2018/04/06 13:50

こんにちは。このプロジェクトの残り期間が22日となりました。小さなプロジェクトではありますが、沢山の方のお気持ちのこもった温かいご支援や、応援をいただき、ありがとうございます!感謝で胸がいっぱいです。

 

今日は、現時点で「あつまい de クラフトマーケット」へご出店が決まっている店舗様をご紹介をさせて頂きます。

 

 

 

宮崎県の山間地方、緑があふれ豊かな自然環境の三股町長田にある蔵元『生楽陶苑』。

 

こちらの2代目 園田空也さんの手によって生み出されるスリップウェアと呼ばれる陶器が並べられます。

 

 

 スリップウェア(Slipware)というのは、ヨーロッパなど世界各地で見られた、古い時代の陶器の一種になります。ヨーロッパの技法なのに、どこか日本の民藝品のような温かみを感じさせてくれます。

 

  

「これだけモノが溢れている時代に、更にものを生み出す事に何の意味があるのだろう...」

 

大量生産品の普及と共に、窯元で作られる器は必要にされてないのではないかと、何度となくこの疑問を頭の中で考え抜かれたそうです。

 

簡単にでるはずのない答えをずっと考えられて、

「自分が作り手になることを選んだ以上、最高の作り手になろう!作り手としてできること、陶芸業界に対して、この社会に対してできることを真剣にやっていこう!」

という結論を導かれたそうです。

 

作り手の空也さん、本当に優しくて とても柔らかい印象を受けるのですが、モノヅクリにたいする内に秘めた思いはとても熱く火傷する程に感じました。

 

 

使い手の想い、こだわりが感じたれて、かつ使い手にまで想いを巡らせて作られたもの。現代の生活になじむもの、また必要とされるもの。自然と調和したもの。優しさ、愛着を感じられるもの。手を動かし、体を動かし日々作陶に励んでます。」(by空也さん)

 

そんな外見からは分からない熱い想いを持った空也さんは、東京でデザインのお仕事をされていた経験もあり、空也さんにしか出せない素敵なデザインのスリップウェアの模様がたくさんあります。

 

ひとつひとつ手作業で描かれた繊細で最高のスリップウェアの陶器を是非イベントの時に手に取って見て欲しいです。また、モノだけじゃなくて、「人と人」をつなぐという想いもあるイベントなので、是非空也さんともお話して、交流をして頂ければ嬉しいです!