2014/12/06 13:41
 子供たちの運動の必要性と、子供たちの将来の健康について、日々考えていると、色々な所から色んな声が聞こえてきます。  学生時代からの友人で「リトルリーグ(野球)のヘッドコーチ」をやっている奴がいます。昔ながらの「超、熱血指導」を続けているようです(笑)。  今は、昔と違い(こんな風に言うと、自分たちもおっさんになったな〜と思いますが)、子供たちへの配慮、また父兄の方への配慮が少し過剰なまでに必要になっています。彼は、同じ子供たちに関わるという立場として、色々相談できる心強い存在です。 <名古屋に戻って熱血指導を続ける旧友>  その彼との話の中では、野球をする子供たちの動きについて、感じることや不思議に思うことの話で盛り上がります。 そんな話の中で、運動指導者としての視点から気になったことを幾つか紹介します。 [B]・走るときに、「バタバタ」走り、「リズム感がない」!! ・力の加減ができない(ボールを投げるときなど)!! ・身体のバランスが悪い!! ・足の力が弱い!! ・やたらと、つま先体重になっている!! ・足首が固い(今の子は、ヤンキー座りができないだろう、自分たちはよくやってたな汗)[/B] などなど・・・ もちろん、基本的には、みんなとても野球がうまく、何より元気に楽しくプレーしているようですよ。職業柄、どうしてもより良い動きを・・・なんて思ってしまいます。 実践したいポイントとしては・・・!! (1)やはり、日頃から色んな身体の動きを体験すること。  ・歩く、走る。  ・飛ぶ、跳ねる。  ・転がる、回る。  ・登る、ぶら下がる。  そんな動きの中から、必要な筋力や柔軟性、効率よく身体を使うことを学びます。しかも、「楽しみながら」がとても重要でしょうね!! (2)周り(親や友達)の動きを見ること、そしてそれを真似すること。  ・親が一緒に動くことが必要ですね!休みの日は、家族単位での生活が多いでしょうから。特に学校ではやらない動きを意識しながら。  ・(学校でやらない動きができる)活動に参加する(させる)。スポーツチームや運動教室など。  これに関連することとして、テレビやパソコンなどの画面から入ってくる情報収集は、脳をあまり使わないので、実際の動くもの(物体)を見ることが必要です。目と脳と身体の隅々(指先)まで使って動く、また考える、そんなことが必要です。本来の遊びの中では、これらの事はあまり意識しなくてもできるものですが・・・。  今週末、私達が活動する神戸・芦屋エリアは、良い天気になるようです。結構寒いですが。皆さん、特に子供さんと過ごす方は、是非、外に出て子供たちと共に身体を動かしてみて下さい。特に、「日頃しない動き」を考えながら、脳、身体を使ってみて下さい。 そして、来週も頑張りましょう!!