2019/07/04 23:10

こんばんは!SUMMER IDEA CAMP 2019、学生スタッフの伊藤 瑞稀です。

現在、クラウドファンディングの達成状況が98%、688,000円(2019/7/4 22:30現在)となっています。

皆様の期待に応えられるように、学生スタッフ一同、SUMMER IDEA CAMP開催に向かって全力で取り組んでいきます!

 

スタッフインタビュー2人目は、食欲旺盛ハイテンションガール!

のっちこと野内 杏花里さんです!!

【プロフィール 】

・東京都小金井市出身

・コミュニティデザイン学科1年

・SUMMER IDEA CAMP2018参加者

・グッズデザイン班所属

 

-のっちは東京都出身ですが、なぜ山形県にある東北芸術工科大学のコミュニティデザイン学科に興味を持ったのですか?

もともとはグラフィックデザインに関心があったんです。モノのデザインしか知らなかったのと、最先端のことを学ぶには東京が良いと思い、東京にある大学を受験しようと準備していました。そんな中、受験の準備で行き詰まったときに、福祉とデザイン関係の仕事をしている両親からソーシャルデザインとコミュニティデザインについて教えてもらったことを思い出しました。東京からも無料バスでオープンキャンパスに行けることが分かり、行ってみると、コミュニティデザイン学科のブースでは、「あなたの思い描くまちは何か」を考えるワークショップが行われていたので参加することにしました。初めは学科に興味がなかったけれど、絵を描いて、絵から見えた課題をグループで話し合ったり、アイデアをまとめたりと内容がとても面白かったので、興味を持ちました!

↓オープンキャンパスに参加した時の写真

-オープンキャンパスで学科に興味を持ったんですね!興味から入学を決める意志が固まったのはどのタイミングでしたか?

それは、SUMMER IDEA CAMP 2018に参加したことがきっかけです!

 

-SUMMER IDEA CAMP 2018ではどのような体験をしましたか?

SUMMER IDEA CAMPは私にとって「人生においての大きな刺激となるもの」でした。答えのない問題を考えることの難しさに驚き、それが今でも刺激的な経験として残っています。このイベントはただ楽しいだけではなく、とても大変でつらいこともあったけれど、それ以上に達成感を味わうことができ、成長できる貴重な体験でした。

↓インタビューの様子

-「答えのない問題」に取り組んでみて、どのようなことに苦労しましたか?

そもそも高校時代に、地方や地域の未来について考える機会がほとんどありませんでした。そのため、実際にその土地に入って地域の魅力や課題を探る「フィールドワーク」や、住民が欲しているニーズなど町の人の声を聞く「ヒアリング」を行い、それらから「地域を元気にするアイデア」を考える作業にとても苦労しました。

 

-なるほど!高校時代に経験した刺激的な体験があったことがきっかけとなって、今回、SUMMER IDEA CAMP 2019のスタッフになろうと思ったのですか?

そうです!!高校生時代に私が体験した、“刺激的な体験”を一人でも多くの高校生に体験してほしいと思ったこと、そして“第二のふるさと”を持ってほしいと思ったからです。

 

-のっちはSUMMER IDEA CAMPに参加したことで“第二のふるさと”のような存在ができたのですね!なぜ、“第二のふるさと”ができたと思ったのですか?

昨年の開催地である寒河江市田代地区の人とのヒアリングやごはんづくり、フィールドワーク等を通してたくさん関われたことで繋がりが生まれたからです!繋がりが濃くなれば濃くなるほど田代地区をもっと元気にしたい!また戻りたい!と思えて、つまり第二のふるさとになっているんだなとSUMMER IDEA CAMPが終わってから実感しました!

↓SUMMER IDEA CAMPでグループの人と夕飯の準備をしている時に撮った一枚

-のっちの中でSUMMER IDEA CAMP 2018に参加する前と後ではなにか変化はありましたか?

SUMMER IDEA CAMPに参加するまでは都会の価値観しか知らず、地方にあまり可能性を感じていませんでした。当時は、「地方も都会の真似をすればいい」と安直な考え方をしていました。しかし、地方を元気にするアイデアを考える中で安直な考え方を捨て、今では、それぞれの土地の「らしさ」を私たち若者が引き出し、持続可能な社会を実現させることが重要だと思っています。

 

-地方に可能性を感じるようになったんですね。そんなのっちがSUMMER IDEA CAMP 2018に参加したり、現在山形に住んでいて感じた山形の魅力は何ですか?

初めて山形に来た時に感じたことは、「人の良さ」です。完全に個人の主観ですが、とにかく山形は人がいい。誰に道を聞いても答えてくれるし、私が目的地に着くまで心配して付いて来てくれるなんてこともありました。今回のサマキャンの宿泊地でもある大蔵村に先日行く機会がありましたが、初めて会うにも関わらず明るく迎え入れて下さり最後には一緒にお疲れ会をやるなど、外から来た人にも優しい方々ばかりでした。当たり前のことではありますが、その当たり前の優しさが都会では感じにくく、山形の魅力だなと感じました。

 

-そうなんですね!地方に住んでいる人にはなかなか気づくことのできない良さですね。SUMMER IDEA CAMPを経験して、たくさんのことを学んだのっちは、今回グッズデザイン班として準備を頑張っていると思いますが、どんなことに気を付けて仕事に取り組んでいますか?

グッズに統一感を出し、開催地である新庄らしさを取り入れたいと思っています。高校生の辛さをやる気に変えられるデザインをしたいです!

 

-最後にSUMMER IDEA CAMP 2019に参加する高校生へ伝えたいことはありますか?

価値観が変わる衝撃的な体験ができるイベントなので、ぜひ参加してほしいです!!合宿で逃げ場がないからこそやり切れる場があり、そこで必死に3日間取り組むことで生まれる達成感。そんなSUMMER IDEA CAMPを全力で過ごして自分の自信にしてほしいです!!!

 

-ありがとうございました。

今回の学生インタビューで、のっち自身の価値観がSUMMER IDEA CAMPを経て大きく変わったことがわかりました!今回参加してくれる高校生の皆さんにも、刺激的な体験をして、それぞれの第二のふるさとを発見するきっかけにしてほしいと思います!

 

次回のスタッフインタビュー第3弾は7月8日月曜日です!

笑顔が素敵なあの人が登場します!!