2017/03/02 17:52

 お借りしているお宅(元空き家)のトイレのペーパーホルダーの芯の、バネの部分の調子がどうにも悪く、”ほとんどのメーカーで使用可能です”と明記してある替え芯を買ってきましたが、見事にはまりませんでした。これまでに見たことないメーカーなのですが、これどこですかー!?と亡くなったおじいさんに向けてトイレで叫んだコバヤシです。皆さんいかがお過ごしでしょうか。

 

 おかげ様で90%超、あと一息で目標額達成です!ありがとうございます!

引き続き達成を、そして更なる先も目指して頑張りますので応援どうぞよろしくお願いいたします。

 

 さて、今回はリターン品の紹介第二弾ということで、久野の中にある殿居敷自治会で作られた日本酒”殿居敷”をご紹介いたします。

 

 メイン画像はまさに昨日3月1日、殿居敷自治会内のふれあい会館で開催された酒作り定例会の模様です。殿居敷自治会の方々、+αです。

 

 殿居敷自治会は、11軒しかない、久野の中で一番小さな自治会の一つです。その昔、駿河国久能山の城主であった殿様が故あって城を築いたという古い歴史もあり、自治会名の由来になっています。

 

 画像の一番左にいるのが、殿居敷の燃える男、清男さん。清男さんはだんだんと人が少なくなっていく地区の現状に危機を抱き、寂しくなる久野を賑やかにしたい!と数年前から自治会の皆さんを上手に巻き込み、いろいろな挑戦を続けてらっしゃいます。

 そんななか2015年、画像右から3番目にいる一般社団法人つむぎや代表の友廣さんがアドバイザーとして久野に放り込まれ、スタートしたのが殿居敷酒プロジェクトです。

「自分たちが育てた自慢の米でここだけの日本酒をつくりたい!」俄然モチベーションがあがるお父さんたち。じつはコバヤシが画像手前におります愚息の産休のために里帰りしておりました間に、とんとん拍子に話が進み、友廣さんが繋いでくれて地元木次酒造さんにてお酒を造ってもらえることになりました。

 

 自治会の皆さん自らJAに持ち込んでお米の検査、木次酒造産での仕込み体験、下久野駅からJR木次線を使って木次酒造に行き自分たちだけの試飲会(田舎にとって移動手段に汽車を使うというのはそれだけでネタになるのです!)などを経て完成した純米酒”殿居敷”は、お父さんたちにとっても、本当に、久野にとっても誇れるお酒になりました。

 

 

 そしてとっても素敵な話、この酒プロジェクトの目的は「酒の売り上げで、日ごろお世話になってる母ちゃんたちに、食事会を開催する」だったんです!

 出雲大東駅内のカフェ「憩雲」の小山ちゃんに出張してもらって、真の目的達成!

 とても心揺さぶられる話ですよね(写真をお借りすれば良かった(T_T)!)

 

 そんな偉大な久野の先輩チャレンジにあたるこの日本酒"殿居敷”、限定生産のため、本プロジェクトでは数の都合上高額コースのみでのご用意となってしまいました。でも、どうしても殿居敷にまつわるストーリーと、この小さくて素敵な自治会のことをご紹介したかったのです!気になる方、もしかしたら久野のイベントで呑める機会があるかもしれませんので、足繫く久野へ通ってください(笑)!