2014/05/27 18:11
はじめまして!くしびきこしゃってプロジェクトの佐藤利幸です。よろしくお願いします。今日はワークショップでそば打ち体験を行う「宝谷そば」遠藤勉さんにお話をうかがってきました!  鶴岡市・宝谷地区は「黒川能」で有名な黒川地区をさらに山へと登った所にあり、冬には2mもの雪が積もる地区。「そばを通して地域を活性化したい!」と頑張っています。宝谷地区では米の減反政策で転作にそばを選択。平成8年、そば生産組合をつくり、集会所と宿泊所、飲食設備を兼ね備えた"ふるさと村宝谷"が、翌年"宝谷そば"がオープンしました。  春に宝谷そばがオープンすると多くのファンが県内外から訪れるそう。食事以外にも、そば打ち体験や、近隣のふれあい広場というキャンプ場でキャンプも行え、自然と触れ合うことができます。 そば打ち体験の様子。自分で打ったそばは格別です!  毎年、新そばの時期には宝谷新そば祭りを開催、目玉の"流しそば"は当初30mだったが現在では150mにまでなっているのだそう。「今年の目標は?」と聞くと「今年は200mだな!」と笑顔で答えてくれました。宝谷の新そば祭りは行ってみる価値がありますよ(笑) 新そば祭り。150mの流しそば! 「何もしなければ地域の衰退を止める事ができない。そこで取り組み始めたのが蕎麦。地域にある資源は、人の繋がりと恵まれた自然、そして農業。集落内の結束はあります。山間で寒暖の差が大きく農産物の味は良く、もし個人で取組んでいただけなら単に美味しいそばができるというだけでそれ以上の展開に繋がりにくい。しかし作物も人も束ねて一つにする事で大きな力を得ることができた。」と、遠藤さん。  マルシェでは、地域の農産物を楽しく味わってもらいたいと「宝谷そばのそば打ちワークショップ」を企画しました!宝谷地区の方々の素敵な人柄と、そばを打つ手ごたえ、こしのあるそばを食べたときの歯ごたえ、風味をぜひ堪能しに来てくだい!