廃棄される京友禅型紙と西陣織紋紙をLEDあんどんとして復活させたい
はじめまして。
京都の「LED仕掛け人」のアイ工房です!
FAAVOをご覧の皆さん、こんにちは。京都でLED照明の開発・制作を生業としているアイ工房の古田です。
2006年よりいち早くLED・導光板の照明器具の組み立てを事業として取り組んでまいりました。
今は「LEDの仕掛け人」として京都で導光板を使った様々なディスプレイの制作・開発を行っております。
私達が取り組んでいるのは、京都の伝統工芸とLEDの技術を組み合わせた
京都の伝統的な模様をそのままLED照明に!
私達はこれまで培ってきたLEDに対する技術と、京都ならではの工芸品を組み合わせた商品の企画開発を行っています。
その商品をご紹介させていただきます。
■京都の伝統工芸を利用したLEDあんどん
京都の京友禅の染型や、西陣織の紋紙を用いて作ったLED照明です。
LEDの光によって浮かび上がる京都の伝統的な紋様が、お部屋の中に「和」を彩ります。
ここで使用する染型や紋紙は、伝統工芸士が手作りで作成するものなので、同じものというのは2つとありません。
▲織物を染めるときに使われる、染型を使います。▲
▲間接照明のぼんやりと佇む光が、お部屋の印象を大きく変えます▲
■伝統工芸士である彫刻士が彫り上げる「この世にたった一つの」照明導光板
京友禅の伝統工芸士である彫刻士が、伊勢の渋紙を使って彫り上げた紋様をLED導光板にあしらった高さ1メートルを超える大きな作品です。
玄関などに衝立(ついたて)として置くことで、独特の雰囲気をもったおもてなしなどに。
また、商業施設のディスプレイとして利用することによって店内に「和」を演出することができます。
この導光板にそえる彫刻士の彫り物はもちろん手作り。LEDあんどんと同様、同じものは2つとありません。
▲伝統工芸士が、一つ一つていねいに彫っていきます▲
▲店舗への設置例。大きく光る導光板は存在感は十分です!▲
経年劣化して捨てられてしまう美しい京友禅の染型をLEDあんどんとして復活させる
LEDあんどんを私達が制作しようと想ったきっかけに2008年の和装工芸品と出会いがあります。
和装織物業者が廃業する際に、貴重な紋紙や巻糸を廃棄することを聞きました。
また、安価なインクジェットも着物も出回ったことにより京都伝統工芸士である彫刻士が作ってきた型紙や紋紙が経年劣化し捨てられてしまっていることを知ったのです。
もったいない。。
そうやって彫刻士が一つ一つ手作りで作った染型が、古くなったことで捨てられてしまう現実をしって、私は
染型とLEDを組み合わせた照明器具を開発し、京都府に寄贈しました。
このことがきっかけとなり「LEDあんどん」が誕生しました。
これは10年近くに渡り培ってきたLED技術と、京都の伝統工芸を融合させた京都独自の商品となりました!
また、LEDあんどんはこれまで様々なメディアでも取り上げていただきました。
▲京都の地方局で取材を受けた時の様子▲
市場の縮小・高齢化。。減少する京都の伝統工芸士の新しい創造の場を提供したい
■さまざまな課題を抱えている、京都の伝統工芸
ここ近年では業績が回復している着物業界ですが、それでも以前に比べると市場は縮小している現状があります。
このことにより、彫刻士の仕事が年々少なくなってきており、良い技術を持っていたとしても廃業を余儀なくされているのです。
さらに後継者・人材の不足によって、伝統工芸士の高齢化が進んでいることも問題となっています。
■伝統工芸士が活躍できる新しいフィールドを!
私達は、LEDあんどんや、導光板ディスプレイを伝統工芸士たちと一緒に制作していくことで、京都の伝統工芸の新しい価値をどんどん生み出していきたいと思っています。
そして新しいフィールドを作り出すことで今伝統工芸が抱えている問題である、廃業の危機や後継者の問題が解決できると考えています!
もっとたくさんの人にLEDあんどんをしってもらいたい!そして海外へ!
7年近くにわたってこのLEDあんどんや、型彫士のディスプレイを作成してきました。
しかし私達はものづくりを行ういわゆる職人で、より多くの人に知ってもらうためのやり方や販売方法がわからずとても悩んでいました。
今は百貨店などの展示会を渡り歩き、地道にこのLEDあんどんと型彫士のディスプレイを広めていっています。
いろんなメディアの助けもあり、少しずつ認知度は上がってきていますがまだまだなのが現状です。おそらくこのページをご覧の方もご存知でない方のほうが多いのではないでしょうか。。
▲全国の展示会を渡り歩いている日々▲
しかし展示会の場でも多くの人が足をとめて興味を持っていただけます。
そして購入してくださったお客様からは「本当にキレイ!」「LEDあんどんのおかげで部屋の雰囲気がガラッと変わった」など、嬉しいお声をちょうだいいたします。
そういったお声を聞くと、きっとこの商品はいいものなんだという自信が沸き上がってきます!
■国内だけではなく、市場は海外へ!
私達がターゲットとしているのは日本国内だけではありません。
Cool Japanと称されるように、今日本の文化は幅ひろく海外から注目を浴びています。京都の伝統工芸はそのCool Japanの代表格の一つです。
きっとこの商品も海外に受け入れられると感じたのが、遥か遠く、オーストラリアからの発注でした。
私達も全く予想しておらず海外を相手に多少戸惑ったものの、最終的には大変喜んでいただきました。
▲オーストラリアに発送した商品▲
もっと多くの人に知ってもらいたい!そして京都の伝統工芸の一つとして大きく羽ばたかせていきたい!
それが私達の思いです!
みなさんに、この世にたった一つのLEDあんどんを卸値でお送りいたします!
今回のクラウドファウンディングの目的は今後の商品を制作するための「染型」や「紋紙」を購入することと、今後の宣伝費に当てたいと考えています。
■捨てられようと、それは立派な工芸品。染型・紋紙を購入したい
前にも述べたように、経年劣化や使用による劣化によって最終的には捨てられてしまう染型や紋紙。
しかし、いくら捨てられようと、それは伝統工芸が作った立派な「工芸品」なのです。
なので私達は、それらを作る伝統工芸士たちに敬意を表し、適正な価格で譲り受けそれをLEDあんどんとして蘇らせたいと思っています。
▲捨てられてしまう、西陣織の紋紙や京友禅の染型(写真は京友禅の染型)▲
■支援していただいた方には、LEDあんどんを「卸値」以下でご提供いたします。
LEDあんどんはそのほとんどの製作工程を手作業で行います。手間暇かけたこの製品を、今回ご支援いただいたみなさまには通常の販売より安くご提供させていただきたいと思っています!
これをきっかけに皆さんの手元にLEDあんどんが渡り、そしてどんどん周りの方へと広まっていくことを期待しています!
■京都の有名工芸家が作る「特別な一品」
また、LEDあんどんだけではなく大型導光板も今回お返しにご用意いたしました。
こちらは製作期間の関係で1点のみとなっていますが、京都の有名な伝統工芸士の方にオリジナルで彫っていただくこの世にたった一つの製品です。ぜひお店などのディスプレイとして使っていただければと思っています。
■お返しの注意点
・染型や紋紙は一点ものになるため、柄をおえらびいただくことはできません
・クラウドファウンディング終了後の制作となりますので、発送までにお時間をいただきます。できるだけ早くみなさまのお手元に届くよう、全力で頑張ります!
支援したいただいた方への製品発送の流れ
4月22日 クラウドファウンディング終了
5月〜5月中旬 染型・紋紙仕入れ
5月中旬〜5月下旬 LEDあんどん制作
5月下旬〜 LEDあんどん製品発送
※導光板ディスプレイに関しては、製作期間に2ヶ月ほどかかりますので、製品の発送時期は6月下旬ごろとなる予定です。
集まった支援の用途
1)紋紙・型紙の購入代金
2)LEDあんどんの部材仕入れ代金
3)広告活動資金
京都に住んでいるからこそできることを
私たちは長年照明などの設置を生業とし、京都に根付いて商売を行ってきました。
今こうやってLEDあんどんを制作できるのも京都に住んでいるからこそ。そしてそれを気づかせていただいた、伝統工芸士の方々との出会いがありました。
もっと京都の魅力を伝えたい。伝統工芸士たちの仕事をもっと世の中に広めたい。
そんな思いでこのクラウドファウンディングの資金調達に臨んでいます。
これがきっかけとなり、LEDあんどんのことはもちろん、伝統工芸士たちの仕事が広まっていくことを願っております。
■メディア掲載歴
テレビ番組
2009年5月30日 西陣織とLEDが融合 照明の展示会 KBSTV
2010年3月11日 和モダン 伝統工芸 職人たちの挑戦 和風総本家
12年6月25日 恋する雑貨 京都 京あかり NHK BSプレミアム3
12年8月16日 京の五山送り火 KBSスタジオに10基提供
13年10月 Cool Kyoto 2013 TBS朝ズバで4回放映
14年4月1日 青森ケーブルTV ラジオ
2007年5月2日 森谷威夫のお世話になります(ラジオカー23分)KBS京都ラジオFM845など多数
新聞記事
2009年7月28日 伝統的織機道具と最先端技術融合 京都新聞
09年8月18日 西陣織の柄 照明で表現 読売新聞
10年5月29日 エコの美LEDあんどん 京都新聞
10年7月5日 LED照明の京友禅染 MJ日経流通新聞
11年1月15日 西陣織の「紋紙」を使いLEDあんどん開発
11年8月22日 小型でかわいい和風照明(手のりLEDあんどん) MJ日経流通新聞
11年8月24日 伝統と先端技術「和」の光技キラリ 見開き2面 SANKEI EXPRESS
12年4月2日 京都の伝統工芸とLED融合(ぷちLEDあんどん)
12年5月16日 バーを彩る京の四季 (五花街・宮川町) 読売新聞
12年9月13日 COOL京都は「和」で勝負 読売新聞
13年10月23日 あんどん 読売新聞夕刊 一面
14年10月15日 三重県津市松菱百貨店「京都展」の中で「LEDあんどん」が紹介されました。
起案者情報
【団体名】有限会社 アイ工房
【代表者】古田岩美
【HP】
http://www.aikoubou-andon.com/
【facebook】
https://www.facebook.com/aikoubou
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