2014/02/01 08:15
ご覧いただきありがとうございます! ねこばっじのプロジェクトを進めている、坂爪圭吾と申します。このバッジは、持っていることで「いつでも気軽に話しかけてOK!」というサインになるのですが、このプロジェクトが広がることで夢見ている「新しい働き方」のイメージについて投稿させていただきます。 例えば、カフェや雑貨屋の店員さんや、ファミリーレストランやコンビニの店員さんがねこばっじをつけたなら・・・ 私は、学生時代にとある飲食店でアルバイトをしていたのですが、そのお店はとてもマニュアルが厳しいお店だったので、常にきっちりとした対応をするようにきつく言われていました。 私は、働きながら「もっとお客さんと、人間的な繋がりが生まれるような働き方がしたい!」と思うようになりました。ただただマシーンのように限りなく不手際を「0」にしてミスのない完璧な接客をするだけではなく、何気ない挨拶を交わしたり、時間があればちょっとだけ立ち話も交わしてたり、そんな何気ないコミュニケーションから生まれる繋がりもあるんじゃないかなって感じていました。 「お客さまは神様です」という言葉がありますが、それは「従業員は奴隷(下僕)です」ということにはならないと思います。私たちは機械ではなく、ハートや感情を持った人間です。もっと、心の部分で誰かと繋がりたいと願う生き物なのではないでしょうか、と! もしも色々なお店のスタッフの方々がねこばっじをつけるようになると、日常的なあいさつも今以上に交わされるようになって、ただの「お客さまとお店側」という関係を越えて、「ひとりの人間とひとりの人間」という繋がりへと深めていけるのではないか。あそこに行けば何かが買えるだけではなく、店員さんとの何気ない交流も楽しめるということになれば、新しい街のあり方も実現できるのではないか、と妄想するようになりました。 もちろん、誰とでも馴れ馴れしく接していいということはないと思います。最低限の礼儀はしっかりと守りながら、それでもただただ機械的なやりとりを交わすだけでなく、人間的なつながりも同時に生み出していくことができたなら、より多くの働く楽しさやよろこびを感じていけるのではないかと思っています。 新しいコミュニケーションを通じて、新しい「楽しさ」が溢れていきますように!!