尼崎のものづくりのチカラで、尼崎城のプラモデルを作りたい!

2019年3月に開城した尼崎城のプラキットの商品企画にむけて活動する市民団体です。第1弾として市内企業が連携してシャチホコのミニプラモを制作し、2019年7月から発売中。今後はフルパッケージの尼崎城のプラモデル化をめざします。

現在の支援総額

1,124,000

112%

目標金額は1,000,000円

支援者数

161

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2018/11/02に募集を開始し、 161人の支援により 1,124,000円の資金を集め、 2018/12/30に募集を終了しました

尼崎のものづくりのチカラで、尼崎城のプラモデルを作りたい!

現在の支援総額

1,124,000

112%達成

終了

目標金額1,000,000

支援者数161

このプロジェクトは、2018/11/02に募集を開始し、 161人の支援により 1,124,000円の資金を集め、 2018/12/30に募集を終了しました

2019年3月に開城した尼崎城のプラキットの商品企画にむけて活動する市民団体です。第1弾として市内企業が連携してシャチホコのミニプラモを制作し、2019年7月から発売中。今後はフルパッケージの尼崎城のプラモデル化をめざします。

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「おわかりただけただろうか」
いきなり心霊特番のナレーションの様な書き出しになってしまったが、今回はプラモデルにおける『アンダーゲートランナー』について書きたいと思う。

プラモ尼崎城の第一弾の取り組みとして『シャチホコプラモ』のクラウドファンドを現在行っているが、シャチホコと聞いて一番に思い浮かぶのは、やはり『名古屋城の金鯱』ではないだろうか。鯱に初めて金を施したのは、信長の安土城、秀吉の大阪城と諸説あるようだが、有名なのは家康の築城した名古屋城の金鯱だと思う。

ミーティングでシャチホコプラモを作ろうと決まった後でも、やはり如何に金色にするかということで議論は持ち切りだった。考えられる手は、①金色メッキ加工(a.蒸着/b.どぶ漬け) ②金色塗装 ③金色の樹脂による成型。幸い我々のメンバーには、樹脂成型のプロである宮本さんがいるので、コストを抜きにすれば問題ないと思う。また、メッキ加工にしても塗装にしても、探せば協力してくれる工場はある(はず)。

ここまで書いて、金のシャチホコプラモは(やろうと思えば)出来るのに、何故『アンダーゲートランナーに憧れて』と言う(大袈裟な)タイトルで長々と書いてきたのか、そもそもアンダーゲートランナーとは何なのか。

一般的なプラモデルは、サイドゲートランナー(部品の側面に枠がつながった状態)から部品を切り離し、接着剤での固定や、スナップフィット(シャチホコプラモが目指すのはコレ)で組み立てる。ランナーから切り離すと、どうしてもその痕(バリ)が残る。このバリを様々な方法で、綺麗に処理するのだが、ランナーに付いた状態でメッキや塗装の加工をすると、バリ取りした部分にはメッキや塗装がのっていない。

これを解消する方法としてアンダーゲートランナー(部品の接着面など、完成後に見えない部分に枠がつながった状態)が存在する。アンダーゲートランナーであれば、組み立てたプラモデルの見える面には、ゲート痕がないので、メッキ加工や塗装が映える。

「見た目が美しいプラモデルを作ることが出来るなら、なぜすべてのプラモデルに採用しない」と言う声が聞こえてきそうだが、このアンダーゲート、実は作るのが非常に難しい。パーツとパーツの接着面にゲート痕が残るので、ゲート処理がキチンと出来ないと組み立てる事もままならない。なので、一般的なプラモデルでは、なかなか採用されない。まぁ製作費の問題もあるのかもわからないが。。。

タイトルで『憧れ』とあるように、シャチホコプラモでの採用は難しそうだが、私たちのクラウドファンドが、何かのきっかけで爆発的な知名度を得て支援をいただき、達成率200%や300%になる様であれば、あながち夢ではなくなるのかも知れない。

「シャチホコプラモをアンダーゲートで作る。」信じるか信じないかは、あなた次第。。。です。
(文と写真:長谷川亮太)

 

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