宮崎で「ハタラク」楽しさを伝えたい!
こんにちは。私たちは「みやざきジョブシャドウィング実行委員会」です。私たちは宮崎で働く宮崎県職員、宮崎市職員、県立高校教諭、NPO職員等で構成する実行委員会で、宮崎の高校生を対象に2年前から「ジョブシャドウィング」を実施してきました。
社会人が働く現場で影のように密着(シャドウィング)することで、日頃体験できない社会人の仕事ぶりを肌で感じてもらうものです。将来の目標が決まっている子どもたちはもちろん、社会に出るということをまだ意識していない子どもたちに対して、社会人と出会う場を設け、「働く」ということについて考えてもらい、「社会ってこういうところなんだ!」「こういう仕事おもしろい!」といった意識が芽生えて欲しいという想いでこれまで活動してきました。
これまで4回のジョブシャドウィングを実施し、数多くの企業、高校生に参加していただきました。いずれ社会に飛び出していく子どもたちが行動するきっかけ作りの『場』として、社会で働くかっこいい大人の姿を見せる『場』として、これからもこの「宮崎ジョブシャドウィング」で宮崎を盛り上げていきたいと思っています。

名刺交換の練習中‼
高校生にとって、本当に貴重な経験なんです。
これまで4回のジョブシャドウィングを実施してきました。高校生にとってどんな経験だったのか…感想をお聞きください。
体験前までは社会人になって働くことにもやもやした不安を抱えていた。しかし、体験を通じて「どういった現場なのか」がある程度見えてきて社会人になることに少し前向きになった。(高校2年生 男子)
将来自分はどうなりたいのか、どんな職業に就きたいのか、体験前よりもより明確になった。身近にいる社会人は家族や学校の先生とかしかいなくて、仕事についてもあまりたくさんのことを知っているわけじゃなかったので、今回の体験でもっと視野が広がった。(高校1年生 女子)
ちゃんと考えよう。自分のやりたいことを見つけよう。(高校2年生 女子)
理学療法士についての考え方、体験前はきついんだろうなとか何かをしてあげる仕事だという認識だったが、体験後は自分が利用者に教えられることの方が多いこと、喜びもたくさんあるということがわかった。(高校1年生 女子)

マインドセットで目標を考えます
保護者の方にとっても、貴重な機会になっています。
少しつまづき、向かうべき夢も見失いかけている時でした。1日目から「楽しい!」「自分に合っている!」と目を輝かせて帰ってきました。子どもに紹介され、詳しく知らなかった企業さまの魅力にも気づかされました。参加させていただき、ありがとうございました。(高校2年生の保護者)
2日間を終え、帰宅してから同居する祖母と積極的にコミュニケーションをとるなど、自分の夢と将来が具体的に結びついたことが行動変容につながっているようです。貴重な機会をいただき、誠にありがとうございました。(高校1年生の保護者)
ご多忙な中、貴重な体験をさせていただきとても喜ばしく思っております。次世代を担う彼らにとって、建設的な指標が定められたように見受けられます。ありがとうございました。(高校2年生の保護者)

実際のジョブシャドウイングの様子
実は企業の方にも貴重な機会になっています。
この仕事(農業)を始めたキッカケを聞かれた時、もう何年も昔の事だったので忘れかけていました。(百姓隊)
建物の完成検査時に「これは傷ですか?」という質問に、私たち業者は当たり前だと思っていた仕上がりだったので、素人目に見たら「傷」見えるという事を知り、改めてお客様目線に立たせてもらうことが出来ました。(Smile工房)
事業所の職員に対してたいへんいい刺激になります。(挨拶や元気良さなど)将来の夢ではなく、現実的に自分が目指している職業人の働く姿を間近に見ながら、自分の進むべき道に確信が持てれば、高校生にとって貴重な体験となると思います。(健康くらぶ万智)
学生にとっては、リアルなビジネスの現場を体感できる貴重な場だと思います。インターンとは異なり用意されたプログラムを行うのではなく、本当の現場を見ることのできる機会は多くの学生さんに経験してほしいです。(株式会社 アラタナ)

ジョブシャドウイングの一日が終わりました。充実した表情‼
今年は2回開催予定!!
参加した高校生から、「また参加したいです!」「友達にも紹介します!」という声があり、今年も2回開催予定です。まずは7月、そして冬にも開催予定です。
しかし、チラシやポスターの印刷代、会場使用料、事前のマインドセットに使用する模造紙やさまざまな必要経費があるので、このままでは活動の継続が難しい状況にあります。そこで、今回からクラウドファンディングを活用してみなさまの支援をいただきながら運営を広げていきたいと考えています。

高校生の未来へのギフトです。
これまで4回のジョブシャドウイングを実施してきました。それでもまだまだ発展途上です。チラシで参加者を増やしたり、協力いただける宮崎の社長を探していくためには、みなさんに知っていいただき、浸透させていく「大きな山場」を迎えています。ここから先は、私たちだけで進めていくのは限界があります。高校生の未来へギフトを送る想いで、みなさまからご支援をいただきたいと思います。
“宮崎の未来へのギフトとなるクラウドファンディング”
10年後、20年後の宮崎の未来を担うのは、今の高校生たちです。「みやざきジョブシャドウイング」はその未来へのギフトなのです。宮崎の未来へのギフトを贈りたいと想う、私たちの活動・理念に共感いただけるみなさん。どうか力を貸してください。

今後のスケジュール
『第5回みやざきジョブシャドウイング』
事前交流会・・・・・・・・2016年7月16日(土)
ジョブシャドウイング・・・2016年7月20日(水)
『第6回みやざきジョブシャドウイング』
2017年2月中旬に開催予定
集めた資金の使い道
★プログラム運営に関わる費用
・チラシ印刷代(10,000枚)・・・・・・・5万円
・チラシ郵送代・・・・・・・・・・・・・5千円
・資料印刷代・・・・・・・・・・・・・・5千円
・備品購入代(模造紙・ペン等)・・・・・1万円
★お返しにかかる費用(品代・郵送代)・・・5万円
★手数料(20%) ・・・・・・・・・・・・ 3万円
起案者情報
みやざきジョブシャドウイング実行委員会
○ホームページ
http://miyazaki-jobshadowing.jimdo.com/
○facebookページ
https://www.facebook.com/miyazaki.jobshadowing/
最新の活動報告
もっと見る選択肢が多い時代だからこそ、必要なプログラム
2016/07/15 09:47今回は、第4回のジョブシャドウイングに参加してくれた 娘さんとお母さんからメッセージをいただきました! まずは娘さん(高校生)からのメッセージ。 どうしてジョブシャに参加しようと思ったの? 単純かもしれないけれど、本当に進路について悩んでいたしもしかしたら、自分のしたいことが見つかるかもしれないということと、1日仕事をシャドウィングっておもしろそうだなという気持ちで参加しました。 参加してみてどういうことを感じたかな? 遠かろうが近かろうが自分のやりたい仕事っていうものは努力次第でなれる。参加したメンバーやスタッフの方たちと出会えて色々な積極的な考え方、目標がみつけられた。 ジョブシャから1年が経ったけど、いまの自分にジョブシャに参加したことによる影響がなにかあると思う? 仕事に対する漠然とした不安から解放された気がする。自分のやりたいことだったら自分の努力でできるという確信が持てたこと。 ジョブシャのスタッフの方たちはみんなボランティアで行ってくれていることにとても感動したし感謝しています。このような機会があったか、なかったかでは自分の仕事に対する考え方が変わってきたと思う。ありがとうございました。がんばります!! 次に、参加した高校生のお母さんからのメッセージです。 ジョブシャを経ての娘さんについて何か変化を感じられましたか? まずはジョブシャドウイングで手渡された名刺と名刺ケースに感動していました。ジョブシャは、オリエンテーションがあるのがとてもいいシステムだと思います。 あと、体験が終わった後みんなでそれぞれの体験を報告しあったことと、後日感想文を提出したことも良かったです。 娘の場合もそうでしたが、お友だちを誘ったけど、一人で行動することに躊躇したようで、結局そのお友だちは参加しなかったようです。 なにかひとつ一歩踏み出してせっかくの貴重な体験をするのとしないのでは全然違うと思います。 ちょっと話はそれるかもしれませんが、ママ友とおしゃべりしてて、ジョブシャの話をしたら、親には学校での情報がとどいていなかったようで、ぜひ参加させたかった!と言われました。 ジョブシャの参加での娘の変化は、仕事は面白い!宮崎を盛り上げる大人の熱い想いを娘なりに感じたようでした。 後日ジョブシャでお世話になった方の講演会に一緒に聞きに行こうと娘に誘われて一緒に聞きに行きました。 私も普段の仕事の中では伺えない話でしたので、とても新鮮でした。 その講演会が終わった後、ごあいさつに楽屋に行き、娘が自分の進路での迷いを相談していました。 とても明快で誠実なアドバイスをいただき、私とは違う視点だったので私にもよい気付きになりました。 親の立場から見たジョブシャの魅力は? 娘たちの時代はとてもとても選択肢の多い時代です。 選択肢が多いことは豊かで恵まれていると同時に、将来の目標のしっかり持ててない子どもにとっては、とても過酷な時代だと思います。 娘もいろんなことに興味はあるけど、今一つこれ!といったものが見つからず、日々もがいている様子でした。 自分はなにがしたいのか 自分はなにが好きなのか 自分はどんな仕事をしたいのか もちろんジョブシャですべてが解決するわけではありません。しかし、ジョブシャのスタッフの方々が宮崎の未来を担う高校生のために、ボランティアでこのような活動をしてくださっているということを知ることが大きな収穫だったようです。 オリエンテーションで自分のプライベートな話をざっくばらんに話せるようなスタッフの方々だということに、私はとても驚きました。 スタッフの方々の人間的な魅力なのだと思います。 最後にジョブシャドウイングへのメッセージをお願いします。 こういう活動は、とにかく長く続けていくことがとても大切だと思います。 大学3年なら就職活動が目の前でしょうが高校生はまず進学のほうが先になるので、興味を持っても行動にはなかなかたどり着きにくいのではないかと思うからです。 もっともっとジョブシャが高校生のあいだで認知され、特に今回のように、県立高校の推薦入試の日にできることはとてもいい日程だと思います。 1度の参加人数も決して多いとはいえない、いいかえれば参加する高校生は、とても丁寧な指導のもと、ジョブシャを体験させてもらえるわけです。 1回の体験者は少ないけどきっと参加した高校生たちは貴重な体験をできたことでしょう。 もっと見る定員を超える申込み!ありがとうございます。
2016/07/04 23:057月1日、申込み締め切りました!ありがとうございます。 高校生からの申込みは、宮崎市内を中心に、一番遠くは日向市からの申込みもありました。たくさんのお申込みありがとうございます。 そして、7月3日に私たちスタッフが一番頭を悩ませる企業さんとのマッチングを行いました。 3時間を超える熱い議論の末、マッチング終了しました! 毎回毎回、この高校生と企業さんのマッチングには頭を悩ませます。希望が重複する場合もそうですが、希望理由や将来の夢、これまで頑張ってきたことなどをスタッフ全員で読み込み、どの子にどの企業さんをマッチングしたら一番良いかということを熱く議論します。 仲が悪いんじゃないんです。本気なんです。 今回から、新しく4人のスタッフを迎えました。その新しく参加したスタッフが、ミーティングを終えて一言。 「仲悪いんですか?」 そう思われるくらい、毎回本気の議論になります。すべては、高校生により良い体験をして欲しいから。そんな熱い議論を経て、マッチングが終了しました。これからは本番に向けて準備を進めていきます。随時お知らせしていきますのでお楽しみに! もっと見る
東京への進学を決意できた2日間。
2016/07/02 14:35ジョブシャドウイングに参加したのはいつ?第一回ジョブシャドウイング(2014年7月)に高校3年生の時に参加しました。ジョブシャのスタッフでもあった学校の先生の勧めもありましたし、普段話せない社会で働く大人たちと話してみたかったので参加しました。 ジョブシャドウイングはどんなプログラムだった?ジョブシャという企画は、とても新鮮でした。初めて会う大人と将来の宮崎や私自身、また社長さんのこれからを語り合う。多くのことを発見し学べた2日間でした!ジョブシャに参加した時は高校3年生でしたが、上京するかしないかとても悩んでいました。しかし、KIGURUMI.BIZ取締役工場長の加納さんが今のうちに上京したほうがいい!とアドバイスを下さり今の学校へ進学することを決断しました。他にも、親や学校からはもらえない意見をジョブシャではたくさんいただき、とても勉強になりました。 今は、何をしているの?現在は、東京•横浜にある大学で映像芸術について勉強しています。好きなことを勉強できるので、上京し、この学校に入学してよかったなぁと思っています。周りの友達と、それぞれが好きな芸術の魅力をあいあーだこーだ話すことがとても楽しいです。(みんな愛が強すぎてたまに白熱バトルになります…笑)学校以外にも、東京や横浜にはたくさんの美術館や映画館がありここでしか見られないものがたくさんあるというのも、上京して良かった点です。学生生活では様々なものに触れて、勉強していきたいと思います。 将来の夢を教えてもらってもいい?将来の事はまだまだ迷い中ですが、ジョブシャでお世話になった方のように子どもたちの視野を広げてあげられる人間になりたいです。なにか面白い映像製作に携われたらいいなと思っています。 高校生へメッセージをお願いします。 高校時代はいろんな事で悩みますが、自分の「好き」という気持ちを大切にしてください。です。私は、ジョブシャに参加してそのことを学びました。この体験では、学校では学べない事を学べます。このジョブシャはあなたを変える日に絶対なります!是非、参加してみてください! もっと見る




