3月9日から始まったこのプロジェクトは、おかげさまで想定よりずっと早く目標を達成することができました。
県内外からたくさんの方が関心を寄せて下さっていることは大変嬉しく、皆様のご支援、温かい励ましの言葉に胸が熱くなる思いです。
関係者一同、心から感謝申し上げます。
そして、当初の目標をステップとしてより多くの方にこの本をお届けできるように、更なるご支援を賜りたく改めてお願い申し上げます。
『食は生命なり』―山田トシ―
この一文から始まる本には、母から子そして孫へと命を繋ぐように、家庭の温もりや母の味を手渡しで繋いでほしいというトシさんの想いや、郷土で食べ繋がれてきた食を慈しむ気持ち、日本人の丁寧な暮らしが込められています。
「家庭の食事ほど大事なもんはないよ。
お料理上手じゃなくてもいい、お味噌汁でも煮物でも、おむすび一個でもいい。「これだけは上手につくれる」とか、子どもたちが「これはお母さんのつくるが一番や」っていうものを一つ、たった一つでいいから心を込めてつくっていくの。それが母の味になるんや。心が入ってるものを食べたら心が育つよ。」
トシさんがいつも仰る言葉です。
食に向き合うトシさんの眼差しを通して、それぞれの地域の味・懐かしいおふくろの味を思い出したり、家族の食卓の楽しさ、おいしさを子どもたちの世代に繋げてゆくきっかけになれば、と心から願っています。
目標達成とは言え、今はご希望頂いている部数をなんとか発行できるという状況です。
インターネットを利用しない世代にも購入を希望される声は多く、その方々の手にも届けたい。また今後この本の存在を知り興味を持たれる人のためにも、ある程度の数の増刷が必要と考えて、ストレッチゴールを設定することに決めました。
また、好評につき募集枠がなくなりました5,000円と10,000円のコースも追加します。
トシさんの体調も考慮し、サインや食事会はございませんが、精一杯のお礼の品をご用意いたしましたので、ぜひご支援いただければと思います。
プロジェクト期間終了まで、残り20日を切りました。
皆さんのご支援ひとつひとつが、多くの方に本を届ける力になります。
引き続きの応援と更なるご支援を、重ねてお願い申し上げます。