度の田舎まちです。
全国の田舎と同じように、米原市でも色々な問題が課題となっています。
人口減少による過疎化問題。どんどん進む高齢化問題。過疎化に伴う空き家問題など。
集落の高齢化率は28.5%
市内の空き家は730戸
このような問題の要因の一つに、田舎では働き先がないということが上げられます。若者の就職先がないため、都市部に出ていき過疎化・高齢化を加速させています。
しかし、私が知っている人たちは、田舎である米原で好きなことを仕事にして、米原での暮らしを楽しんでいる。みなさん、大変なこともあるでしょうが、前向きで自分の仕事に取り組む姿は、いつも元気で笑顔に溢れています。
この人たちの素敵な「笑顔」を見ていると、お金や物にとらわれるだけでなく、自分らしく、楽しく、豊かに暮らせることが本当の幸せだと感じます。
色々なライフスタイルが選択できる現在。この人たちのような暮らし方を紹介することで、自分らしい生き方、地域との繋がり、更には田舎暮らしの素晴らしさを沢山の人に伝えたい。そして、少しでも田舎で働き暮らすヒントになればと思います。
○まいスキの本 掲載予定
上野華江
タイトル:野山の恵みを生かした、元気になる料理
コメント:米原の野山の自然は私にとって宝の山
白谷明子
タイトル:彼女をお菓子好きにした一冊の本
コメント:笑顔の源は、ケーキを喜んでくれるお客さんの笑顔
大内眞由美・陽子
タイトル:伊吹山と黄色いティーカップ
コメント:壮大な伊吹山が見えるこの場所でカフェができて幸せです。
伊藤舞 藤居明里
タイトル:両親の背中を目指して
コメント:日本中の人に指輪で笑顔になってもらいたい
大澤恵理子
タイトル:気持ちよくて居心地のいい庭づくり
コメント:米原の自然と居心地のいい庭に包まれる喜びを体感してほしい
清水和彦
タイトル:みんなが飲んだ米原のソウルドリンク
コメント:米原の子ども達が伊吹牛乳を飲んで元気に育って欲しい
○まいスキの本 概要(予定)
サイズ A5 フルカラー
ページ数 80P
発行部数 2000冊
販売価格 1,000円
お問い合わせ先
【団体名】 米原フリーペーパー
【代表者】 川瀬 篤志
【メール】 maibara@maisuki.net
【ウェブサイト】 http://maisuki.net/index.html
【フェイスブック】 https://www.facebook.com/Maisukifree/