切り絵とイラスト担当のカジタです。
今回のプロジェクションマッピングの演目である「松江妖怪色彩奇祭」はタイトル通り、妖怪をテーマにしています。
山陰は妖怪、神話など神秘的でちょっとダーク、たまに愛嬌のある目には見えない彼らを愛する土地です。
私と妖怪の出会いは、私の人生に最も大きな影響を与えた祖母の教えでした。
「この世界には見えないけれど存在している世界があって、彼らの世界をむやみに侵害してはいけないよ」
と日々話して聞かせてくれました。
悪いことするとバチが当たるとか、誰かが必ず見てるんだ、という事を教える為でしたが私はその世界とはなんだ⁈という疑問で頭をいっぱいにし、空想のとりこになっていきました。
そうして今の私が出来上がってしまった訳なのです。
常に隣にある世界、けれども決して垣根を越えてはいけない世界がある事を意識するのは現代においても決して忘れてはならない事だと考えます。
昔から人は彼らの存在を意識する事で自分を自然と律してきた面があります。
「妖怪の消えた国は滅びる」という言葉がある事にも頷けます。
残念ながら時代と共に薄れ、忘れられてきてしまっていますが…。
だからこそ、今、何度でも伝えていく事が大切なのだと思います。
こんな話しをするとさぞスピリチュアルな思想なんだろうと思われるかも知れませんが全くそんなことはなくむしろ苦手意識が強いくらいだったりします。それも祖母譲りです。
ちなみに祖母曰く、その世界の者達を人はその都度都合よく神て呼んだり妖怪、妖精、精霊と呼んだりするらしいです。
人が作り出した話しではあるけど、何のために作られたかが本当に大事な部分ではないかな、と思います。



