2016/03/18 13:28

皆さま、こんにちは

NPO法人ひと・まち・あーと広報担当の高田です。

本日は、コミュニティBAR「ふるさと」復活PJにあたり、とてもお世話になっているプロを2名ご紹介します。

設計担当の建築士・八木健吾さんと、壁塗り担当の左官職人・松田慎二さんをご紹介いたします!

 

 

八木 健吾さんプロフィール

1985年兵庫県姫路市生まれ。

徳島大学建設工学科卒業後、

新居建築事務所(徳島)など複数の設計事務所を経て、
八木健吾建築設計事務所を主宰。

構造体を覆ってしまう従来の建物とは違った、

木組を意匠とした建物の美しさに魅せられ、大学時代より設計事務所へ。

インドで建築を学んだ恩師に影響を受け、インドを放浪後、自然と建築の力に魅せられ、就職。

帰郷後は、地元の空家・空き店舗活性化プロジェクトなどにも参加し、

身体を動かしながら、人との関わりやものづくりを肌で体感。

独立後の現在、素材や手仕事を大切にした、風景に溶け込む建築を目指されています。

 

 

松田 慎二さんプロフィール

1983年兵庫県姫路市生まれ。

京口左官工房 代表者、ひめじホームケア 代表者、ライフテクスチャーグループ建設業 代表

中学卒業後、左官一筋16年!現場の最前線で設計から施工アフターまで一貫して行われている生粋の左官職人さん。

在来の建物から現代工法まで幅広く手掛け、ご自身で材料の開発もされています。

自分なりに材料を探し続け、その中で出会った漆喰に魅了され、漆喰の持つ伝統的な良さと新しい発想をプラスし現代の住まいにマッチした工法を提案し続けています。


敷地目一杯に増改築を繰り返されたこの「ふるさと」は、
間口が狭く、部分解体のため重機が入れないこと、予算の限りもあることから
屋根や柱・梁などの構造部材を、1つ1つ丁寧に取り外しながら、
自分たちで減築(部分解体)を行いました。
そのおかげで建物に自然と空気が行き交うようになりました。

減築をしていると、ご近所の方がたびたび、顔を出してくださいます。
「自分らで解体しよるんかー!気をつけよ!」
「ここの岡本さんはな、凛とした気立ての良い女性でなー!」
「昔は、よくここに通ったもんでなー!」
と、よく昔話をしてくださいます。気にかけてくださることが嬉しいですし、
本当にこの界隈の方々に愛されていた場所なんだなと、
この建物と触れる時間が増えるごとに、再認識するようになりました。

刻んできた時間と歴史の軌跡を継承しながら、
賑わいに溢れていた「ふるさと」を現代に復活させます。
ご近所の住民の方々はもちろんのこと、
龍野のまちが大好きな人、気になる人、何か楽しいことがしたい人など、
昔話を聞きながら、新しく楽しい発想を生む、コミュニティの場にしていきます。

お店に立つ人は、日替わりマスター制度なので、
様々な職種の方々がすでに立ちたい!と言ってくださっています。
ぜひ、お店に立ってみませんか?

クラウドファンディングの締め切りまで2週間を切りました。
みなさま、ご支援のほどよろしくお願いします!