● 今話題の「階段垂直マラソン」の日本人パイオニアとして世界チャンピオン=階段王になる!
※階段垂直マラソンとは
超高層ビル、タワーなどの階段を使い、いかに早く駆けのぼるかを競うという、シンプルかつ、ハードな競技です。
古くは1900年頃にパリのエッフェル塔でレースが行われた記録があり、10年ほど前から盛んになり始め、ワールドシリーズが行われるようになりました。

(写真提供:Vertical World Circuit)
現在では全世界で300近くのレースが開催され、賞金レースも多数あり、専門に行うプロ選手もいるくらいです。
この競技、単に階段を真っ直ぐにダッシュするだけでは決して速くなりません。
何故なら非常階段には踊り場があるから。
そこをうまくターンする技術が必要です。
また、足だけで駆けあがるとすぐに限界がきます。いかにうまく手摺を使って身体を引き上げるかも大事な要素です。
シンプルに見えて奥が深い競技なのです。

そして登る高さはだいたい200m以上、長いものは500mを超えます。1分間階段をのぼるだけでも息が切れるところを5分、10分とのぼり続ける・・・。この競技の過酷さがなんとなく伝わったでしょうか?
足は鉛を付けたかのようにガクガク、心臓は張り裂けそうにバクバク…。そんな状態にも構わず死力を尽くして階段をのぼり続ける様は一見するとシュール(笑)ですが、その苦しみを乗り越えて超高層ビルの屋上に倒れこみ見上げる空と、屋上からのあたり一面の景色は自分の力でのぼった者にしか味わえない最高のご褒美です。
日本でも少しづつ開催される大会が増えてきていますのでぜひみなさんも一度この快感を味わってみてください\(^o^)/
実際のレースの様子はこちらの動画からどうぞ。
また、日本で唯一のワールドシリーズ戦、ハルカススカイランの様子もNHKで放映されました。
(最後のインタビューを受けているのが自分です)
● 昨年は自費で世界を転戦しましたが、今年はそれ以上のワールドシリーズ、世界選手権にでて日本人初の世界チャンピオンになりたい!
はじめまして。青梅市在住、一児の父親である渡辺良治です。
私は昨年、階段垂直マラソンという階段を駆け上る速さを競う競技のワールドシリーズ、「バーティカル・ワールド・サーキット(VWC)」に挑戦し、アジア勢として初めて世界3位の成績を収めることが出来ました。

(最終戦・香港戦のゴール直後のトップ3)
この活躍を受け、いくつかのメディアにも出させていただき、少しはこの世界で知られる存在になる事ができました。
東京新聞↓
また、昨年の12月27日のめざましテレビ内の「キラビト」というコーナーでも階段上り世界3位の名手として紹介されました。
今年は他のワールドシリーズにも挑戦し、さらに海外遠征を増やす予定です。
ですが、子育てもしながら福祉の職場で働く自分にとっては時間もお金も大きな負担になっています。
そこで、今回クラウドファンディングを活用させていただこうと思います。
自分が世界で活躍することでこの階段垂直マラソンが日本でさらに注目を集め、みなさんにも参加しやすいようなレースが増えて身近になるのではないかと思います。
● 夢中になれるものに全力で取り組みたい、夢をあきらめない生き方を息子に見せたい
遅くなりましたが、少し自己紹介をさせていただきます。

(小学6年生の頃の自分)
幼少の頃は運動があまり好きではなく、ぽっちゃり体形のチビでした。それが嫌で中学時代からは卓球に打ち込み、大学を卒業してからはプロを目指しボクシングを始めました。
ですが、どちらも自分なりに一生懸命取り組んだものの、芽は出ませんでした。
プロボクサーの道をあきらめ、再び太りだした体にストップをかける目的でなんとなくトレイルラン(野原や砂地、山などの不整地を走る競技)を始めたのが2010年。レースにも出場する中で練習の成果が結果に結びつくことや、自然の中でめいっぱい身体を追い込めることに魅力を感じてどんどんのめりこんでいきました。

そして2013~15年の間は富士山に登る速さを競う「富士登山競走」に出場し、戦後直後から続くこの伝統ある大会で入賞し続けることが出来ました。このことから自分は登りが人並外れて得意なのだと感じました。
そしてスカイランニングという主に標高2000m以上の山岳を舞台として行われる山岳競技に出会い、「バーティカルキロメーター」という種目に出会いました。この競技は標高差1000m(1キロ)を一気に駆け上がるというもので、登りが得意な自分にぴったりでした。この競技の事を知れば知るほどのめりこんでいきました。そして2016年に世界選手権が行われ、日本代表選考レースが行われることが決まりました。その時自分はすでに30歳でした。
スポーツの世界で「日本代表」に選ばれる人なんて幼少のころから厳しい修行を乗り越えてきた限られた一部の者がようやくなれるものだと、それまで思っていました。でもちょうど妻が初めての子どもを授かり、「この子に誇れる父親になりたい」と思い一念発起して日本代表選手という「夢」に挑戦することにしました。

2015年はスカイランニングのバーティカルキロメーターの練習ばかりをして、スカイランニング本格挑戦一年目でしたが、日本選手権において2位の成績を収め翌年の世界選手権の日本代表に選ばれました。

(スペイン、バルエラにて行われた世界選手権のラストスパート)
そして2016年、その「夢」を実現し、世界選手権にて世界の強豪たちと勝負しましたが、結果はトップに5分差をつけられての完敗(14位)という結果で「夢」は幕を下ろしました。
すっかり次の目標を見失いぼんやりとしていた自分。
そんな自分の前に突如現れたのが「階段垂直マラソン」でした。
この「階段垂直マラソン」はスカイランニングの都市型種目であり、非常階段をのぼるタイムを競います。2016年に大阪でワールドシリーズのエキシビションとして開催された「ハルカススカイラン」で今まで一度も「バーティカルキロメーター」で勝つこと、いや足元に及ばなかった日本の絶対王者である宮原徹選手に勝てたことが自分の世界を一変させました。

(憧れの存在、宮原選手に勝てたことが人生最大の衝撃でした)
「日本代表」から「日本最強」へと自分が進化したと感じ、目標は「世界と戦う」から「世界と戦って勝つ」へと飛躍しました。
自分にもすでに世界と対等に戦える力がある。そして世界チャンピオンにも手が届くかもしれない・・・。
そう思うと挑戦したいという気持ちを抑えることはできませんでした。
こうして自分の新たな挑戦が始まりました。2017年はVWCというワールドシリーズに参戦し、マニラ、北京、上海、大阪、香港と各地を転戦し、最終的に年間順位で3位になることが出来ました。詳しい結果はこちら→www.verticalworldcircuit.com/wp-content/uploads/2018/03/2017-VWC-Ranking_M.pdf

(北京大会で初めて表彰台を掴み、すべてを出し切って倒れこむ最高の瞬間)
自分の夢はこの競技で 世界チャンピオン=「階段王」になることです。
こんな大それたこと、今の社会ではなかなか口にすることができません。
ですが、人生は常に挑戦し、自分を成長させていくことに面白味があるし、人類の歴史そのものが挑戦の繰り返しであったと思います。(ちなみにこれは学生時代学んだことです)
自分にはちょうど3歳になった息子がいます。

息子にも失敗を恐れずに自分の興味を持ったものや自分の信じたものにどんどん挑んでいくような人生を送ってほしいと願っています。
そのためにも父親である自分がそういう生き方を貫かなくてはいけないと思ってこのような「夢」に挑戦することを決めました。
● 階段王への道のり
階段王になる、といってもその道は決して生易しい物ではありません。
まずは去年から参戦している「VWC」でチャンピオンを目指しますが、この競技にはもう一つの国際的な団体が存在します。
それが「Towerrunning World Association」通称「タワーランニング協会(TWA)」です。

(表彰台の真ん中の長身の男性がVWC,TWA両方の世界チャンピオン、ピーター選手)
こちらの団体はドイツに本拠地があり、世界各地の大会の中からいくつかをシリーズ戦に認定します。そしてレースごとにポイントが異なります。ポイントに応じて年間順位が決まるのは一緒ですが、ポイントを多く稼ぐためには重要な大会に何度も出なくてはならず、チャンピオンになるにはどうしても欧米の大会にも出場する必要が出てきます。
また、不定期ですが、世界選手権と銘打って最大規模のポイント獲得レースを行います。
ちょうど今年の5月5日に台北で世界選手権が行われます。
今年はこの世界選手権に挑戦するほか、5月20日の中国深圳での大会など、アジアで開催される重要な大会に出て、腕を磨こうと思います。
そして2019年からは中東や欧米でのレースにも参戦していき、おそらく2020年にまた開催されるであろう世界選手権での優勝を目指します!
同時にVWCでも年間チャンピオンを獲得し、TWAでも年間チャンピオンと世界選手権優勝の3つを成し遂げたときにこそ真の「階段王」となることができると信じています。
● 支援金の使いみち
みなさんから頂いた大切なお金は今年の海外遠征の交通費と宿泊費に使います。

現在までに分かっている遠征の予定は以下の通りです。
台北towerrunning世界選手権(5月5日):約5万5千円(宿泊代込み)
VWCソウル大会(5月13日):約3万円(交通費のみ)
towerrunning深圳大会(5月20日):約3万5千円(日帰りのため宿泊なし)
VWCマニラ大会(7月8日):約5万円(交通費のみ)
VWC北京大会(8月25日):約4万円(交通費のみ)
VWC上海大会(10月21日):約4万円(交通費のみ)
VWC大阪大会(11月4日):約2万円)(交通費のみ)
VWC香港大会(12月2日):約5万円(交通費のみ)
さらにアジアで開催されるtowerrunning協会の大会に最低2回は出場する予定(1回5万円=計10万円)
手数料で約8万円
合計50万円が必要です。
超過達成したり、余剰金が出た場合は来年の遠征費に使わせていただきます。
● 青梅で育ち、青梅の山々で鍛えられた自分を世界に送り出してください
自分をここまで育ててくれたのは起伏が多く、身近に山が豊富な西多摩・青梅という環境です。

(地元青梅の天祖神社にて、青梅トレラン部の仲間と共に)
この青梅に恩返しをするためにも必ず今回の遠征を成功させ、初の世界チャンピオンへの階段をまた一つ駆け上がりたいと思います。そのためにもFAAVO東京西多摩でクラウドファンディングを行うことにしました。
練習場所を探しています
最後に一つ特殊なお願いをさせて貰っても良いでしょうか。
上記のように階段王になるため、練習を重ねていますが、この競技の特性上練習場所の確保に苦労しています。やはり一番は超高層ビルなどの非常階段で手すりや踊り場を使って練習する事です。ですが、快く非常階段を使わせてくれるビルやマンションはなかなか存在しません。
そこでもし皆様の中にマンションやビルなどのオーナーさんや、管理者さんがいらっしゃいましたら、練習場所として使用させていただけないでしょうか?十分な練習場所が確保できればそれだけ階段王へのステップアップを図れます。
希望条件は次の通りです。
・高さ100m以上
・階段に踊り場や手すりがある
・原則東京、埼玉、神奈川、などの首都圏。東京都青梅市在住なので、そこから片道2時間以内で到着できる場所だとありがたいです!
練習場所を提供して頂いたビルやマンションにはその名称をユニフォームの前面に入れさせていただきます。また、イベントや企画にもできる限り協力させていただきます。ぜひよろしくお願いします。
● お問い合わせ先など
※クレジットカードでのご支援が困難の方は下記のご支援方法も可能です。
▪現金によるご支援方法。
直接お問い合わせいただければ可能な範囲で自分がお受け取りに行きます。
原則としては以下の市町村が対象です。
青梅市、羽村市、福生市、瑞穂町、あきる野市(これ以外の方はメールでご相談ください)
お問い合わせ先 :ryojiskyrun@gmail.com
事前にリターン品をお選び頂くと受付がスムーズです。
▪銀行振込によるご支援方法。
直接メール頂くか、Facebookを通じてお問い合わせください。
その後、振込先銀行口座をお伝えいたします。
銀行振込お問い合わせメールアドレス :ryojiskyrun@gmail.com
現金をお預かりし、代理で決済致します。
事前にリターン品をお選び頂くと受付がスムーズです。
何かご質問等ありましたらお気軽にお問い合わせください。
渡辺良治
facebook:https://www.facebook.com/ryoji.watanabe.104
blog:https://ameblo.jp/skyrun-chabo/
最新の活動報告
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2018年シーズン報告会を開催しました
2019/03/01 12:14こんにちは。 階段王になる男、渡辺良治です。 ご報告が遅くなりましたが、2月11日に青梅永山ふれあいセンターにて2018年の報告会を行いました。 26名の方にご参加いただき無事に開催でき、ホッとしています。 報告会の後は坂道を使ったジャンピング練習や激坂ダッシュのミニ練習会も行い普段の自分の練習を体験していただきました。 報告会ではこれまでレポートでご報告してきた去年の海外遠征の中身をお話ししたほか、2019年シーズンの抱負もお話しさせていただきました。 今年は昨年以上にレッドブル400にも参加するなど活動の幅を広げたいと思います。 また、階段王になるためのステップとしてまずはVWCで年間ランキング2位を獲得するのが今年の一番大きな目標です。 そのために今年は昨年以上に遠征費用が必要になってくるのでまた新たにクラウドファンディングを行うことになるかと思いますが、その際はまたみなさんにご協力いただけると大変嬉しいです。 そして最後にクラウドファンディングにご協力いただいたみなさんに大事なご報告をさせていただきます。今回のクラウドファンディング全体の収支報告です。 少々見えにくくて申し訳ないのですが、以上のようになりました。 レシートが一部保存できていないものがありますが、現地での交通費や食費、リターンに使ったお土産代などを雑費として計上し、50万円使用させていただきました。 ですので、余った16,260円に関しては次年度の海外遠征費用として使わせていただきます。 去年、あれだけ海外の階段垂直マラソンのレースに参加し好成績を収められたのも皆さんの支えがあったからなのだと再確認しました。 本当に本当にありがとうございます!! 感謝の思いをうまく言葉にして伝えきれないのが歯がゆいですが、とにかくここまで来たら真の階段王になるためにあらゆる面で努力をして、皆さんの声援にこたえたいと思います。 こちらでのレポートはこれが最後になりますが、これからも引き続き 見守っていただけると励みになりますm(__)m 「階段王に、俺はなる!!」 by 渡辺良治 もっと見る
VWC最終戦香港大会のレースレポート
2018/12/31 08:20こんにちは。 階段王になる男、渡辺良治です。 お届けするのがものすごく遅くなってしまい大変申し訳ありません。今年の海外遠征の最終戦であるVWC香港大会のレポートをお届けしたいと思います。 今回の大会、正式名称は「SHKP Vertical Run for Charity: Race to Hong Kong ICC」です。 +364m、ステップ数は2120段で100階の展望室がゴールです。 5月のソウル大会から始まったVWCのの最終戦となり、獲得ポイントが1.5倍となるため毎回強豪が勢ぞろいする大会で今年も多くの上位ランカーが集まってきました。 とは言っても自分が警戒するのはピーターとマークです。 今年はVWCで全勝しているピーターは昨年の途中棄権のリベンジに燃えているし、マークはこの大会の3連覇がかかっているし、シリーズチャンピオンの可能性も0ではないので俄然狙ってきます。 そんな大事な大事なレースでしたが、まさかの寝坊によりあやうく電車に乗り遅れそうになり、最後までドタバタした海外遠征でした(笑) それでも今回はいつもの立石さんだけでなく、ハルカススカイランで男女日本人トップだった加藤さんと木下さんの四人の日本人選手たちでワイワイとリラックスした雰囲気ですごせました。 それでもやはりスタート直前になると一気に空気が張り詰めるのが分かります。 今回のレースプランは、大阪での終盤大失速の苦い経験を踏まえ、スタート直後に先頭を取るであろうピーターの後ろに一旦ついたのち、マークの少し前をキープして後半良い感じに上げていく・・・というものでした。 これならピーターが絶好調で追いつけなくてもマークに勝つ事が出来るはず!そう期待してスタートラインに立ちました。 そしていよいよ号砲!ピーター、マーク、自分が横一列に飛び出します。スタートして40mほどフロアを走ってから階段に突入するのですが、ここまでの位置取りが超重要なのはいつもと変わりありません。わずかに隣のマークよりも前に出た様にも感じたのですが、インコースとアウトコースの差で惜しくもマークに先行を許し、3番手で階段に突入しました。 残念ながら作戦は失敗でした。仕方なく前を行くマークから離されない様についていき、ラストスパートで抜き去り2位を目指す作戦に変更しました。 そして今回の階段は左回りのスクエア型。少し登っては踊り場がありまた少し登っては踊り場…というふうにとにかくちょこちょこと曲がります。一週間前の上海タワーでは九十九折で曲がっていたのとテンポが違うのでどうもやりにくく感じました。 「うーん、手すりを離して走るか?それとも片手で掴みながら走る?それとも両手で掴んで早歩き?」 登り方がイマイチ定まらず余計なことに頭を使ってしまったのか50階あたりから徐々に前の二人から離されていっているのが自分でもわかりました。これはマズイとペースアップを図ろうにもまだ先は50階ほどあり、潰れる心配が先に立ち結局現状維持を選択。 そうするとあっという間に前も後ろもいない一人旅状態になってしまいました。 正直ここからはとにかく早く終わって欲しい、長いシーズンの苦しみから解放されたいという思いで頭がいっぱいになってしまい、集中力がきれてしまいました。フォームも手すりを両手で掴み引き上げるだけで腰が落ちて胸も閉じて呼吸がドンドン苦しくなってしまい前を追う気力がしぼんでいきます…。それでもいつ後ろから誰か追い上げてくるかもしれない恐怖と闘いながらとにかく上へ上へと進んでいきます。 ようやく80階に到達し、最終盤にさしかかりました。もう後は出し尽くさないといけない場面です。「こんな不甲斐ない走りじゃダメだ!頑張れ!」と必死で自分を鼓舞しようとしますが、本当に苦しくて苦しくて・・・。 思った様にはペースアップは出来ませんでしたが、とにかく激落ちだけはしないでゴールにたどり着くことが出来ました。 いやー、本当に長かったです。今回のレースも今シーズンも…。5月の頭から7か月以上続いた海外遠征盛りだくさんの一年が終わったんだと思うとゴール後はしばらく放心状態で何も考えられませんでした。まぁ心臓も足も限界に達していてきつ過ぎて目も開けられないくらいきついので当然考える余裕なんて元からありませんが(笑) そしていつものようにピーターに引っ張り上げられトップ3の記念撮影です。いつものように一人だけ死にそう(笑) チームジャパンも見事全員完走です!加藤選手は4位とほぼ10秒差の8位、木下選手は7位。そして立石選手は5位と表彰台は逃すもシリーズランキングでは見事3位を獲得!おめでとうございます! 台湾のカイさん(左端)とハルカススカイランの事務局の奥野さん(右から2番目)も一緒に。奥野さんはソウルでも応援に来ていただき本当に感謝です!来年はさらにいろいろとお世話になりそうです。 この後は主催者が用意してくれたお菓子やパン、ジュースを貪り食うなど今まで抑えてきた食欲が一気に解放されました!いや本当に食べるものが美味しいこと(笑) おかげさまでこのレポートを書いている現時点で5キロも体重が増えてしまいました(^-^; また来年身体を絞る際に地獄を見そうです…。 なにはともあれ、今回のレースでも表彰台に上がり、シリーズランキングも2年連続で3位を獲得できました。去年は3位をオマール選手やマンチ選手と争う中での「3位」でしたが、今年は常にピーターやマークと1位や2位を争う中での「3位」ということで違った重みがあるなと感じます。 もちろんこの順位で満足しているわけではなく、VWCでは一度もピーターやマークに勝てなかったことは非常に残念ですが、この悔しさをバネに来年は必ず一度は優勝し、順位も2位以上を獲得することを誓います!! 最後になりますが、今年の階段垂直マラソンワールドシリーズ挑戦は本当に多くの方に支えていただいたおかげで可能になりました。 家族には何度も家を空けてしまい負担をかけてしまいました…。ごめんね、そして挑戦させてくれて本当にありがとうと言いたいです。 青梅トレラン部をはじめ地元の仲間には数えきれないほど練習に付き合っていただきモチベーションを維持することが出来ました。本当に感謝です! そして何より、このレポートを読んでくださっているみなさん!!ある意味僕の個人的な願望に多大なご支援を頂き本当に何と言っていいかわからないくらい感謝しております。 もちろん個人的なものに終わらせず、この競技を日本でも広めていきたいですし、日本人初の世界チャンピオンの誕生という形でみなさんには恩返しをするべく来年以降も必死で頑張っていこうと思います!お届けするレポートは今回が最後になりますが、ぜひ今後とも「階段王になる男・渡辺良治」を見守っていただければ幸いです。 そして本当の本当に最後ということで報告会のお知らせです!! まだ正式決定ではありませんが、2019年の2月11日に青梅市民センターで2018年度の報告集会を開催いたします!ご支援いただいた皆様にはもちろん無料で参加していただけますし、販売価格1万円を超える豪華賞品が当たるじゃんけん大会も予定しております!! ここではお話ししきれなかった裏話や来年の挑戦の具体的なプランをお話しさせていただく懇親会も予定しておりますので、ぜひ2月11日は予定をあけておいていただくようお願いいたしますm(__)m それではまた。 渡辺良治 もっと見る2018年シーズン無事終了しました。本当にありがとうございました。
2018/12/14 12:04みなさんこんにちは。 階段王になる男、渡辺良治です。 まだ今年の最終戦、VWC香港大会のレースレポートをお届けする前ですが、まずは今年の海外遠征が無事にすべて終了したことをご報告させていただきます。もちろん最後の香港遠征もトラブルがあり、「無事に」と言えるかどうかはわかりませんが・・・、 とにかく、皆様のご支援があってこそやってこられた一年でした。改めまして応援していただいたみなさまに感謝申し上げます。 本当に、本当にありがとうございました!! 。 そこで今回は今年のすべてのワールドシリーズ遠征の結果をまとめてみます。 2018年遠征結果 第1回:5月5日 Towerrunning World Championships 2018 「Taipei 101 Run Up」(台湾)・・・4位 第2回:5月13日 Vertical World Circuit 第1戦 「Lotte World Tower International Sky Run」(韓国)・・・3位 第3回:5月20日 Towerrunning tour 2018 「International Vertical Marathon - PingAn Finance Centre」(深圳)・・・4位 第4回:7月2日 Vertical World Circuit 第4戦 「Kerry Sports Manila Vertical Run with EastWest 」(フィリピン)・・・2位 第5回:8月25日 Vertical World Circuit 第5戦 「China World Summit Wing, Beijing Vertical Run」(北京)・・・2位 第6回:10月14日 Vertical World Circuit 第6戦 「SHKP Vertical Run for Charity: Race to Shanghai IFC」(上海)・・・3位 第7回:10月14日 Towerrunning tour 2018 ※ダブルヘッダー 「Towerrunning Grand Prix Shanghai」(上海)・・・4位 第8回:11月3日 Vertical World Circuit 第7戦 「Harukas Skyrun 」(大阪)・・・3位 第9回:11月25日 2018 Towerrunning Tour Final 「Shanghai Tower International Vertical Marathon」(上海)・・・・5位 第10回:12月2日 Vertical World Circuit 最終戦 「SHKP Vertical Run for Charity: Race to Hong Kong ICC 」(香港)・・・3位 以上、10回のレースに参加するために9階の遠征を行い、その内、8回が海外遠征となりました。ここまで多くの時間を競技に費やすことが出来たことに家族をはじめ支えていただいた皆様に感謝の気持ちでいっぱいです。 また、経済的にもかなりの負担がかかったのですが、それもクラウドファンディングで寄せられたご支援のおかげで乗り切れました。重ねて御礼申し上げます。 Vertical World Circuit 年間ランキング表 年間ランキングですが、VWCは昨年に続き3位を獲得いたしました。 9戦中4戦はこの3人による表彰台独占となりました。今年はVWCでは一度も彼らに勝てませんでしたが、来年こそ勝ちたいと思います! Towerrunning World Association 年間ランキング表 そして今年初挑戦のTWA(towerrunning協会)の年間ランキングも何とか6位に食い込みました。こちらはポイントの高い「Tour」戦に4戦しか出ていない中での順位ですので、まだまだ上位に食い込む可能性は大きいと言えます。 アジア勢では5位のマレーシアのソウ君に続いて2番目のランキングですが、まだ彼には一度もレースで負けたことはないので、「アジアの階段王」と名乗ることは許されるのではないかと思います(;^ω^) 今年の目標であったことを振り返ってみますと・・・。 1.最低でも1回ピーター、マークに勝って海外レースで優勝する⇒達成率20% 理由:5月5日の「台北101runーup」において一度だけマークに僅差で勝つことが出来た。しかしそれ以外はマークにもピーターにも全敗で念願の優勝はお預けとなった。 2.towerrunning協会で年間ランキングトップ10入りを果たす⇒達成率100% 理由:全8戦のポイントが加算され、獲得ポイントが段違いに高い「Tour」戦をわずか4戦で6位に食い込んだことは特筆すべき成果と言えるだろう。 そして数字に表れてこない部分もたくさんありますが、自分の感覚なりに今年の挑戦を評価すると、100点満点中「75点」くらいになるかなと思います。 実力は増してきていると感じています。しかしまだまだ成長のスピードが足りないですね。ピーターやクリスティアンのトップ2とはまだだいぶ差があると感じます。そして彼らもまだ成長を続けているので、この差をどうやって埋めるのか?さらに真剣に考えなければなりません。 ですが、間違いなく今年各地で様々なレースに出て得た経験は今後の糧になるはずです。 去年までは500mを超えるレースなど想像もできませんでしたが、今年は3回も経験しましたから少しはイメージも持てましたし、恐怖心はなくなりました。来年はどんなシーズンになるのか今から楽しみです。 (さながら天空への塔・・・。ここを登るのかと思うとぞくぞくしますよね) 来年の春にはまた海外遠征が始まり、そのためのクラウドファンディング企画も遅くない時期に発表できるはずです。 その時はまた皆様のお力添えを頂けると本当にありがたいです。 豆の性格とはお世辞にも言えず、言葉で伝える能力にも自信がない自分ですが、階段王になりたい!という気持ちだけは本当です!! ぜひ今後とも階段垂直マラソンの世界王者=階段王を目指す挑戦を見守ってください。 それではまた。 渡辺良治 もっと見る




