
===========
<クラウドファンディングは、「9/22(土曜)」まで!ご支援、シェア&拡散お願いします!>
↓【地元の木材とみんなで作る商店街ベンチ】まちに新しいコミュニティを創る!
https://faavo.jp/fukuokachuou/project/3081
===========
みなさん、こんにちは!
「前原(まえばる)もっと楽しもうプロジェクト」の野北です。
福岡県糸島市の「もり」と「まち」を、みんながデザインしたベンチが繋ぐ、今回の企画。
お時間あれば、どうぞご一読よろしくお願いします。
~~~~~~~~~~
地元の木材を使おう!
今回の商店街のベンチプロジェクトでは、地元・糸島産の木材を使う計画です。
材を無償提供して頂くのは、地元のNPO法人いとなみさんです。
いとなみさんは、地域の森を管理して、「間伐材(かんばつざい)」の利用を勧めておられます。
間伐とは、過密になった「もり」の木々を、間引くことです。
そして、その際に伐採された木を「間伐材」と言います。
実は、間伐はとても重要な作業にも関わらず、林業家の高齢化や安い輸入木材の流入によって、日本国内でほとんど行われなくなってきています。
間伐をしなければ、樹々がお互いの成長を邪魔して、根をしっかり張れません。
根が張れなければ、大雨や地震によって簡単に気が流され、山が倒壊します。
近年の豪雨災害の原因の一つと言われてます。
大雨によって川に流された倒木は下流まで流され、堤防の決壊などを起こす危険性があります。
どうにかしてくれ!と思いますが、耳の痛い話、結局私たちの選択の問題でもあります。
少しでも地元の森の状態を良くするため、間伐というまだ一般的でない言葉を広く知ってもらうために、今回のプロジェクトでは地元の間伐材を使うことにしました。
間伐の作業に密着!!
しかし、私にとって「間伐」や「山仕事」は、本当に申し訳ないくらい縁遠く、いまいちどのような作業を行っているのか、全く分かっておりませんでした。
そこでNPOいとなみさんの作業に密着して、間伐材の切り出し&運び出しを体験してきましたので、ご紹介させてください。
長年、手入れがされていなかった糸島の森を、NPOいとなみさんは新たに管理されておられます。
そして、「皮むき間伐」という独特の手法を用いておられます。

↑皮むき間伐の様子
木を切りたおす前に、皮を剥いで、「立ち枯れ」させる独特な方法です。
そうすることで、切り倒した時にはかなり軽くなり、女性や子供でも運び出しのお手伝いができるほど作業性が良くなります。
またすでに乾燥が進んだ状態で切り出せるので、切り出してあまり時間を置かずに加工ができるのもメリットだと言われております。
面白い試みですね!
さて、いとなみさんが管理されている場所は、糸島二丈エリアの山で、木の香ランドというキャンプ場のそばです。
海側を通る国道から20分ほど、山道をうねうねと登った場所にあります。
現地はかなり急な斜面で、細い杉が所狭しとまっすぐに伸びています。
本当に足場が悪く、気をつけて立っていないと転がり落ちてしまいそうです。
まずは、かなり前に皮むき間伐を行った木材にチェーンソーを入れていきます。
切り出す瞬間は何が起こるか分かりませんので、みんな緊張感を持って作業を見つめます。
必要なサイズに切り出したら、今度は運び出しです。
皮むき間伐で軽くなったとはいえ、これがやっぱり大変です。
急斜面での作業ですので、本当に注意が必要です。
どうりで林業が衰退したんだと感じますね。
ただ、諦めるわけにはいきません。
斜面を滑り下ろすように、切り出した杉を運びます。
もう少し小さなサイズであれば、以下のように運び出すのも可能です。
本当に大変です。
私も手伝いましたが、相当汗をかきました。
NPOいとなみさんは、衰退した林業を再生させるために奮闘しておられます。
「母なる山」というように、森から流れ出した川が大地を潤し、海に注いでいきます。
山の豊富なミネラルが豊かな畑を作り、近海のお魚や養殖の魚や牡蠣などを育てます。
山を守ることは、私たちの生活を守ることに繋がります。
今回のクラウドファンディングのリターンには、皮むき間伐の体験や、間伐材を使ったアクセサリーやお箸などのリターンもご用意しております。
ぜひぜひ、応援して頂けると幸いです。





