浅野健司各務原市長より応援メッセージをいただきました!
とても気さくな市長です!各務原市の農業青年部でも日頃からお世話になっています。温かい応援メッセージをしていただけました!これを励みにこれから頑張ります!
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ごあいさつ
こんにちは、林亮輔と申します!私の提案を見ていただきありがとうございます!
私は今、岐阜県の各務原市で人参農家をしております。父親の跡を継ぎ5年ほどが経ちました。農業をしていく中で今大きな問題に出くわしています。
それは規格外の廃棄人参です。私は収穫や出荷の際に形がちょっと悪いだけで泣く泣く捨ててしまっている人参たちをどうにか救えないかと思い、今回このプロジェクトを立ち上げました。
名づけてジェットニンジンプロジェクト!
↑そしてそのプロジェクトを支えてくれるマスコットキャラのジェットニンジン君です!
今回のプロジェクトのために作成しました!各務原は航空自衛隊が有名ですが、私たちがいつも人参を育てている畑の上でも自衛隊の飛行機が毎日のように飛びかっています。
そんな地域の特徴と、日の目を見ない規格外の人参たちに広く飛び立っていってほしいとの思いを込めて、ジェットニンジン君という名前を付けました。エンジンとニンジンって似てますよね!
↑私と同じ各務原で人参を作っている農家の皆さんです。思いはみんな同じ!各務原の廃棄人参と農家を守りたい、その思いで地域を挙げてクラウドファンディングにチャレンジします!
↑5、6月の収穫最盛期は綺麗に生えそろった人参が一面に広がります。
どうしてもできてしまう、規格外の人参
形の良い人参は市場へと出回り皆さんのもとへと届きます。しかしちょっと割れたり、形がいびつだったり、股になったものは規格外として一般には出回りません。流通しても加工会社やスーパーなどが引き取ってくれて惣菜やレトルト、冷凍食品へと変わりますがほんの少量に過ぎません。大きな加工機械では形の悪い人参は使えず、手作業で加工するしかなく大量に消費できないのが実状です。しかも売値は非常に安く採算は取れない状態で、私を含めほとんどの生産者ではそのまま畑に捨ててしまいます。昨年度は規格外と廃棄人参の割合が、全体収穫量の1/4程の30~40トンにもなりました。ちょっと形が悪いだけで味はほかの人参と変わりません。
↑捨てられた規格外人参の写真です。一生懸命育った人参なのに…
↑3月時の人参の様子です。まだまだ生えたてでとっても可愛いです!人参はとても発芽しにくく、ちょっと土をかけすぎたり雨に打たれたりするだけで生えません。生育期間は春夏人参で120日ほど。ゆっくり長い期間をかけてみなさんがよく見る太く大きな人参へと育ち、選ばれた人参のみが市場へと出回っていきます。
各務原市は全国でも珍しい2期作の産地
各務原市は岐阜県の南にあり温暖な気候と安定した天候で全国的にも珍しい年2回栽培のできる2期作を行っています。各務原市はその恵まれた大地で50年ほど前から人参栽培を主として地域で取り組んできました。
そんな各務原の人参が危険な状態
農業に従事して強く感じていることがあります。それは各務原市の農業の後継者不足と高齢化です。
全盛期は30年ほど前でおよそ170haほどあった作付面積も現在では半分ほどに落ち込んできました。農業を継ぐ若い後継者も少なく、作業しながら聞かれるのは体を悪くして辞めていく農家さんの話ばかりです。このままでは特産品でなくなる日もそう遠くありません。しかしどんなに規模が小さくなっても長年やってきた真面目な人参生産のノウハウと恵まれたこの土地はなくなりません。私の役目はその各務原人参を守りさらに発展させ、そしてその素晴らしさを農家の皆さんと一緒に市内県内はもちろん、広く全国さらには世界中へと広めていくことだと思っております。
↑雑草が生え管理されていない畑も増えてきました。
「プロジェクト①」採れたての人参を味わって頂く収穫祭を行います!
11月に収穫した秋冬人参の規格外を使った料理をみなさんにふるまいたいと思います。いろんな料理を味わっていただき、幅広い人参の使い方を知ってもらい、人参嫌いのお子様でも美味しく召し上がってもらえるような料理を作って皆様をお迎えしたいと思います。他にもとれたての地元野菜なども販売できる場所を併設し、地元の農家で皆さんをお迎えしたいと思います。
また、収穫祭と一緒にみなさんにもっと各務原の人参に触れていただくために体験農園を行います。8月後半に種まき体験をし、11月の下旬に収穫体験を行います。その間の管理等は私が行います。今年はまず支援していただいた方を優先して体験農園を行い、これから毎年地域のイベントとして定着させていきたいと思っております。
「プロジェクト②」規格外や廃棄人参を使って各務原の特産品を作ります!
規格外の人参を大量に使用し、全国の方にその人参を味わってもらうためには加工商品を作ることが一番だと思い商品を開発するに至りました。規格外の人参を使って各務原市の特産品となるような加工商品を作りたいと思います!
現在考案中の商品は3つ
現在出来ている商品は、金魚めしの素・ミートソース・ドレッシングです。「人参嫌いの子でも食べられる加工品」をコンセプトにたっぷり人参を使用しているのに、美味しくヘルシーな商品を考案しました。もともとデザインと飲食の仕事をしていましたので、その経験を活かしこの3つの商品にとどまらず、どんどん新しい試みも考えています!
↑写真は自分で作ってみた試作品です。デザインや容器はダミーですが、こんな感じのができればいいなあと思っています。ただ普通に作るだけでなく農家の強みを生かした、生産者の見える野菜ならぬ生産者の見える加工品をつくっていきます。
給食でお馴染みの郷土料理「金魚飯」
各務原の郷土料理「金魚飯」は家庭だけではなく、小学校や中学校でも給食で提供され各務原で育った人ならお馴染みの料理です。散りばめられた人参が金魚のように見えることからその名がつけられ、私の家でも小さな頃から当たり前のように食卓に並んでいました。しかしせっかくの郷土料理も外にアピールされることなく眠っていることを知り、人参と各務原を一緒にPRできる非常に良い料理だと思い、まずはこの金魚飯を各務原市を代表するような特産品にしていきたいと思っています。
▲お米1合に対しまるっと人参が1本入っています。人参の甘味がすごくしみていてご飯が進みます。
各務原の農業を元気にしたい!
みなさんがいつも食べられている野菜が農家がどんな思いでどれだけ手をかけて作られているか、今回のこのジェットニンジンプロジェクトがそんな生産者の思いが伝わる良い機会になればと思います。
そして、地域とのつながりの場を増やし、農業の楽しさをもっともっと感じてもらい笑顔のあふれる各務原の農業をつくっていきます!
皆様、どうぞ応援をよろしくお願いします!
↑愛嬌たっぷりの小林さん。体験農園の管理のお手伝いをしてもらいます。
プロジェクトスケジュール(予定)
2016年4~5月 FAAVO募集期間
2016年5~6月 春夏人参収穫期(ここで出た規格外の人参で試作品を依頼)
2016年7月中旬 加工品商品完成
2016年7月中 支援者様へのお礼の品発送
2016年8月後半 種まき体験
2016年11月後半 収穫体験&収穫祭
集まった支援の用途とその内訳
収穫祭準備費 5万円
種まき体験&収穫体験準備費 5万円
加工商品デザイン費 25万円
商品試作費 17万円
商品制作費 30万円
各ノベルティ作成費・郵送費 20万円
合計 102万円
今回、費用の約半分 50万円をクラウドファンディングにてご支援いただきたいと思っております
最新の活動報告
もっと見る岐阜新聞に掲載していただいた時の記事です!
2016/04/04 22:26まだプロジェクトがスタートする前ですが、農業青年部でも親交のあった浅野市長にクラウドファンディングのメッセージをいただきに伺った際の記事です。 とても上手にわかりやすくまとめていただき、この記事を見たという方の励ましのお言葉を、畑やメールなどでたくさんいただきました! それと同時に廃棄している人参の多さにみなさん驚かれていたのも印象に残っています。少しづつですが今の人参を廃棄している状況を知ってもらい、少しでももったいないと思っていただける方が増えるようこれからも活動していきたいと思います。 引き続き皆様のご支援よろしくお願いします! もっと見る
4月1日、本日からプロジェクトスタートします!
2016/04/01 16:40こんにちは、林です。 本日からプロジェクト公開されました。たくさんの方々のご協力によってスタートできたプロジェクトです。この場をお借りして感謝申し上げます。 農業に従事してはや5年、最初はまったくわからないながらも近所の農家のおじちゃんおばちゃんに助けられながらここまで来ることができました。そんなおじちゃんおばちゃん達も私の活動を喜び畑ですれ違うたびに応援してくれす。これまでお世話になった方に少しでも励みになるような取り組みになればと思っています。 目標を達成し、プロジェクトを成功させることが支援いただいている方々、両親への恩返しだと思って精一杯取り組んでいきます。 今日から60日間どうぞご支援よろしくお願いいたします。 林 亮輔 もっと見る