こんにちは!小田原Laboratory.です!!
みなさん、はじめまして!「小田原Laboratory.」の天貝です。
私たちは小田原を舞台に、空地や道路などの公共の場を住民や来訪された方が使いやすく、楽しく、憩えるような場所にしていきたいという想いのもと、大学生から社会人、そして小田原市職員が集まり、活動している団体です。
そんな私たちの目的は
「子供が楽しめて、あちこちに移動できるモバイル遊具『FUMA』を作りたい‼」
秋のハロウィンに合わせて企画した芝活vol.3の時の集合写真、メンバーと地元の方々
「空間」を「居場所」に変える!地域の「きずな」が生まれる拠点づくり
私たちは、公共の「空間」を誰もが憩える・楽しく使える「居場所」に変えることで、小田原のまちに豊かな暮らしの風景を増やしていきたいと考えています。
これまで小田原Laboratory.では、小田原にある 弁財天曲輪ポケットパーク という名前の付いた空き地で『芝活』という活動を行ってきました。芝活とは“芝生広場で様々な活動をする”ことです。芝生の上でのピクニックやお絵かき、水遊び、紙芝居、椅子作りワークショップなどの皆で楽しめるものから、読書やお昼寝などのゆったり楽しめるものまで、様々なアクティビティを考え、公共空間の活用というテーマで活動を行ってきました。
2015年から始めた活動も3回を重ね(2015夏、2016夏、2016秋)地元の商店街の方々も今まで以上に応援していただけるようになり、参加者も増えたことで、広場の価値や地域の交流の拠点としての認識が広まりつつあると感じています。
第3回芝活にて。ハロウィンに合わせて行い、子供が遊びやすいように様々な仕掛けを用意しました。
ストリート卓球。意外と難しく普通の卓球とは違う楽しさで人気だった。
「らくがきボード」好きに絵が書けて、水でふけば落ちる画期的な遊具!(笑)
小さな子供に大人気でした。
「読み聞かせの会」小田原にて活動している市民団体アクアマリンや複数の方に協力していただいています。
なにより、参加してくれる子供たちがとても楽しそう!
みんな笑顔で大声ではしゃぎまわれる「居場所」を、より楽しめる居場所にしたい!芝活をもっと盛り上げたい!最もこの取り組みを楽しみにしてくれている子供たちのためにモバイル遊具をつくろうと思い立ちました!
「モバイル遊具」って何? なぜモバイル?
私たちが 活動の場とする「弁財天曲輪ポケットパーク」は、実は史跡用地なのです。公共の場であり且つ史跡用地という性質上、建物等を埋め込む整備が出来ません。公園にあるようなしっかりと固定された遊具は設置できないのです。
「モバイル遊具」とは何なのか、きっかけは友人との会話でした。
子供たちにもっと色々な遊びをして欲しい!キャンプ用品ピクニックセットの様に、持ち運びが出来て、ブロックの様に組み合わせ次第で様々な遊びができる遊具があればいいのに…
Lab.:「ないなら作ってしまえばいいじゃない。」
僕 :「!!!」
Lab.:「ポケットパークだけじゃなく、他の広場や商店街とか、色々なところでも使えたら楽しいよね~」
僕 :「!!!!!!」
僕 :「そうか!折り畳み家具があるのなら、遊具でも作れるはず!キャンプ用品の様に、丈夫で持ち運び可能な形態、あちこち移動できて、場所に合わせた使い方が出来る遊具『モバイル遊具』だ!」
そんな一言で、あちこち移動可能な遊具「モバイル遊具」の制作検討が始まったのです。
舞台となる弁財天曲輪ポケットパークと小田原の今
「弁財天曲輪ポケットパーク」は小田原城二の丸弁財天曲輪があった場所です。かつて小田原城のお堀だったところが今はどうなっているか、みなさんご存知でしょうか?
実は今現在残っているお堀は一部のみで、他は埋め立てられて個人の建物などが建っています。
そうした現状の中、国指定の史跡である小田原城をかつての姿に戻そうという行政の働き掛けがあり、少しずつ土地を確保して、かつてのお堀の姿に戻そうとしています。
活動の場となっている弁財天曲輪(引用:googlearth)
建物が取り壊され、柵で囲われている空き地
小田原にとって縁の深い風魔小太郎に着想したその名も"FUMA"
ドン!
※画像はイメージです(筆者作)
モバイル遊具、その名も『FUMA』
御存知、小田原の忍者として名高い“風魔小太郎”をモチーフに考案しました。
『いつでもどこでも出現し、変幻自在、遊具の収納だって御手の物、時には拙者(本体)が遊具となり、お絵かき駒遊び的当てだってお相手いたす!遊んだ記念に風魔小太郎にもなれる道具もあるんだぞ!(FUMA談)』
・・・など
使う人の目的や場所によって生み出される様々な「遊び」に対応できるような様々なバリエーションを考えています。
FUMAは、日常的には周辺の協力団体が管理し、イベントや、定期的にモバイル遊具を空き地へ持ち出して、子供たちに使ってもらうことを目指しています。
地域の中で利用して頂く皆さんと一緒に発展させていきたいと考えています。
資金達成後の計画は~支援の用途と内訳~
現在、建築家と相談し目標設定金額は50万円としております。
具体的な設計図については、検討中ですが、出来れば小田原の木材を使い、地元の方々にも愛着を持って頂ける仕様を検討しております。
内訳としては、40万円を制作費に充当し、残りの10万円は、支援いただきました皆様にもこのプロジェクトの参加者として楽しんで頂けるお返しを考えています。
【スケジュール】
12月~2月 クラウドファンディング募集期間
2月~3月 謝礼品配送
2月~4月 モバイル遊具”FUMA”作成
を想定しております。
小田原に訪れる皆様に愛される居場所づくりを目指して
この空地は、いずれはお堀となり、姿を消してしまいます。しかし、それまで放置しておくのではなく、子供たちの意識に残る活動を行っていきながら、少しでも小田原を考えるきっかけとなるような、そんな居場所をこのモバイル遊具とともに作っていきたいと考えています。
地元の方々だけではなく、小田原を、この空地を訪れるすべての皆様の共通の財産になることを目指していきたいと思います。
子供たちの笑顔をもっと作るために、皆さんと一緒にプロジェクトを成功させたいです
ご協力よろしくお願いします!!
最後まで読んで頂きありがとうございました
【プロジェクト代表者】
天貝 悠
(あまがい ゆう)
【Facebook】
https://www.facebook.com/odawalab/?fref=ts
facebookでも情報配信していきますので応援よろしくお願いします!
最新の活動報告
もっと見るいよいよ最終日!
2017/02/14 09:41いよいよFUMAクラウドファンディング最終日を迎えました! 近くて、でも異なるフィールドの仲間と、改めて都市空間の課題、矛盾、そして魅力について考える機会となりました。 前を向いて、素早く、素直に行動することを、今回のプロジェクトで学びました。 童心にかえって頭の中を自由に行ったり来たりしながら検討できたこと、これは大きいように思います。 本当に相手の気持ちを受け止めているか、本当に求められていることは何か、意外と単純なのかもしれません。 いよいよカウントダウンです。 最後まで、ご支援よろしくお願いいたします! そして、終了後も、小田原芝活にご期待ください! もっと見る高野哲矢さん、芝活を語る!L.Q.C.ってな〜んだ?
2017/02/06 23:43先日、小田原の空地活用、地域活性化プロジェクトに取り組む高野さん(都市環境研究所)に、レクチャーしていただきました! 高野さんは本プロジェクトリーダー天貝さんの先輩で、いっしょに学生の頃からこのプロジェクトに取り組んでいます。最初は学生チームとしての提案から始まったこのプロジェクト。小田原市や地域のみなさんに支えられ、ここまで育ったんですねえ。 さてさて、 L.Q.C.ってなんだ??なんかおいしそう?それはB.L.T... 答えは、Light !軽快にQuick !すばやくCheep!お金をかけずにまずはトライしてみようよ!という精神です。 高野さんは、ここに着目して、L.Q.C×小田原で仮設の遊び場「芝活」や、軽トラで集まって市場をつくる「軽トラ市」に取り組んでいるんです。 今後の展開に、目が離せませんね!! もっと見るギョサンって????
2017/02/02 16:37みなさんギョサンってご存知ですか? これです!え?普通のビーチサンダルって? 違うんです!違うんです!元々漁師さんの仕事靴だったんですね〜メンテが楽で履きやすいし、シンプルだけど機能的! お!これは、流行るんじゃないか??と目をつけたのが、小田原のマツシタ靴店さん! 通りを彩るこの色展開! 今回の支援コースのリターン品です^_^! 小田原には、こんな目の付け所が鋭いお店がたくさんあるんです。ぜひ一度訪れてみてください! もっと見る