2015/04/16 15:11
みなさん こんにちは! 「FAAVOさばえ」の事業責任者である 鯖江市財政課の今川と申します。
この度の西山動物園のプロジェクトには、県内外のたくさんの方から暖かいご支援、また激励のお言葉をいただき、本当にありがとうございます。事務局及び西山動物園関係者一同、心よりお礼申し上げます。
「FAAVOさばえ」でございますが、昨年の12月に立ち上げ、同時に3本の事業をスタートしました。お陰様をもちまして、その3本共に目標金額を達成し、この西山動物園のプロジェクトが4本目の事業となります。行政が運営主体となるのは初めてのケースであったため、全国・地方を問わずテレビ・ラジオ・新聞等でも大きく取り上げていただき、ひとまず順調なスタートを切れたのではないかと思っております。
少々固い話になりますが、私がクラウドファンディングに興味を持ったのがちょうど1年前です。どこの自治体も同じですが、財政課の1番の仕事は「市全体の歳入(収入)を把握し、予算をつけるかつけないかを判断する。また各担当からヒアリングを行い、不必要な部分を切る。」ことです。例えば、西山動物園を取ってみても、職員は動物のため、訪れてくれる方々に喜んでいただくために、「こんなことしたいとかあんなことをしたい。それには予算がこれだけ必要だ」と鉛筆1本に至るまで積算し、私どもに要求してきます。一生懸命に施策を考えてくる職員のことを考えると、できることならばやらせてあげたいと思いますが、市全体を考え、時には辛辣な言葉を投げて、予算を切ることが多いです。地方の6万人規模の都市です。大企業もありません。税収も頭打ちです。でも、少子高齢化に起因する福祉関係にかかる費用は増加する一方です。
そこで、新たな資金確保策を確立し、職員や市民の皆さん・団体、企業の方々がやりたいことにチャレンジできる環境、夢を実現するお手伝いをできなかと思い色々探しました。そして、地域活性化を支援する「FAAVO」の存在を知り、東京や実際に運営されている都市に伺い「FAAVOさばえ」の運営に乗り出すことにしました。
この西山動物園のプロジェクトは、「FAAVOさばえ」の運営に乗り出すことを決めた当初から頭にあったものです。無料で運営している日本で1番小さい動物園!もちろん動物の数も少ないですし、施設も十分ではありません。それでも、飼育員をはじめとして関係する者みんなが何とか守っていこうと頑張っています。きっと私たちと同じ気持ちを持っていただいている方、西山動物園を愛してくれている方々もいらっしゃるだろうからチャレンジしてみようと思いました。 結果は・・・本当に思いもよらぬ暖かいご支援・励ましのお言葉をいただき、今まで以上に西山動物園を守っていこうという思いが強まりました。
当初の目標金額はお陰様で早々と達成しましたが、飼育員や担当課は来年3月に完成する新レッサーパンダ舎の育児室にライブカメラを設置し、来園いただいた方にその映像を見ていただけるようにしたいとか、ご来園いただいた方が休めるスペースを増やしたいとか、既存の施設も動物たちが出来るだけストレスを感じないような改修を行いたいとかまだまだたくさんの夢と強い気持ちがあります。
そこで、目標金額を300万円にさせていただきます。もちろん目標は達成しているので、今後どれだけご支援がいただけるかわかりませんが、今後ご支援いただいた分も全て西山動物園のために役立てることができます。
詳しくは、夕方くらいにトップページが更新されますので、そちらをご覧ください。
また、西山動物園の職員からもお礼を伝えてほしいと言われているので、記載させていただきます。
「たくさんの支援をいただきありがとうございます。小さな動物園ではありますが、より一層来園者の皆様に喜んでいただけるよう頑張ります。 金田 俊晃」
「ご支援ありがとうございます。感謝の気持ちでいっぱいです。皆さんにご支援いただいた支援金で、もっともっと喜んでもらえる動物園にしていきます。 伊藤 朗」
今日は、感謝の気持ちを少しでもお伝えしたいと思い、少々固くなりましたが、事務局からレポートさせていただきました。ライト君のレポートを楽しみにしている方はごめんなさい(また次回からは、ライト君がレポートします。)
今後とも、職員一同、試行錯誤しながらいろいろなチャレンジをしてまいりたいと考えております。この西山動物園のプロジェクト、そしてFAAVOさばえのプロジェクト、そして鯖江市への暖かいご支援をよろしくお願いします。 本当に暖かいご支援ありがとうございます。「FAAVOさばえ」を運営し、こうして直接皆様の声を聞かせていただく機会が持てて、本当に良かったと思っています。



