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「スイングバイ」でボールを飛ばす!バッティング技術の解説書を作りたい

探査機を燃料を使わずに宇宙のかなたに飛ばす「スイングバイ航法」を科学的根拠として、「最短距離で打ちに行け」「ドアスイングはダメ」「壁を作ってドーンだ」を解説します。スイングバイを使えば、体格・体力・学力に関係なくボールは飛んで行きます。

現在の支援総額

46,000

9%

目標金額は500,000円

支援者数

7

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2019/03/05に募集を開始し、 2019/03/31に募集を終了しました

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「スイングバイ」でボールを飛ばす!バッティング技術の解説書を作りたい

現在の支援総額

46,000

9%達成

終了

目標金額500,000

支援者数7

このプロジェクトは、2019/03/05に募集を開始し、 2019/03/31に募集を終了しました

探査機を燃料を使わずに宇宙のかなたに飛ばす「スイングバイ航法」を科学的根拠として、「最短距離で打ちに行け」「ドアスイングはダメ」「壁を作ってドーンだ」を解説します。スイングバイを使えば、体格・体力・学力に関係なくボールは飛んで行きます。

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まずは自己紹介

埼玉県春日部市の少年野球チームのコーチをしております、松谷 智(まつや さとし)と申します。

 

現在55歳。かつては、いわゆる「親コーチ」でしたが、息子二人は卒団し、大学生(元高校球児)と高校生(現高校球児)です。土日は我が子の応援に行かず、小学生を指導しているのですから、変わり者です(笑)。

 

 

所属チームは、かつて市内でも弱小チームで、抽選会では対戦相手にガッツポーズされたという伝説?を持つチームでした。が、歴代監督・コーチ・母集団の粘り強い指導および団運営への協力が奏功し、近年やっと強豪と目されるようになりました。縁遠かった優勝カップも今やこんな感じです。

 


 

 

母集団を中心とした熱心なスカウト活動のおかげで、野球大好き少年・少女が集まりました。「打てば響く」選手達と練習できる環境は、コーチとして恵まれていると思います。

 

試合や練習の反省・解説書・ネットなどの情報をベースに自分なりに仮説を立て、バッテイングセンターで検証し、選手にフィードバックする。この繰り返しの中で、「スイングバイ理論」を根拠にしたバッティング指導法が固まりつつあり、一冊にまとめて自費出版を目指すことにしました。






違和感だらけの業界フレーズ

学生時代卓球部だった私が、次男が野球を始めたころから、なし崩し的に少年野球のコーチをすることになりました。素人同然でしたが(素人だからこそ?)当初から違和感を抱いていたのが、「ボールの内側をたたけ」とか「最短距離で打て」とかいう業界独特のアドバイスフレーズです。

 

ボールの内側を打ったらファールでしょ? 最短距離ってどこからどこまで? 開くのが早いってどういうこと? 素朴に分かりませんでした。「教えてくれ」と言える雰囲気でもないし・・・
 

 

 

悶々としながら、自分なりにバッティングの研究をしていたある日、偶然にたどり着いたのが「スイングバイ」でした。読み込んでみると、目の前の霧が晴れていくように感じました。

「経験上」「感覚として」発せられた

 

数あるアドバイスフレーズのほとんどが、このスイングバイ理論を根拠として、科学的に説明できる

 

と気付いたのです。

私と同じモヤモヤを抱えていた方々には、この本の内容は腑に落ちるものだと思います。

スイングバイとは

「 宇宙空間において、探査船などが、動いて来る惑星に向かって等速直線運動で進み、惑星の引力により方向を変えながら加速する(自らの持つスピードS1に、惑星のスピードS2をプラスする)航法である。」

 

例えば、走って来る選手(小学生)のベルトを掴んでくるりと回すと、回す方(大人のコーチ)も回される方も、かなりのエネルギーを感じることは容易に想像できると思います。

*(注意)実際にやらないでください。特に手を掴んで回すと肩が外れてしまいますので、絶対にやらないようお願いします。

さらに「ベルトを掴んだ者が反対方向に動く」とエネルギーを増します。これが「スイングバイ」です。下図の通りS1のスピードだった選手は 走ってきたスピード(S1)+ 掴んで回した者の移動スピード(S2)=S3 にスピードアップして、反対方向に飛び出して行くことになります。

 

 

探査船=バットのヘッド、地球=バッターという関係になります。

①前にステップして、ボールを捉えるまで直線的にヘッドを送り出す(開かない状態)

②捉えたタイミングで、前進を止め、身体を回転させて(開いた状態)、ヘッドの方向を変える

③前肩を外に回して、反対方向にヘッドを引く

 

最も大事なことは「直線的にヘッドが移動する時間」があるか?ということ。直線(正確には線分)とは点と点を結んだ「最短距離」になります。「インサイドアウト」や「ボールの内側をたたく」そして「早く開くな」もこの直線運動のためのアドバイスフレーズです。円運動⇒円運動(開きっぱなし・外回り・ドアスイング)ではスイングバイは起こらないのです。

 

 

以上はスイングバイでボールを飛ばす「トップハンドトルク(THT)」と呼ばれる打ち方になります。後出の「ウエイトシフト(WS)」はパワードスイングバイでボールを飛ばします。

 

WS・THTについては2016/2/26のブログ記事を参考にしてください

指導の現場

腕力がない選手ほど腕力で振りたがります。ほとんどの場合、フォームを横から見た時に「人」の形になっていると思います。両足に体重が残り、「二本軸のコマ」になってしまい、途中でロックして、身体が回り切らない、小さなフォームになります(しかもドアスイング)。ますます腕で回そうとしますが、腕力だけでボールは飛びません。(軸ができていないとはこの状態です)

 

 

前足でも後足でも軸を一本にすれば、中心ができてきれいに回れるのですが、太ももの後ろ側の筋力がある程度ないと、後ろに軸を作ることは難しいです。

ここで、前足に軸を作って回るウエイトシフトが登場します。そもそも身体の前側の筋肉はブレーキだと言われていますから、筋力がなくても止まることはできるのです。対して後ろ側はアクセルですから、前に出て行くのも、無理はないと思います。

 

①前に大きくステップしてバットを加速する

②タイミングよく止まり

③回転する

 

以上がタイミングよくできれば、パワードスイングバイが発動してボールが飛んで行くのです。(②が「壁を作る」と表現されます)

 

  

ちなみに後足に軸を作る打ち方をトップ・ハンド・トルク(Top Hand Torque=THT)と言います。

 

▼以下の素振りの動画を参照してください。

 

前半がTHTで、最後から3スイングはWSで振っています。違いが分かると思います。

イチローの悲劇

イチローの打ち方(振り子打法)は、プロ入りした当初、コーチに全面否定されたと言います。コーチが見たこともない打ち方をしていたからだと思います。スイングバイ理論を理解していれば「イチローはパワードスイングバイでバットを加速している」という結論に至り、「悲劇」は起きなかったはずです。

 

この一件を逆向きに考えると、

「スイングバイが起きるようなバッティングフォーム」

を追求していけばいいということになります。

 

万有引力という科学的根拠を出発点としたスイングバイ理論は、普遍的です。誰が言ったとか、新しいとか古いとか関係ありません。自分とタイプが違っても、経験がなくても、選手の個性を理解できるようになります。

  

きっかけはクレーム

 201510月から書き始めたブログ

 

「少年野球コーチのひとりごと」(スイングバイ理論をベースに野球を考える)

 

が70記事・3万字ほどに達しました。

おかげさまで 閲覧数13,000 PV・訪問者数10,000 IP を越えています。

 

読者(指導者)の方の「言葉の引き出し」を増やすためにも、文字だけのブログにしてきたのですが、「文字だけだと選手にイメージを伝えづらい」というご意見・クレームを多くいただくようになりました。

 

そこで、グランドで選手に「イラスト」や「写真」を示しながら説明できるように、白黒100ページ「薄めのポケットサイズ」の本にしたいと思っています。

必要資金の内訳

自費出版を目指しています。

書籍作製費(700部)370.000

郵送費等 30,000

その他クラウドファンディング手数料

 

合計 500,000





予定している目次

始めに
 スイングバイとは
 逆スイングバイ
 カウンターアクション

  

からたの使い方
 グリップ
 エルボーイン
 スタンス
 WS THT
 ハイブリッド

 


○swinglogic
 予備動作からトップへ
 ステイバックから直線運動へ
 スイングパス
 ガイドハンドと軸足のシンクロ
 インパクトと近地点
 蹴り返しと横移動
 フォロースルー
 

 

ブログからあれこれ
 ダウンスイングレベルスイング
 イチローの悲劇
 落合博満徹底研究
 感覚とのズレ
 フリーズするアドバイス
 インタビュー
 計算してみる
 

 

終わりに
 個性をいかすコーチング

スケジュール

○2019年3月末 クラウドファンディング終了

○5月末 原稿完成

○6月中 製本・発送

最後に・・・

最近ネットでも話題になっている「カウンターアクション」についても、「背中側でスイングバイを起している」という自分なりの考え方をブログに載せています。

 

小学二年生できれいにカウンターを入れて振っている選手もいます。

 

からだが大きいとか小さいとか

フィジカルが強いとか弱いとか

学校の成績がいいとか悪いとか

全く関係ないところでボールが飛ぶ

 

小学生の今だからこそ実感できることです。今後成長するためには、「頭で理解する⇒その通りできたことを実感する」この順番がとても大事で、「できた⇒頭でも理解した(つもり)」では、ほぼアウトなのは分かっていただけると思います。

 

フィジカルでごまかすことができないことをチャンスに置き換えて、理論を理解して練習・実践することを身につけて欲しいと思います。(学校教育の目指すアクティブラーニングも同じ方向性だと思います)

 

イチローはインタビューでこう語っています。

 

僕は天才ではありません。なぜかというと自分が、どうしてヒットを打てるかを説明できるからです。

 


天才と呼ばれることを嫌ったイチローらしい発言です。

 

天才で終わる悲劇を生まない・・・回りにいる大人の役目だと思います。

 

春日部共栄高校の春の甲子園出場が決まり、春日部地区のレベルはさらに上がります。この本が「チーム春日部」そして「チーム埼玉」の実力アップのきっかけになることを願っています。

皆様、ご支援の程よろしくお願いいたします。

 

最新の活動報告

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  • faavo埼玉でCFをさせてもらうのは2回目で、前回は6,000円で終了しました。 46,000円は大きな前進です。 懲りずに仕掛ますので、よろしくお願いします。 ご協力くださいました皆様に心より感謝申し上げます。 もっと見る

  • 「これが羽打ちだ」という動画です。   ①地面にバウンドした羽を打ち返す ②同じようなコースを空振りして「その軌道を確認する」 ③インコース高めを見事に打つ   空振りしたアウトコースのカーブの軌道を確認しながら 次のインコース高めのストレートにしっかり反応することができています。   ①も③もすごいですが、この動画のキモは②です。 ヘッドを無理に「よこ」に振るのではなく「たて」に振り終わっています。 この空振りを見せられたら   ピッチャーはインハイのストレートしか投げる球がなくなります。   彼は中学に上がっても活躍するでしょう。 「スランプの時は(小学校のグランドに)来てもいいですか?」 と言ってくれますが、そんな時は、この動画に復活のヒントがあると思います。   誰もいないグランドに立って、耳を澄ましてください。 答えは風(自分)の中にあります。     もっと見る

  • 保護者の方より了承得ましたので、フロント画像の一部修正個所を解除しました。 もっと見る

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