2015/02/22 00:01
前回のレポート更新から少しお時間を頂いてしまいましたが、 2月20日現在の農場の様子(いちごの生育状況)と ご支援者の皆様への出荷予定時期をお伝えします。 ∇農場内のいちごの生育状況 【いちごハウス内遠景】 【いちごハウス内近景】 ハウス内は、全体の5~10%程度が写真のような状態で、 ところどころ赤い実が散見されるようになりました。 ここまで来るのには、人の手もさることながら、蜂の力も 借りました。 蜂が花から花へと飛ぶことで、いちごが受粉します。 ちなみに、蜂は蜜を集める際、ぐるっと一周(円を描く) する性質があります。 これにより、いちごが綺麗な円錐(すい)形になります。 (自家受粉した場合、ごつごつとした形になります。) 蜂の身体は小さいですが、働きは偉大ですね。 下の写真は、葉に隠れていますが、白い花の中で丁度 周っているところです。 短いですが、フェイスブックページで動画をアップ しておりますので、宜しければご覧ください。 ferme・フェイスブック/蜂の受粉のようす さて、肝心のいちごの味ですが、試食したところ、まだ 実に含まれる甘さが十分でない様に感じました。 (それでも、普段食べるいちごパックの中に入っていれば、 気にせずに食べ続けるレベルです。) 生産責任者の星野は、 「今実がついているのは、茎や葉の生育状態にムラが ある株で、甘さ(栄養)を実に行き渡らせることが 出来ていない。その為、見た目には食べ頃だけど、 糖度が低い状態。『やよいひめ』と言うだけあって、 やはり3月に甘さのピークを迎える。 当農場に関しては、3月上旬以降につく実が最も形が 大きく、甘さについても、非常に糖度が高い状態の ものを出せる。」 と言います。 確かに、現地で個々の株の様子を見ると一目瞭然で、 葉の色の濃さが違っています。 支援者の皆様には、送付時期が大幅に遅れてしまっている 中で大変心苦しいのですが、送付回数が限られている為、 より味の良いものをお届けしたい、感動をお届けしたい、 という想いで現場含め社内一丸となっていちご作りに 励んでおります。 今しばらくお待ちくださいますよう、何卒宜しくお願い 申し上げます。 出荷予定時期は、3月上旬から中旬に掛けての見込みで、 今後大きな天候不順などがなければ、ずれ込むことは ほぼございません。 また、一般のお客様向けいちごにつきましては、現在 販売方法を社内で検討中ですので、決まり次第レポートや フェイスブックなどで告知したく。 また近日中にレポートにて生育状況をアップ致します ので、ferme(フェルム)のやよいひめが美味しさの衣が 最も美しくなるのを、どうぞご期待下さい!!