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92歳の手書きレシピを料理帳に!伝承料理を未来の子どもたちへつなげたい!

92歳で現役の料理の先生、山田トシさん。旬や素材の味を生かした料理やその人柄からは今の私たちが学ぶべき多くのことがあります。「山田トシさんの手料理帳」を一人でも多くの人の手元に届け、親から子へ、子から孫へと、食と思いを語りついで欲しい。

現在の支援総額

1,088,000

272%

目標金額は400,000円

支援者数

419

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2016/03/09に募集を開始し、 419人の支援により 1,088,000円の資金を集め、 2016/04/29に募集を終了しました

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92歳の手書きレシピを料理帳に!伝承料理を未来の子どもたちへつなげたい!

現在の支援総額

1,088,000

272%達成

終了

目標金額400,000

支援者数419

このプロジェクトは、2016/03/09に募集を開始し、 419人の支援により 1,088,000円の資金を集め、 2016/04/29に募集を終了しました

92歳で現役の料理の先生、山田トシさん。旬や素材の味を生かした料理やその人柄からは今の私たちが学ぶべき多くのことがあります。「山田トシさんの手料理帳」を一人でも多くの人の手元に届け、親から子へ、子から孫へと、食と思いを語りついで欲しい。

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目標達成、ありがとうございます!さらに広く届けるためにストレッチゴールを設けます!!

おかげさまで、思ってもみない速いスピードで目標達成いたしました。本当にありがとうございます。 このプロジェクトの趣旨は、「親から子へ、子から孫へと貴重な伝承料理とその周りにある生活を伝えたい」というものです。

そこで、ストレッチゴール達成時には福井県内の公立図書館と鯖江市内の全小中学校へこの料理帳を配付いたします。

これからを担うこども達にぜひ手に取ってほしい、と心から願っています。

そして、ゆくゆくは、全国に3000以上ある公立図書館すべてに配付できればと思っております。

 

ストレッチゴールに向けての思いをレポートにアップいたしましたのであわせてご覧ください。

 

どうぞ、みなさんの温かいご支援を引き続きお願いいたします!


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1000枚を超す、92歳のおばあさんの手書きレシピが伝えるモノ

 

毎日、食事をとっていますか。その食事は誰が作ってくれていますか。

日々、活動していく上で大切な体は、全て口から入る食べ物が影響しています。食べ物次第であなたの体は変わってしまうのです。昔から、この季節、この時期にその食材を食べるのはなぜなのか、それには全て意味があって理に適っているのです。

 

それを、92歳のおばあさんが今も若者に伝えていこうとしています。昨秋、このおばあさんが60年以上に亘って書き溜めてきた手書レシピから、1冊の料理帳が生まれました。この本を増版し、脈々と続いてきた暮らしとそこにいつもあった料理を、次の世代へとつなげたいのです!

92歳にして現役の料理の先生

 

鯖江市河和田地区在住の山田トシさんは、92歳になられた今も現役の料理の先生です。小学生のお菓子づくりから大人の伝承料理教室まで、幅広い年代の方に指導してこられて60余年。「食育」という言葉が一般化する前から食品ロス、偏りの少ない食事を地元の女性たちに指導してこられました。その活動の中で、手書きのレシピにて伝承料理や和洋中・製菓を問わず、伝統ある食文化の継承、食に対する感謝の念の醸成に努めてこられました。

 

山田トシさん宅には1000枚を超すと言われる自筆のレシピが山積みになっており、これらを活用して伝統ある食文化の継承、食に対する感謝の念の醸成に、今でも精力的に努めていらっしゃいます。

 

山積みされた丁寧な手書きのレシピを後世に残していきたい

自己紹介が遅れましたが、私たち「うるしの里かわだまちづくり協議会」は、鯖江の中でも特にものづくりのまちとして知られる河和田地区をより盛り上げようと、日々活動をしています。

 

河和田地区は鯖江市の東部に位置する、うるしの里としても知られた山と田んぼに囲まれた自然豊かな里山地区です。ここにはまさに「日本のふるさと」ともいえるような、静かで優しいときが流れています。

 

 

この地区に暮らすトシさんと会ってみるとその人柄に惚れ込んでしまいます。92歳という歳を感じさせないハツラツとした発想、柔和な笑顔とやわらかい言葉(しかも愛嬌たっぷり)、食べてくれる人への手間を惜しまない愛情・・・、どれにつけても、その人柄に魅了されてしまいます。

 

トシさんのお料理は、特別変わったお料理なわけではありません。裏の山からとってきた山菜や季節のもの、畑にある家庭のお野菜。そういった普通のものが主役なのです。今でも私たちが普通に使って毎日の食卓に上がるような材料ばかりです。

 

しかし普通の食材を、味わい深い、滋味深いお料理へと調理されていくトシさんの姿は、食べる人の事を思いながら手間を惜しまず、厭わず、愛情のかたまりのように感じられます。

 

 

現代において食事というものは、贅沢になり栄養価も高くなりました。そして、簡単で早くていつでも同じものが同じ味で食べられるようにもなりました。

 

しかし、それは全く自然な流れのものなのでしょうか?冒頭に述べたように、その季節、その時期にその食材を食べるのには全て意味があって理に適っていることなのです。そういったことが置いてきぼりになっているような気がしませんか?

 

トシさんは伝統の味・食文化を継承するため、この長い料理人生の中で少しずつ少しずつ、一つ一つ丁寧に手書きのレシピを書き留めてこられました。

私たちは長年、どうにかしてこれらを残せないかと考えていました。

有志の若者たちとトシさんの絆で、この宝のレシピを本に!

そんなとき、あるきっかけで市内の有志の若者たちが、そのレシピとトシさんの存在を知りました。そして、「これを子へ、孫へと伝えていきたい。いや、伝えていくべきものだ!」と強く思ってくれたのです。

 

いま、山田トシさんと同じようなことを伝えられる人がどのくらいいるでしょうか?こんなに長年の間培ってきた知識と実践の経験を持ち合わせている人がどのくらいいるでしょうか?習慣として料理は作れても、「なぜ、そうなのか?」まではもう知らない人が多いのです。

 

長年の知識と経験を持ち、伝承料理を伝えられる人。それがトシさんなのです。これは「宝」だと思います。

 

若者たちはそれを残すために動き始めました。レシピ本の編纂に乗り出した若者たちは、1年を通してトシさんと丸ごとお付き合いし、料理の背景にあるものを引き出し始めました。

 

若者たちは、まるで自分のおばあちゃん家に集うようにトシさんを訪ね、そしてトシさんは本当の孫のように彼らをかわいがりました。トシさんの生活に入り込んでの編纂作業。すっかりお互いに家族のような信頼関係が出来上がり、素晴らしいレシピ本が完成したのです。今でも、トシさんと若者たちの交流は続き、彼らの訪問はトシさんの大きな楽しみとなっています。

 

 

このような関係づくりから始まり、トシさんやその周りや背景を理解し、1年の季節を織り込みながらこのレシピ本作りは進みました。そしてようやく、トシさんの丁寧に書き溜めた手書きレシピと、季節と暮らしの目印となる暦「二十四節気」という二つの先人の知恵を結びつけたレシピ本が完成。平成27年12月に「山田トシさんの手料理帳」を発行しました。

 

私たち「うるしの里かわだまちづくり協議会」はこの「山田トシさんの手料理帳」を発行するにあたり、彼らを後押しする形で携わりましたが、主役は若者たちとトシさんです。トシさんに心底惚れ込んで、熱い思いを持って取り組んできてくれた若者たち。それに応えるかのようにトシさんは懐深くまで彼らを受け入れ、あくまでも自然体で臨んでくれました。

この両者の強い絆が、とても素晴らしい本を完成させたのです。

このままでは幻の手料理帳に・・・

しかし、制作できたのは公的機関の関係者とレセプション参加者に向けた150冊のみ。出版記念レセプションでは山田トシさんのレシピを再現したお料理を出し、手料理帳を参加者に配布しました。

 

この本は、思いがけず大きな反響を呼びました!この本の存在を知った方々からつぎつぎにお声がかかったのです。

 

 「これはどこで買えるの? これ売ってないの!?」

 「この本おいくらなんやろ?私も欲しいわぁ」

 「こういう料理がつくりたかったんや。”母親の味”やの」

「懐かしい…。祖母や母の料理を思い出すわ…」

 「嫁ぐ娘に持たせたいんやけど…」

 「地域の子どもたちにぜひ知ってもらいたく授業で使いたいんですが…」

 

しかし、残念ながらこれは販売するために出版されたものではなく、数に限りがありました。私たちも、取り組んでくれた若者たちもトシ先生もできるだけ多くの方の手にこの本をお渡ししたい気持ちでいっぱいでしたが、できませんでした。

 

しかし、「こんなにも望まれているんだ!」そう思うと 、どうにかして届けたい、広めたい!という思いが湧き上がってくるのです。

そこで、このクラウドファンディングで資金をご支援いただき、地元のみなさんへはもちろん、全国の方の手にわたるよう増版を目指すことにしました!!

トシさんと河和田の魅力が詰まった1冊を、親から子へ、子から孫へとつなぎたい

トシさんのレシピは、どれも一見素朴なものばかりにみえます。しかし、よく見てください。どれも、旬の食材を丹念に選りすぐり、そして手間暇をかけて下ごしらえをしています。「○○ちゃんに、これ食べさせてあげたいな~」「喜ぶんでないかな~」「どんな顔して美味しいって言ってくれるかな~」と、食べる人のことを思いながら作るトシさん。まさに、レシピに料理にその思いが滲んでいるようです。

 

人として、河和田のブランド「山田トシ」さんの存在は、河和田地区はもちろんのこと鯖江市の宝であると実感しています。 これらのお料理を1ページ1ページゆっくりめくりながら、これまでのトシさんの料理指導人生に敬意を表しつつ、今後、ますますこの手料理帳が広まり、親から子へ、さらに孫へと世代を超えて継承されることを望んでいます。

 

どうか、みなさまのご支援を宜しくお願いいたします!

 

 

精一杯のお返しをご用意しました

このプロジェクトでは、「できるだけ多くの方にこの手料理帳を広めたい!」という想いから、なるべくみなさんが支援しやすいような価格帯を充実させました。とにかく、この本を手に取っていただきたい。少しでも多くの方の手に届くようにしたいと思っています。

 

  • 2000円 「山田トシさんの手料理帳」1冊、トシさんの手書きレシピのコピー1枚(何のレシピが入っているかはお楽しみに!)、 お礼のメール
  • 3000円 「山田トシさんの手料理帳」1冊、 トシさんの手書きレシピのコピー1枚(何のレシピが入っているかはお楽しみに!)、 二十四節気ポストカード(ポストカード24枚)、 お礼のメール
  • 5000円  手料理帳を作るまでの1年間を記録したDVD、 トシさんのサイン付き「山田トシさんの手料理帳」1冊、 トシさんの手書きレシピのコピー1枚(何のレシピが入っているかはお楽しみに!)、 二十四節気ポストカード(ポストカード24枚)、 お礼のメール
  • 10000円 トシさんと旬の料理何点かを楽しみながら楽しくおしゃべり会参加権、 手料理帳を作るまでの1年間を記録したDVD、 トシさんのサイン付き「山田トシさんの手料理帳」1冊、 トシさんの手書きレシピのコピー1枚(何のレシピが入っているかはお楽しみに!)、  二十四節気ポストカード(ポストカード24枚)、 お礼のメール

資金の使い道

「山田トシさんの手料理帳」増刷資金の一部(主に印刷代)

起案者情報

うるしの里かわだまちづくり協議会http://kawada-t.jp

 

最新の活動報告

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  • 全国からご支援をいただいた皆様、大変お待たせいたしました。 本日、2,000円コース、3,000円コースをご支援いただいたみなさまへ「山田トシさんの手料理帳」などお礼品を送付しました。 5,000円コース、10,000円コースにつきましては、近日中に発送いたしますので、今しばらくお待ちくださいますようお願いいたします。   うるしの里かわだまちづくり協議会事務局 もっと見る

  • 山田トシさんの手料理帳の支援につきまして、全国から多くの皆様にご支援をいただき、ありがとうございます。 6月中には、皆様のお手元にお届けできるよう準備を進めておりましたが、1週間程度遅れており、皆様には大変御迷惑をおかけしております。 7月上旬には、お手元にお届けできますよう、作業を進めてまいりますので、今しばらくお待ちくださいますようお願い申し上げます。 もっと見る

  •  1ヶ月半にわたり、全国の皆様から大きな御支援をいただき、ありがとうございました。おかげさまをもちまして、当初の目標金額である40万円を大きく上回り、418人から108万円余の御支援をいただき、プロジェクトは無事完了いたしました。    後支援いただきました方へのお礼の品につきましては、準備ができ次第、順次発送をさせていただきますが、早くとも6月頃になる見込みです。今しばらくお待ちくださいませ。    最後に、この手料理帳に込められた思いが親から子へ、子から孫へ代々受け継がれていくことを願います。 もっと見る

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