さて、箱のアイデア・ソースは出展作家の「島田北斗さんのワイン箱をもとにした額」と前回のレポートでご報告しましたが、同じものを、となるとなかなか難しく、今回はマチノワの内装も手掛けている東井工務店さんに一から作っていただくことにしました。
ちなみに、島田さんのワイン箱は成城石井がたまに売りに出す、ワイン箱らしいです。
残念ながら、今回のプランを練っている最中には成城石井でワイン箱は売っていませんでした(^^;
ネットなどで標本箱を探してみたのですが、木で出来たものは、けっこう高いんですね。
そんな感じで、箱が決まらない中、8月のお盆の時期に、マチノワにこの展覧会の企画を持って行ったら、
「じゃあ、大工さんを紹介してあげるよ。」とのコーディネーター山本氏の一言から現実化した箱計画。
それまでは、こんな感じに出来たらいいな~、だったのが、にわかに実現化に向かいました。
大工の東井さんに、電話で「こんな箱を作りたい」と伝えただけで、上の写真の左側サンプルを作ってくださいました。
「これで、完璧!」
と、思いましたが、ちょっと小さいかな(サンプルは35×35㎝)とか、東井さんとしては木と木を留めるのに
「留つぎ」の方がかっこいいのでは、など、意見を出し合い、2回目のサンプルが右のもの。
これにもう少し、やすりをかけて貰って、アクリル板を入れたものが完成品です。
45×45㎝で高さは6㎝。内寸は42×42㎝で底板からアクリル板までの空間は高さ4㎝です。
当初、木を切るところまでやって貰って、組み立ては自分でやるつもりでしたが、作品を入れた後に、箱が壊れたら大変なので、組み立ても東井工務店さんにお願いすることにしました。
標本箱30個、間もなくやってきます!