■はじめに

はじめまして！私は、おおむた「大蛇山」まつり振興会の圓佛 明（えんぶつ あきら）と申します。このプロジェクトをご覧いただき、ありがとうございます。

 

私が住んでいる福岡県の最南端に位置する大牟田市は、今年で市制施行100周年を迎えました。私たちまつり振興会では、今年のおおむた「大蛇山」まつりを節目となる市制100周年にふさわしく盛大に開催したいと考え、このプロジェクトを立ち上げました。

 

■市制１００周年だから盛り上げたい！今年はこんなイベントを予定しています！

正真正銘の「一万人の総踊り」をおこないたい

おおむた「大蛇山」まつりのイベントのひとつとして７月２２日（土）に「一万人の総踊り」があります。これは誰もが参加できるイベントで、『炭鉱節』や『大蛇山ばやし』の曲にあわせて隊列を組んで踊りを披露するというものです。

 

▲一万人の総踊り 

 

ただ、「一万人」と銘を打っていますが、近年は５千人余りの参加者で開催しており、今年こそはなんとしても正真正銘の「一万人の総踊り」を実現したいと考えています！そこで、毎年参加して頂いている企業・団体の皆さまには例年以上の人数での参加を呼びかけています。さらに、これからの大牟田を担う子供たち、若者たちと一緒に踊ろうと、市内の小学生、中学生、高校生にも参加を呼びかけています。

 

■第56回おおむた「大蛇山」まつりの日程

①港まつり（会場：三川坑跡）

7月15日（土）

　9:00～12:00　子供みこし巡行

　9:30～10:30　港まつり・海の日式典

　11:00～21:00　舞台演芸・ランタンフェスタ・総踊り

7月16日（日）

　11:00～21:00　舞台演芸

7月17日（月）

　※時間調整中　三池港体験クルーズ（三池港～三池島）

 

②振興行事

7月15日（土）

　18:00～21:00　祇園楽・日舞・お楽しみ抽選会（三池新町演芸場）

　16:00～18:00　地元太鼓競演・地元バンドショー（県堺演芸場）

7月16日（日）

　19:30～21:00　地元バンドショー（県堺演芸場）

 

③祇園六山三池二山参拝

7月16日（日）

　9:00～10:00　三池二山参拝（三池本町祇園宮、三池新町八剱神社）

 

④文化会館行事（会場：大牟田文化会館大ホール）

7月20日（木）

　16:30～21:00　舞台芸能の夕べ 　　

7月21日（金）

　17:00～21:00　市民職場対抗歌合戦

 

⑤おまつり広場行事（大正町おまつり広場）

7月22日（土）

　17:00～17:30　オープニングセレモニー 

　17:00～17:40　ちびっこ広場

　17:10～17:30　ちびっこ総踊り

　17:50～19:05　一万人の総踊り

　19:10～21:45　祇園六山巡行・競演・御止

7月23日（日）

　16:10～17:30　炭坑節競演会

　17:00～18:00　ちびっこ大蛇・ちびっこみこし

　18:00～21:30　大蛇山大集合パレード

 

⑥おおむた海上花火大会

8月11日（金）　※予備日8月13日（日）

　17:30～21:30　ステージイベントおよび花火打上げ

　会場：帝京大学福岡キャンパス駐車場他 

 

 

■おおむた「大蛇山」まつりってどんなお祭り！？

おおむた「大蛇山」まつりとは、毎年７月の「海の日」の前後から8月上旬にかけて開催されるおまつりで、江戸時代に起源をたどる「大蛇山祇園祭」、大牟田市商工界の「炭都まつり」、三池港周辺での「港まつり」をひとつにあわせて昭和36年（1961年）に始まり、今年で第56回目を迎える歴史と伝統あるまつりです。

 

 ▲三池本町祇園宮

 

見どころは何と言っても、まつりの華である「大蛇山」です。この「大蛇山」は三池地方において、悪疫退散（無病息災）・五穀豊穣・家内安全の３つが奉納される神事としてはじまりました。（大蛇はいつの時代に誰がつくり始めたかは定かではありませんが、江戸時代の前期から中期にかけて始まったと考えられています。）

 

 ▲三池藩三池新町彌剱神社

 

大蛇は毎年つくるのですが設計図がありません。各山には大蛇をつくる責任者や経験者がいて、次の世代へと引き継がれていきます。大蛇の製作の流れは、大蛇の芯となる孟宗竹、真竹を切り、その竹を割り大蛇の形を整えます。わら・縄・新聞紙・白紙（和紙）を上張り下張りし神社のお札を張り、鮮やかな深い緑色を塗り形が整います。

 

▲諏訪神社

 

大蛇の頭の重量は各山で若干異なりますが、なんと約400kgもあります！その約400kgもある頭を左右に大きく振りながら、大きな口を開けて花火や煙幕を吐く姿の勇壮さは他には類を見ません。

 

大蛇は頭・胴・尾の３つに切れていますが、昔の狭い道でまつりを行うため先人の知恵と工夫で３つに切ったことで頭を大きく振れるようになったと言われています。

 

 ▲大牟田神社第二区祇園

 

昔から日本のまつりには『動きがある』『音がある』『明かり（提灯・松明）がある』という３つの要素が取り入れられていますが、大蛇山の大きな特徴として『花火という生きた光がある』ということがあげられます。

 

▲本宮彌劔神社

 

山車そのものに花火を使用するまつりは全国でも珍しく、他のまつりにはない独自の迫力が演出されます。

 

 ▲三区八劍神社

 

今年は７月２２日（土）に「祇園六山巡行・競演・御止」、７月２３日（日）に「大蛇山大集合パレード」がおこなわれます。

 

是非ともご来場いただき、まつりに携わる人々がこの日のために時間をかけて一生懸命作ってきた大蛇、そして当日に魅せる勇壮な姿を目に焼き付けていただければと思います。

 

■大蛇山ＰＶ

▲2016年　第55回おおむた「大蛇山」まつり　祇園六山巡行・競演・御止（約2分の動画です）

 

■いただいた支援金の用途について

今年のおまつりは例年以上の観客が来場されると考えられます。総踊りの参加者も近年の５千人強を一万人にしようとしています。

そのような中、来場された皆さまに安全で安心して、勇壮な大蛇山を心ゆくまで堪能していただけるよう、まつりの運営資金として支援金を使用させていただきます。

 

■最後に

市制１００周年をきっかけとして、私たち自慢のおおむた「大蛇山」まつりをもっと盛り上がるものにしたい！、もっと多くの人たちに知ってもらいたい！、そしてぜひ大牟田に来てもらいたい！、と考えています。どうか皆さまの力を貸してください。このプロジェクトに少しでも共感してもらえたら、FacebookやTwitterなどでシェアしていただけると幸いです。最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

 

おおむた「大蛇山」まつり振興会ホームページ http://www.omuta-daijayama.com/