福祉現場での介護負担軽減を実現する見守りモニター(AiSleep)を健康状態の定量化とそのアドバイス機能を可能にしたい!
はじめまして。
TAOS研究所の苗鉄軍(Tiejun Miao)と申します。
このプロジェクトページをお読みいただいてありがとうございます。
今回弊社は、「AiSleep」の可能性のこと、またその可能性にご賛同いただけたらと思い、このプロジェクトページを立ち上げました。少し長くなりますが、お付き合いくださいますと幸いです。

●AiSleep(エイアイスリープ)とは?
介護者や介護職員の方の肉体的・ 精神的負担軽減をサポートし、ゆとりある介護を実現させることが大切だと考え、誕生したのが睡眠・見守りセンサーの「AiSleep」※1です。
※1 AiSleep 詳しくはURLをご参照くださいませ。
https://aisleep.jp/kakunin/

ベッドにこちらを敷き、離床(ベッドから起き上がったか、または転落したか)したかが、アプリを通じて遠隔から分かるので、人手不足や作業過多の問題を抱えている介護施設や医療施設に導入して頂いており、離床検知を早くお知らせするなど、介護職員の方の日々の業務をサポートしています。
●クラウドファンディングに参加した理由は?
今回クラウドファンディングにエントリーさせて頂いた理由が、2点あります。
1点目は、介護施設でも使用されている安全・安心省力化を目指す”睡眠・見守りセンサーの「AiSleep」”をもっと多くの方に知って頂きたいということです。
今回は、介護施設関係者の方だけではなく、より多くの方に周知して頂きたく、
施設で実際に使用されているモデルを、特別に個人向け「AiSleep」としてご用意いたします。
2点目は、わたしたちが研究を重ねてきた「カオス(ゆらぎ)分析」という数学手法に基づいたAI技術を使って、現行の「AiSleep」※1 をさらに進化させ、健康状態の推定により、病気予防に貢献できる可能性を高めるところまで機能性を高めるために、研究データと費用を集めたいということがあります。
※1 AiSleep https://aisleep.jp/kakunin/
●未病検知ができ、健康状態がわかるセンサーの開発をしたい!
現在、介護現場において、転倒・転落の対策は共通し喫緊の課題です。また、介護施設の職員の方は、日々のルーティンワークに加え、看取りのためのケアなど、常に心理的な負担の高い業務も行っています。「AiSleep」を導入することでのメリットとして、介護職員には、利用者の状態がリアルタイムに分かるため、優先順位をつけた介護が可能となり、効率のよい巡回対応等が行えます。ゆとりある介護の実現は、介護者と要介護者にとって、本当の意味での安心感と信頼感を創出することが可能となることを確信しております。
●さらに・・・
私たちが得意としている技術に、複数の系統のデータのありようをそのまま解析する「CHAOS(ゆらぎ)分析」があります。この「カオス解析」に基づいたAI技術で、介護者や介護施設の皆様に、離床センサーとしての実用性だけでなく「要介護者の健康状態の推定ができるセンサーを、適正な価格の機器で判定できる環境」を提供したいと考えております。
●CHAOS分析という、AIのあたらしい波
「AiSleep」が複数の生体情報を解析できるキーテクノロジーは、ひとことで言ってしまえば流行語となっているAI技術がベースです。しかし、その言葉だけでは表現しきれない、新しい可能性が秘められています。キーワードは「CHAOS」、カオス分析です。
私たちが得意としている技術に、複数の系統のデータのありようをそのまま解析する「CHAOS(ゆらぎ)分析」があります。(筑波大学との共同研究で取り組ませていただいています。)ひとつひとつのデータの特徴をとらえて解析するのではなく、関連するであろうデータ、
具体的に言えば「脈波、心拍、呼吸、体動」といった、同時に取得できるデータすべてのありようをそのまま捉えてビジュアル化し、その「複雑さ」や「軌道の不安定さ」を見るものです。

私たちは、この「CHAOS(ゆらぎ)分析」というAIの手法が、健康状態の推定により、病気予防に貢献できる可能性があると思っています。ひとつひとつのデータをそれぞれ分析することにももちろん意味があるのですが、その観点での分析では「すでに異常になっている状態」の検知しかできないことが多いということがあります。
例えば頻脈や不整脈であったり、過呼吸である、ということはそれぞれの分析で可能ですが、それが判明したとしても「早く病院に行くべき」と促せることにはなっても、病気を事前に防ぐための指標にはならないと考えます。
まるごと捉えて解析することで、ひとつひとつだけ見ていては分からなかった「予兆」「状態」が見えてくる可能性があるのです。
●その状態を、漢方(中医学)のノウハウで判定する
しかし、そのカオス分析によって何らかの状態が判定できるとしても、それが医学や科学の面で信頼できるレベルか、というのはまた別のお話です。私たちは日頃から医療介護分野で研究開発、取り組みを進めておりますので、その大事さはよく理解しています。
私、社長の苗は中国出身ですが、ここに長年の歴史で培われた「漢方のノウハウ」が生かせると考えています。
ご存知の方には釈迦に説法ですが、漢方医(中国では中医)は、病気の有無を診断するのではなく、その人の「証」を見ます。例えば「脈が浮緊で、首や肩が凝って、熱があるが、汗は出ず、寒むけ(悪寒)がする」などの症状があれば、これを「葛根湯の証」と診断し、処方するわけです。このように漢方では、現代医学では軽視されがちな冷えやほてり、肩こりなど特異的ではない症状も「証」の決定のために重視します。
この考え方、診断のノウハウを、「AiSleep」が取得でき解析できる生体情報(脈波、心拍、呼吸、 体動)の判定に活かせると私は考えました。より具体的に言いますと、「AiSleep」では脈波を測定しますが、漢方でも「脈診」というものがあるのです。脈拍や強さ、弱さなどをつぶさに観察し、状態を診断する漢方医の医療技術です。この関連性を活かせばきちんとした知見に基づく判定ができるのではと考え、研究者の方々と共同研究を行いました※2。結果、そのことを裏付ける可能性を示すことができました。
※2
苗鉄軍・東田外史・宮崎和成・朝岡秀行:指尖脈波のカオスダイナミクスから投薬効果を判定する方法,第39回日本臨床生理学会総会 第6回生体カオス研究会,130, vol.32, 2002 日本臨床生理学会雑誌
井上和美,會川義寛,苗 鉄軍,丁 宗鐵:艾のヒト脈波に対する影響-カオス理論に基づく解析-,第55巻別冊号 2004,141,p220
●データを集め「安心で負荷低減につながる介護」を実現したい!
私たちはこの「カオス解析」に基づいたAI技術で、介護者/施設の皆様に、離床センサーとしての実用性だけでなく「要介護者の健康状態の推定ができるセンサーを、適正な価格の機器で判定できる環境」を提供したいと考えています。そのことで、事故を未然に防いだり、ADL(日常生活動作)などの悪化の兆候を早めに捉えていただき、入居者/介護者双方にとって「楽で効率的な介護」が実現できるのではと思っています。また、介護分野だけではなく、ヘルスケア分野の新しい睡眠関連製品として、寝具等販売に関わる皆様にも「よい睡眠環境を実現するツール」としてご活用いただけるものと確信しています。あとはこれを皆様に役立てていただけるだけの精度と確度を高めていくだけです。
●「AiSleep」について、コメントを頂いております!

“(株)TAOS研究所のAiSleepは、ベッドでの転倒対策、睡眠の善し悪しの解析などの介護、介助に有効な同社独自のカオス解析技術が使われ、実用的にも学術的にも期待されます。”
横浜国立大学大学院工学研究院・教授
同大学 未来情報通信医療社会基盤センター・センター長
神奈川県受託事業 かながわ医療機器レギュラトリーサイエンスセンター・センター長
フィンランド・Oulu大学 Distinguished Professor
●最後に・・・
このプロジェクトを通じて、まずは、現行の「AiSleep」※1の存在を知って頂き、ご支援頂くことで、多くの幅広い一般の方からのデータを集め、それを解析し実証実験を行うことで、より有用性を高めたいと思っております。
※1 AiSleep https://aisleep.jp/kakunin/
しかしそこから先は、もはや私たちの力だけでは立ちゆきません。できるだけ多くの皆様のご賛同とご支援を頂くことで、「要介護者の健康状態の推定ができるセンサーを、適正な価格の機器」として提供したいと思っております。
どうぞご支援をよろしくお願いいたします。
【支援金のつかい道】
・リターン品の費用及び送料
・研究開発費
・プラットフォーム手数料
【返礼品のご説明】
★個人向け「AiSleep」について★
・10.000コース:個人向けAiSleep 1台 1か月レンタル権
・50.000コース:個人向けAiSleep 1台
※今回は施設で実際に使用されているモデルを、特別に個人向けとしてご用意いたします。
ベッドにセンサーを設置するだけで、生体信号を測定し、離れた場所からリアルタイムで、スマートフォンやタブレット端末にて離床、呼吸、脈拍など確認できます。
また、蓄積されたデータの解析により睡眠の質を確認することができます。
●Wi-Fi で設置が簡単
センサーは寝具の下に敷いて、電源コンセント に繋げるだけで測定が可能です。 センサー本体は薄く、さらに非接触センサーな ので睡眠の邪魔になりません。
▼製品仕様
名称:個人向けAiSleep
使用電源:"USBタイプACアダプター(出力 5.0V, 500mA)"
※スマホアプリはアンドロイド/iOS両方対応
睡眠解析:睡眠サイクル(深い、浅い、レム)、心拍数と呼吸数の変移、睡眠の質、ゆらぎ健康度
★施設向け「AiSleep」について★
・100.000コース:施設向けAiSleep 1セット/4名様分 3か月レンタル権
介護者の負担を軽減し、要介護者の安全確保を目的に作られた介護補助の見守りシステムです。ベッドにセンサーを設置するだけで、要介護者 の生体信号を測定し、離れた場所からリアルタイムで、スマートフォンや タブレット端末にて要介護者の離床、呼吸、脈拍などが確認できます。 また、蓄積されたデータの解析により、睡眠の質や健康状態をも確認することが出来ます。
●Wi-Fi で設置が簡単
センサーは寝具の下に敷いて、電源コンセント に繋げるだけで測定が可能です。 センサー本体は薄く、さらに非接触センサーな ので睡眠の邪魔になりません。
●介護の負担を AiSleep が軽減
管理者画面では、施設全体や各部屋でどういった異常があるかひと目で確認が可能です。 またモニタリングシステムとしてシンプルなシステム構成を実現、誰でも簡単に操作することが出来ます。 リアルタイムの情報と異常時のアラーム機能により、夜間帯における介護従事者の負担を軽減します。
▼製品仕様
名称 AiSleep
使用電源: "USBタイプACアダプター(出力 5.0V, 500mA)"
機能:"リアルタイムモニター:入床・離床(通知)、心拍数、呼吸数、体動、睡眠解析:睡眠サイクル(深い、浅い、レム)、睡眠クオリティー、ゆらぎ健康度"
【実行スケジュール】
・2019年2月 クラウドファンディング開始
・2019年3月 クラウドファンディング終了
・2019年4月 お礼状の発送、及びメルマガ等の情報を発信
・2019年6月 リターン品の発送完了
【製品に関するお問合せ先】
会社名:株式会社TAOS研究所
住所:横浜市港北区新横浜2-2-15パレアナビル8F
電話:045-620-7647
Email:support@itaos.org
最新の活動報告
もっと見るご支援頂いた皆さまありがとうございました。
2019/04/01 09:36本プロジェクトにご支援頂いた皆さまへ 2月よりスタートいたしました本プロジェクトも3月末日をもちまして終了いたしました。 ご支援を頂きました皆さま。またこの数か月間の間、展示会等でお目にかかり、応援をして頂いた皆さまに心より感謝申し上げます。 返礼品の到着までいましばらくお待ちください。 今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。 スタッフ一同 もっと見るMedtec japan 2019 本日最終日です!
2019/03/20 11:17Medtec japan 2019 に「AiSleep」を出展中です。 ビックサイト会場内は比較的静かですので、デモ等で実際にお試し頂けます。 ビッグサイト東5ホールの”小間番号3213”「かながわ医療機器レギュラトリーサイエンスコンソーシアム・横浜国立大学法人横浜国立大学」のブース内に展示しております。 本日最終日ですので、ぜひお立ち寄りくださいませ。 また、本プロジェクトもあと残り数日となりました。引き続きどうぞよろしくお願いいたします。 もっと見る医療機器の設計・製造の展示会 Medtec Japanに出展します!
2019/03/11 13:45医療機器の設計・製造に関するアジア最大級の展示会 Medtec Japanに出展します! この度、下記日程にて、Medtec japan 2019 に出展いたしますので、ご案内申し上げます。 **************************出展製品:睡眠・見守りシステム "AI Sleep”日時:2019年3月18日(月)~2019年3月20日(水)時間:10:00~17:00場所:東京ビッグサイト 東4・5ホール展示棟当社ブース:かながわ医療レギュラトリーサイエンスコンソーシアム内小間番号:3213************************** 以上、ぜひお近くへお越しの際は、お立ち寄りくださいませ。 下記Medtec japan サイト より招待状をダウンロードして頂けます。http://www.medtecjapan.com/ja/for-visitor 何かご不明な点等、ございましたら、お気軽にお問合せくださいませ。 info@itaos.org TAOS研究所 もっと見る



