私の考える。移住・田舎暮らし・地域おこしって、何も特別なものではないと思います。
私がここ津山市阿波に来たのは、6年ほど前、震災がきっかけでした。
移住の決断には、時間がかかりました。でもシンプルに考えたんです。「どうにかなる、なんでもやる」って。そうなったらむしろ楽しみになってくるんです、不思議と。
妻の方が不安は大きかったと思います。それでも決断は私より全然早かったです。本能的という感じ。凄いなと思いましたね。
阿波に来て先ずは、仕事探しから。給食員→飲食店→ファーストフードでアルバイト。
「おおきな木」オープンは2年前です。
暮らすというのはどういうことなのか、私はそこに居るということだと思います。
現状は大半が外に働きに出ています。これは仕方のない事です。
ですから「おおきな木」そのものが、挑戦なんです。
阿波の魅力を見出し、評価を得て、成り立たせる。このことが、ここで暮らすことだと思っています。
地域って、人ですよね。そこで暮らす人だと思うんです。
だから、私は地域なんです。地域おこしは「私おこし」なんです。
「おおきな木」で阿波の素材を使ってこなければ、ジビエペットジャーキーは生まれなかったでしょう。そしてこのチャンスも。
このチャレンジには、まだまだ先があります。構想も。