2013/03/16 21:34
先日,ちゃおずを運営するNPO法人KMCのみなさんと、障がいを持つ人たちがギョーザを作っている夢工房さんへ見学に行ってきました。
障がいを持つ方が仕事を続けていくために、必要な体制を、どんなふうに作っていくのがいいか。迷いと悩み、焦りも感じているちゃおずのスタッフさん。それではと、ピースバンクのメンバーが、つてをたどって、先輩事業所さん訪問ツアーをセッティングしました。
最初に夢工房のスタッフさんから作業内容の説明などを聞きました。
夢工房さんでも最初はギョーザの注文が日に800個程度だったそうですが、10年かけて今の状態(日に4000個)まで増やしたそうです。地道に固定のファンを作り続けてきた夢工房さん。その魅力がギョーザの味にもちゃんと出ているんですね。
利用者さんのお給料アップのためにも、これからいろんな所へ営業に出かけたい、と話しておられました。
KMCのみなさんも「すごいね~、うちらもちゃんとやらんなんね」と言いながら、話に聞き入っておられました。
そして工場見学へ。
ガラスの向こうからの見学でしたが、作業風景がよく見えました。帽子とマスクですっぽりと覆われた利用者さんたちが黙々と作業をしています。KMCのみなさんも工場の設備や細かい作業内容について質問しながら興味津々な様子で見ておられました。
同行したピースバンクのメンバーもKMCのみなさんがちゃおずのお店でこんなふうにたくさんのギョーザを作っている様子を想像しながら見ていました。
「仕事」は社会とつながる第一歩だな、と感じた夢工房さんの見学でした。