平成27年9月!伊丹で初の日本麻フェスティバルを開催します!
14,000年の歴史、日本を支えてきた真実の麻(ヘンプ)を知って欲しい!昔は、25,000通りもの使い方がある、と言われていた麻。日本の産業を支えるジャンルのひとつでした。そんな麻の国内自給率をあげたい!

皆様初めまして。日本麻振興会関西支部の岡島です。
本会は日本古来から生活、文化などあらゆる部門で利用されてきた環境にも優しい「麻(ヘンプ)」を正しく理解し、現在社会にも役立ててもらうことを願って活動を行っている団体です。
今回は、FAAVOを通じて9月に初めて伊丹市で開催される「第4回日本麻フェスティバル」の開催費用の一部を皆様にご支援頂きたいと思います。この「日本麻フェスティバル」は、今までに栃木県鹿沼市、徳島県の吉野川市などで開催され、このたび、麻(ヘンプ)と縁が深い初の伊丹市開催となりました。伊丹在住の私としても非常に嬉しく、何としても成功させたく、現在実行委員会で着々と準備を進めています。
「第4回日本麻フェスティバル」では、麻を中心とした日本の伝統文化・生活文化の展示をメインとして、体験会(麻と古布わらじ作り、麻紙作り、畳コースター作り等々)、麻系の物販・展示(なお弊会の麻(ヘンプ)は
横綱(白鵬)のしめ縄(化粧回し)に使用させていただいています。お祭りのなかで横綱のしめ縄を猪名野神社、本殿内に展示いたします。)、飲食ブース、4名の麻専門家により講演を計画しております。
特に目玉として「伊丹相撲協会による公開稽古」は大迫力で興奮間違いなし!子どもからお年寄りまで体験会など盛りだくさんですので、是非ご家族でご参加ください!
今回のフェスティバルを通じて、麻(ヘンプ)に対する正しい理解と普及を世間一般に促進し、日本の伝統・文化を支えてきた麻産業の技能・伝承を通じて国内自給率の向上、新しい産業との融合、新たな産業として生まれ変わってほしいと考えています。
どうか皆様のご支援、ご協力のほど、よろしくお願いいたします!
▼過去の麻フェスティバルの様子
第4回日本麻フェスティバルの見どころ!
”麻と伊丹”の深い関係の象徴
「大迫力!伊丹相撲協会による公開稽古!」
▼以前開催された、公開稽古の様子

実は伊丹と麻(ヘンプ)は切っても切れない関係にあります。
伊丹は酒の町です。昔は酒蔵の力自慢が、競い合って相撲をしました。
現在でも、伊丹相撲協会があり、猪名野神社横の土俵で毎週教室や、イベントを活発に活動しております。
そして相撲の横綱のしめ縄は麻(ヘンプ)で出来ています。麻(ヘンプ)は今でも神事として使われています。そんな、伊丹と相撲に縁が深い”麻”との関係を象徴する「伊丹相撲協会による公開稽古」は、その大迫力に圧倒されること間違い無しです!是非子どもさんを連れてお越しください!
フェスティバルの詳細
【日時】平成27年9月19日20日(土日)10時~18時
【場所】兵庫県伊丹市宮ノ前(①猪名野神社②旧岡田家)
▼①猪名野神社

▼②伊丹市立伊丹郷町館内 旧岡田家住宅・酒蔵

【内容】お祭り、麻系の物販、麻系の展示、飲食ブース
【講演】
1.麻と地域活性(大森由久、栃木県麻農家、日本麻振興会会長)
2.産業用大麻(菊地治己、一般社団法人北海道産業用大麻協会代表理事)
3.麻と天皇陛下(三木信夫、国重要文化財三木家当主)
【展示】
畳、横綱、能面、鈴緒、しめ縄、建材(おがらチップ、ヘンプクリート等)
建築内装(麻すさ漆喰、麻紙、麻炭)、ベンツ・BMWの内装、太鼓、草履、花火

【催し】
ライブ、コマ芸(麻紐)、相撲(伊丹市相撲協会)、しめ縄作り体験

【販売】
麻小物、麻料理、飲み物
そもそも”麻”とは?
国産麻(栃木)と海外の麻の違い

麻(ヘンプ)は、大きく以下のような特徴があります。
1.麻科、麻属の一年草で、肥料を適切に与えれば、
約110日間で2.5~3メートルの丈に育ちます。
2.広義の麻は20数種類もありますが、植物学上はそれぞれ異なり、
古来日本にあったのは麻(ヘンプ)と麻芋の2種類です。
3.「大麻」という名前は、古来から日本にあった麻を、明治時代以降
日本に入ってきた、亜麻、黄麻、マニラ麻、などと区別するために
つけられました。
4.麻(ヘンプ)の花や葉に含まれる化学物質(THC)には、薬理作用が
ありますが、インド麻(ヘンプ)等と異なり、日本の在来種の含有量は
1%前後、国内で栽培されている改良品種(とちぎしろ)は、
0.2~0.3%と少なく、
薬理作用はありません。です。
麻(ヘンプ)は成長が早く、繊維が丈夫で耐久性が高いことから現在でも、
衣料、ロープ、神社のしめ縄、横綱や力士の化粧回し、能面などにも利用されています。
反面、外国で栽培されている大麻と同じ麻科であることから栽培が規制されており、一般的には誤解されているところもありますが、
日本で現在栽培されている麻(ヘンプ)には薬理作用はほとんどありません。
~LOHASな素材”麻”~
麻の現在の使われ方と、これからの使い方

●現在の麻(ヘンプ)の使われ方
1.過去は25,000種類もの使われ方があったと言われています。
2.天皇陛下即位の服、神社でお祓いに使われる神具、
しめ縄や、鈴緒、弓の玄、小鼓等古典芸能の楽器、横綱のしめ縄、
大凧の糸、奈良晒、近江上布、畳の縦糸、茅葺屋根の下に引く
建材、打ち上げ花火の割火薬、七味唐辛子に含まれる実、蚊帳、
漁網、たいまつ等々に使用されています。
●これからの麻(ヘンプ)の使われ方
1.北海道北見で、道路への産業用大麻利用の研究
2.麻布大学で、ヘンプクリート(麻の躯体)等建材の研究、発表
3.ベンツや、BMWの内装材への利用
4.麻のリフォームで、星野リゾート(栃木)が採用
5.国内の農業・産業の一つとしてエコ素材として見直されている
最終目標は新しい産業の振興と日本の伝統文化・生活の伝承
今回のイベントを通じた最終目標は以下の3点です。
①新しい産業(ヘンプクリート《建築資材》、綴れ織り《京都伝統文化》とオオアサの融合、麻紙《和紙以上牛皮程度の強度》等々)の振興
②日本の伝統文化・生活(オオアサは日本では縄文時代より衣食住に使われていました)の伝承
③麻を通じた地域活性モデルの事例の作成
25,000通りの用途がある麻(ヘンプ)を正しく理解してもらい、産業のひとつとしてフォーカスし、新しい産業と結びつくことで、国内自給率へつなげたい。その麻(ヘンプ)と縁が深い神社が、昔のように地域住民の集まる象徴として、地域コミュニティとしての役割を果たすような場所に戻ってほしい。そのような地域住民があつまるところが形成できれば、大きな資金がなくても様々なイベントを開催することができ、地域コミュニティが活性化するのではないか、そのように考えています。
集まった資金の用途とその内訳
会場装飾費 90,000
テントレンタル、設置 150,000
打ち合わせ会費 20,000
スタッフお弁当代 20,000
フェイスブック広告 20,000
交通費 50,000
運搬費 40,000
雑費 10,000
計 400,000円
最後に
日本は、江戸時代頃に循環型社会が構築され、また日本人としての精神性や文化性が最も高かった時代だと言われています。
【世界のおお麻市場規模】
EU:約60億円(約10,000ha)
カナダ:約100億円(約20,000ha)
アメリカ:約2,450億円(栽培面積無し)
中国:約80億円(約15,000ha)
大正時代には、「麻(ヘンプ)は之を仰ぎ崇敬の念を致すべき御神徳の標章」であるとされています。
家庭においても麻(ヘンプ)を、朝夕家族で拝むことは、子供たちの教育上も多大な効果があるとしていました。
オオアサの日本の現在の生産量は約5haです。
1934年日本では、なんと10,000ha以上ものおお麻が栽培されていました。
もう一度、日本の伝統文化・生活文化であった麻(ヘンプ)を見直していきませんか?
起案者情報
岡島 勇一(おかじま ゆういち)
日本麻振興会関西支部所属。
2年ほど前から、麻(ヘンプ)を広める活動に携わっています。
伝統文化・生活の麻(ヘンプ)を広め、これからの産業として応援できたらと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。
リターン品の紹介
○麻のしおり (2枚入り しおりサイズ)

○麻ブックカバー(無地、黒、浅黄、ピンク)
横165mm縦110mm広240mm

○麻の名刺ケース(黒、青、ピンク、無地)
横12.5cm縦7cm広14.5cm

○麻の筆ケース(黒、青、ピンク、無地)
横220mm縦190mm

○麻のスマフォケース (横160mm縦110mm)

○手毬ランプ
台座/糸車・電球付き ランプサイズ 径約12cm