にぎわいに欠かせない!マルシェや小さな露店、店先などに。府中発の“オリジナルミニ屋台”で街なかを楽しく彩りたい!
▲左から、馬塲(彫刻家)、横須賀(デザイナー)、廣瀬(建築家)
武蔵府中らしい「にぎわいの形」を求めてつくる!建築家と彫刻家とデザイナーで考えて…今、屋台が必要だと考えました。
街の賑わいをつくるのに、マルシェやイベントが各地で数多く開催されています。
テントや黒板や旗、ガーランドなど、イベントに彩りを与える商品が数多く使われています。
けれど、そういった既製品の飾りだけではなく、「オリジナルのミニ屋台」がこれからの府中の街に必要だと考え至りました。
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伝統も大事にしながら、時代に寄り添った形を今、改めて考えて
・人と街をつなぎ、まちのコンテンツを活かせる形
・シェアをすることで人と人がつながり、楽しく関係性を築ける形
・動かしやすく、格納しやすい、機能的で拡張性のある形
そんな形は何かと、建築家と彫刻家とデザイナーが議論を重ね、
「この街ならではの使い勝手の良い形」があるといいと考えました。
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▲色々な形を検証
街にデザインでどう関われるか
<プロジェクトの経緯>
それは、このクラウドファンディングが開始される、たった1ヶ月前の出来事でした。
建築家と彫刻家とデザイナーの3人。府中で暮らしながら、他の色々な街でデザインやアートに関わる仕事をしてきた中で、「地元にデザインやアートを通して何か貢献できないか。」
街なかで会う中で、この想いを3人が共有していることに気づき、3人で集まって、このプロジェクトを立ち上げることにしました。
そして、支援者と共にプロジェクトを進めたいという僕らの想いを抱いた時同じくして、このFAAVOも東京調布・府中というエリアが誕生し、急ピッチでプロジェクトを進めてきました。
▲実際に形をつくりはじめてみました!
つなげる形をもとめて
<プロジェクトの背景>
伝統と緑豊かな武蔵府中の風景の中で今求められているものは?
東京都府中市。1900年の歴史があり武蔵国の総社である大国魂神社やけやき並木が駅前に広がります。計画から40年余りかけて整備されてきた駅周辺の再開発が昨年ついに完了し、様々な商業施設ができました。また、古くからのお祭りなど地域行事も盛んに行われ、けやき並木沿いや神社では様々なお祭りやマルシェなども定期的に開催されています。
建物などのハードの設備ができあがり、イベントなどのソフトの活動も盛んな府中はこれから、このハードとソフトをつなぐ中間の要素が大切になっています。
一方、東京の郊外である府中。若い世代やこの街で育った子どもたちも、大人になると府中から離れていく人が多いのは地方と変わりません。もっと府中で暮らし続けたくなる、この街の人と人を繋げ、未来へと継なぐ「つなげる形」がこれから必要と考えました。
▲けやき並木のマルシェの様子
<プロジェクトで何が生まれるのか>
ミニ屋台のもつ可能性
インターネットやテクノロジーの時代だからこそ、人と人とが直接会えるきっかけを作り、温かみのある手作りの質感でみんなをつなげたい。
そんな想いから、僕らは人と人との間に素材-場のフォーマットとしてある、伝統的な形の一つである「屋台」に着目しました。
街でまわりの人達に「オリジナル屋台」のアイディアを相談すると
「需要あると思う!」「会ったら良いよね〜」「いつやるの?」
と、ニーズも感じたことで、台/カウンター/机/什器という形を捉え直し、府中ならではの屋台の形をデザインすることにしました!
<こんな形をつくります!>
試作ミニ屋台
オリジナルのミニ屋台をつくると決めた後もみんなで議論を重ねる中で、
その形は
・売りやすく、買いやすい
・移動しやすく、収納などの使い勝手が良い
・色々な使い方やカスタマイズの余地がある
・分解はできなくても良いが、コンパクトに畳める
・奇抜じゃないけど、ちょっと目に留まる
・数台並べた時の組み合わせや配置が面白い
などのポイントが見えてきました。
▲試作のミニチュア
素材は金属やビニールなど雨などに強い材料もありますが、 温かみがあり、補修しやすく、修繕しながら長く使っていける木材を利用することにしました。
実際に使用した時の、使い勝手を重視したなかで、売る人、買う人、道ゆく人、3者が良い関係性をつくる「三方良し」にも通じる、三角形の形に行き着きました。
屋台とカウンターとワゴンのちょうど良い形。
通称「とんがりワゴン」と名付け、プロジェクト立ち上げから僅か3週間で試作ミニ屋台が完成したのでした。
▲試作の屋台
「とんがりワゴン」の仕様と展開例
今回の企画はこのミニ屋台を実際に、みなさんと色々な関わり方で一緒につくっていきたいと考えたプロジェクトです。
DIYワークショップ(制作体験)、ミニ屋台の実験使用(モニター)、ミニ屋台の購入(販売展開)。
そうして実際に期間中に府中市内で色々な使い方をレポートし、ニーズのリサーチもおこないながら、みんなで実現させていきたいと思っています!
ご意見、ご支援をどうぞよろしくお願いいたします!
<起案の3人からのメッセージ>
ご一緒にオリジナルミニ屋台をつくりましょう!
廣瀬「府中をみなさんとワクワクする街にしていけたら嬉しいです。ご支援よろしくお願いいたします!」
馬塲「ここにフックがあるといいな!この面を黒板にしたい! お客さんも自分たちもワクワクするようなペイントをしたい! などなど、みなさんとアイディアを考え一緒に作り上げたいです。」
横須賀「試行錯誤しながらつくっていきましょう。みなさんと一緒につくれることを楽しみにしています!」
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プロジェクト内訳
キット製作費 :200,000円
ワークショップ開催費: 30,000円
その他リターン製作費: 70,000円
その他経費 : 20,000円
FAAVO手数料 : 80,000円
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スケジュール
2017年12月 プロジェクトスタート、会議、試作
2018年1月15日 クラウドファンディングスタート
1月下旬 府中市内での試作屋台の使用テスト
2月上旬 屋台のニーズリサーチ、屋台の規格を完成
2018年2月12日24時 クラウドファンディング終了
2月下旬 DIYワークショップ(2月24日予定)
3月中旬 お披露目パーティー
<問い合わせ先>
▽広場横プロジェクト事務局
最新の活動報告
もっと見る府中産オリジナル屋台、量産始動!
2018/02/17 21:10ご支援、応援いただきましたみなさま、まことにありがとうございました。おかげさまで、ミニ屋台の量産を始めました!斜めの部材があるので、少し複雑な構造になってます。カットのやりがいがあります! まずはご購入いただいた屋台制作を24(土)の『屋台づくりDIYワークショップ』で行います!ワークショップ参加者のみなさまと、いろいろなアイディアを出しながら楽しく制作したいと思います。ワークショップでの様子は追ってレポートでご報告いたします。ほかのリターン品についても、順次準備を進めております。今しばらくお待ちください。 府中産屋台の成長をお楽しみくだい。 もっと見る【101%!】府中の屋台!達成いたしました!!
2018/02/13 00:15いいねを押していただいたみなさま、シェアしていただいたみなさま、そして、ご支援いただいたみなさま、 本当にありがとうございました! それだけでなく、府中のみなさまからいただいたこの気持ち!! 1人1人の熱い眼差しを感じました。 形にしていくためにここからがスタートだと思っています! 特に最後の2日間。本当に信じられないような経験をみなさまと過ごさせてもらいました。ひきつづき、ワークショップや屋台の展開をレポートを上げていきます。 取り急ぎお礼を ありがとうございます! 広場横プロジェクト 廣瀬・馬塲・横須賀 もっと見る【残り1時間】府中の屋台をみんなでつくりましょう!
2018/02/12 22:56最終日のワークショップご参加いただきありがとうございました。 本日、たくさんの方々にに実際の屋台を見にお越しいただきました! 「こんなことに屋台を使いたいんだけど」 「月日でこういうことをする時に…」 「屋台の裏側をよく見たくて来ました」 などなど、具体的にみなさんそれぞれにアイデアを持っていて とても嬉しくなりました。 どうなるか未知数でしたが、起案を今回したことで プロジェクトの芽もたくさん生まれたように思います。 FAAVOへの関心も高く、 「こんなプロジェクトを考えているんだけど」 という話を持ってくる人が多く、説明会も大盛況でした! 残り1時間!皆様どうぞよろしくお願いいたします! もっと見る