
放生会が行われる筥崎宮について、宮司の田村さんをお招きしたハコトークにて筥崎宮と放生会の歴史について伺ってきました!
筥崎宮は筥崎八幡宮ともいい、宇佐、石清水両宮とともに日本三大八幡宮に数えられます。
鎌倉中期、蒙古(もうこ)襲来(元寇)のおり、俗に云う神風が吹き未曾有の困難に打ち勝ったことから、厄除・勝運の神としても有名です。
創建後は祈りの場として朝野を問わず篤い崇敬を集めるとともに、海外との交流の門戸として重要な役割を果たしました。
また、放生会については、「万物の生命をいつくしみ、殺生を戒める」ための神事として1000年以上の歴史があります。現在では多くの人々が集まる大きなお祭りです。
筥崎宮と箱崎周辺の歴史は日本古来の神話に由来するという話も伺い、改めて興味深い地域です!
また、宮司の田村さんからは現代においては「文化の継承」が役割としてお話いただきました。
文化や伝統は残っていくから役割を持てるのか役割があるから残されていくのか、継承されることの重要さについて考えさせられました。

また、筥崎宮を中心に栄えた箱崎のまちの歴史もハコフェスとともにその一部として九州大学の姿も形を変えても継承されていってほしいなと感じました。
安西





