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「粟津演舞場」復興プロジェクト!
FAAVOをご覧のみなさま、はじめまして、一般社団法人粟津演舞場という名前で活動しています。山本博之と申します。
私どもの住む石川県小松市にある粟津温泉は、1300年の歴史を持つ小さな温泉町です。
昨今の景気悪化に伴い衰退著しい粟津温泉を再び活気満ち溢れる温泉場とすべく、あらゆる文化的事業を行える拠点として、この度、この粟津温泉の文化財の一つである『粟津演舞場』を復興し、さらにこの文化財を実際に使用できる温泉地としたいと考えています!
今回皆様より募らせて頂きます資金は粟津演舞場を復興させるための復興費用に使わせていただきたいと思います!
"演舞場を持った温泉地"というまちづくりを
この粟津演舞場復興プロジェクトは、ただ演舞場を復興して文化遺産を修復し、見学用の施設としておくだけではありません。
実際に大衆演芸や演劇、ファッションショー、町内演芸大会、子供たちの伝統芸能発表、町内歌合戦、その他各種式典はもちろん、さまざまな活動の稽古場、それに世代間の交流の場としても活用していきます!
▲演舞場を中心に交流の和が広がります
文化的な面から町内の人々と共に啓蒙活動を続け、“劇場を持った温泉地”“歴史的な建造物を実際に活用できる温泉地”“町内の住民が積極的に劇場を利用する町”として、粟津温泉を新たなる魅力をもった観光地にしていきたいと考えております。
さらに養老元年(西暦717年)の那谷寺開山(粟津温泉のすぐ近く)、養老2年(西暦718年)の粟津温泉開湯から数えて丸1300年を間もなく迎え、これを記念した1300年祭に向けての一つの大きなコンテンツとして育てていきたいです。
また、数年後に開通が予定されている北陸新幹線も視野に入れたPR活動も積極的に行い、来るべき新幹線開通の際にはより多くの観光客が訪れる町へと変貌させ、粟津温泉の、小松市の、ひいては石川県の良さを全国に発信する拠点としてまいります。
今回は、この粟津演舞場を早急にオープンさせるための消防設備設置などの復興費用に充てさせて頂ければと思っています。
石川県小松市の粟津温泉の昔と今
私たちの住む粟津温泉は全国的に有名というわけではありませんが、開湯以来1300年の伝統を誇り、効能確かで、全国的には珍しい地下10~15mくらいから湧出する温泉を代々守り続け来ております。
その中にある、粟津演舞場はその昔太平洋戦争前に建造され、当時は演芸はもちろん、多種多様な文化的事業に使われておりました。
▲建造当初の粟津演舞場
▲当時の演者たち
その後太平洋戦争に突入し、一時軍需工場となり、バブル期には温泉旅館に姿を変え、近年では温泉旅館の社員寮として利用されていました。
いつの間にやら本来が演舞場である事を市内はおろか、粟津温泉の町の人々にすら忘れ去られていたのです。
しかし、ついに近年取り壊しの話が持ち上がった際に、その当時と変わらぬ立ち姿から偶然、本来は演舞場である事が周知された上、昨今の深刻な景気悪化もあいまって、この粟津温泉の活性化に役立てようと猛烈な保存運動が始まりました。
しかし、粟津温泉は観光客はおろか温泉旅館の数も全盛期の半分になり、町に住もうという住民自体も年々減少しているのが現状です。
▲現在の粟津温泉の街並み
長い歴史を持つこの粟津温泉において、私たちはこの粟津演舞場を再生し、各種演芸はもちろん町の子供たちや住民による活用を高め、各種世代や人々の交流を深めることにより、文化を!演芸場を!中心として町民全体の意識改革を進めることをもって粟津温泉を再び活気満ち溢れる温泉場として復興したいのです!
まちに誇りを取り戻し、老若男女のコミュニティを復活させる!
元々私たち粟津温泉のある小松市は海岸地域に安宅の関(※)があり、歌舞伎十八番【勧進帳】の舞台としても知られています。5月の市祭【お旅祭り】では大きな曳山の上で子供歌舞伎が上演されたり、子供歌舞伎フェスティバルが行われるなど歌舞伎や伝統芸能、さらには茶道といった、多くの伝統文化を守り続けてきました。
粟津温泉でも保育園を中心とした子供太鼓や、町内の子供会の獅子舞などの取り組みも多くあります。しかしこのような取り組みにもっと気軽に触れ合えるたり、さらなる発展を望むための適度な発表の場所が存在しません。
この粟津演舞場を復興すれば、町内外の人々にそのような演芸を観覧していただく機会が増え、演者たちにとっても気軽に使用できるだけでなく、実際の文化財を使用できる!という緊張感のある舞台を提供することができ、よりこの町の人々や遠くから来られる人々が文化に触れる場所を提供できます。
▲復興中に限定的に開催された子ども歌舞伎の様子
▲復興中に限定的に開催されたイベント。防災上、外に消防車を止めての開催となりました。
さらに、この粟津演舞場復興を通して、不景気に打ちのめされたみんなの意識を変えたい!今一度自分たちの町に誇りを取り戻し、老若男女のコミュニティを復活させたい!と考えているのです。
大人は子供に伝統を伝え、若者は新たな伝統を築くために挑戦する!
そういった新たな町づくりの中心となるように願いを込めて私たちは粟津演舞場を復興したいのです!
(※)安宅の関(あたかのせき)wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%89%E5%AE%85%E3%81%AE%E9%96%A2
今後のスケジュール
▲再生復原された芝居小屋、八千代座(熊本県山鹿市)。このような復原を目指しています!
平成25年8月末までに支援金が集まれば、粟津演舞場の修理工事に着手
※他、協賛金などを含めて、合計1,000万円程度を収集予定
26年4月工事完了を目指し、支援金は主に消防法の火災警報設備費に利用したい。
26年5月こけら落とし公演開催予定
※もし、目標金額を超えて支援金が集まった場合は、その他修復費用として有効活用させて頂きます!
ご支援頂いた方のお名前を案内板へ名入れさせて頂きます
▲支援者案内板です。みなさまからのご支援の感謝の気持ちとして名入れさせていただいています
この支援者案内板は演舞場の修繕後も、会場内に半永久的に設置する予定です。
名入れの板の大きさには3種類あり、(大)と(中)は金額とともに、それぞれ一枚の板に名入れさせて頂きます。
企業名、サービス名も可です。
▲上:名入れ(大)下:名入れ(中)
(小)の板は2名で一枚の板に記載させて頂きます。
▲名入れ(小)
ご支援頂いた企業様などの宣伝絵を飾らせて頂きます!
▲半永久的に粟津演舞場内に宣伝絵を記載させて頂きます。詳しい位置などはお問い合わせ下さい。※写真は、再生復原された芝居小屋、八千代座(熊本県山鹿市)
・上手・下手桟敷の腰壁の宣伝絵(支援者別途負担)を掲げる権利
・格天井の宣伝絵(支援者別途負担)を掲げる権利を有します。1人1画まで。
その他お返し〜粟津温泉名産品〜
▲粟津温泉の湯の素が入った小袋とボトルです。自宅で粟津温泉を感じて下さい!
粟津温泉に再び活気を取り戻すため、なにとぞご支援ください!
粟津温泉は現在深刻な人口減少、観光客減少などにさらされております。そのためはっきり言って元気が有りません!少しでもこの地域に元気を取り戻すための原動力として!新たな粟津温泉の出発の中心としてこの粟津演舞場を復活させ実際に活用していきたいのです!!
みなさまのあたたかいご支援を何卒よろしくお願い致します。
起案者情報
【団体名】一般社団法人粟津演舞場
【代表者】木崎 馨雄
【facebook】
http://www.facebook.com/#!/awazuenbujou