こんにちは!
「岐阜っ子体力向上プロジェクト実行委員会」の代表の森 克実と申します。
数あるプロジェクトページから当ページをご覧頂きありがとうございます。
今回のプロジェクトでは、
「ケガをしにくいゴールデンエイジを育てる!」
ための測定会を行います!
みなさんは『ゴールデンエイジ』という言葉を知っていますか?
ゴールデンエイジ期は4~14歳ごろに神経系の発達がほぼ100%完成する時期の事を言います。このゴールデンエイジ期にいろんな動きやスポーツを行うことによって、”危ない”という防御反応であったりパフォーマンス向上に繋がっていきます。
私たちはこんな子を良く見かけます。
・手を上手くつけず骨折をした
・跳び箱を飛ぼうとしたが跳び箱にぶつかった
・前転で真っ直ぐ前に転がれない など・・・
これらは、反射神経が備わっていない事によって起こりうる問題です。
そこで反射神経を鍛える為に、今回は最新スポーツ科学機器を使った体力向上イベント測定会を実施したいと思います。
発達発育段階において習得すべき必要な動作があります。
習得すべき「動き」が未習得のままでは、「体力の低下」を招く事になります。
現代の子ども達が生活や遊び、運動で習得しにくくなった動きを「36の動作」としてまとめられています。
【幼児・小学生の時期に習得しておくことが望ましい基本的動作】
山梨大学大学院教授 中村和彦先生が提唱する36の動作
おこさんは「36の動作」のうち運動をする中でどれだけ出来ていたでしょうか?
では、スポーツの中にどれだけ36の動作が含まれているか考えてみましょう。
A)サッカー
B)野球
C)鬼ごっこ
このように特化したスポーツのみでは運動量は確保できても「習得すべき多様な動き」は身につかないのです。
頭部外傷・顔面の怪我が多い?!
昔では考えられない大きな問題があります。
それは、昔みたいに木登りや公園で遊ぶ場所が制限されているため、結局家に閉じこもってゲームをせざる負えない状況となっています。子どもの頃から「上る・飛ぶ・回る」など人間にとって必要な基本的な動作ができておらず小さい頃から腰痛持ちなど姿勢が悪い子ども達が多くなってきている事を感じます。そして今の小学生以上の子ども達に多いケガのひとつに頭部外傷が挙げられています。
NAASH(独立行政法人 日本スポーツ振興センター)によると
このように”頭部・顔面”のケガが年々増加している事がわかります。
これは「動きの未経験」が原因とされています。
例えば・・・
「転ぶ」という経験をあまりしないまま成長すると階段から飛び降りただけで骨折してしまう原因として
- 飛び降りた時の着地の動きを経験していない事
- 骨が弱く着地の時の衝撃に耐えられない の大きく2つの原因が考えられます。
幼児が転ぶのは当たり前です。何度も転ぶことによって、バランス感覚を覚え、手を付く事をとっさに行えるようになっていきます。しかし、上記のように、現在の小学生以上の子供たちは、転んだ時にとっさに手が出ず頭を地面に直接打ってしまう子や少し高い所から飛んでも着地の際の衝撃に耐えられず骨折してしまう子どもが多いのです。このように、“反射的に手が出せない”,“衝撃に耐えられない”子どもが増えていることが現状です。
そこで、今回第一弾として各務原市で「最新スポーツ科学機器による反射神経を鍛える(ケガのしにくい)プロジェクトinKAKAMIGAHARA」を開催したいと思います。これまでも岐阜県では岐阜国体に向けてスポーツ向上に取り組んでいましたが、国体が終わってからは一時期以上のスポーツに対する盛り上がりがないように感じます。その結果、文部科学省が行っているスポーツテストにおいても、岐阜県の子ども達の結果はずば抜けて良いとは言えず、“走る“という事だけとればやや平均以下という結果が出ています。
今回のスポーツ測定では、学校で行われるスポーツテストとは違います。
また“走る”一つでもただタイムを測定するだけではありません。
例えば、A君、B君共に50mのタイムが8‘21だとしましょう。
同じ50m走でも、A君はスタートから途中の25mまではすごく早くても、25m以降からは減速してしまっています。
逆に、B君はスタートから25mまではA君に比べて遅いですが、25mからゴールまででタイムが速い為、結果的に2人は同じタイムとなっています。
このように、今までは2人とも「8’21」だったという結果だけで”速い”か”遅い”かでした評価されませんでした。しかし結果だけを見ても、その子自身の明確な課題は見えてきません。その為、2人とも同じ練習をしても個人個人の課題にあった練習とは言えません。
今回の体力向上イベントでは、下図の最新スポーツ科学機器を使って測定を行います。1cm感覚でセンサーが埋め込まれている2本のレーンの間を走ることでセンサーが反応し、リアルタイムでその子自身の体重移動やバランス等が明らかになります。
※OPUT JUMPによる10m走
※PUSHによるジャンプテスト
この最新スポーツ科学機器による測定会では参加された子ども達の個々のデータがリアルタイムで明らかになります。
上図のデータをもとに医療従事者がフィードバック時にその子に必要なトレーニングもお伝えしていきます。
また、目指す競技の特性に向かって自分の目標が明らかになり、よりやる気が湧きパフォーマンス向上に役立つと考えられます。
イベント詳細
今回のイベントは、2017年3月頃を予定しています。
詳細は以下の通りです。
*タイトル /反射神経を鍛える(ケガのしにくい)プロジェクト
*日時 /2017年3月頃
*場所/各務原市内体育館
*測定内容/10ⅿスプリント、プロアジリティー等
~随時更新レポート予定!!!~
*⼊場料 /無料
*対象者 /小学生~中学生
*動員目標 /200人
*後援/メディア各社、各市教育員会(予定)
今回のイベントでは、プロジェクトの目標金額を超えた際にはより測定内容の充実化を図り、大規模な測定会にしたいと思っています。
今回のプロジェクト予算
本事業の実施・運営において、私たちの自己資金等だけで事業を行うことは非常に難しいのが現状です。
そこで今回、皆様からご支援いただく資金の用途は測定会場設営代・設備費の一部、宣伝広告費(チラシなど) 等に使用させて頂く予定としております。
目標金額以上の支援を頂けた場合、より広く・多くの子ども達に自分の身体を知ってもらえるような測定イベントを積極的に行っていけるように使用させて頂く予定にしております。
最後に。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
今の小学生~中学生までは将来、超高齢化社会となるといわれるであろう世代となります。
今のままでは運動能力は低迷し基本的な動きを知らないままとなり、今よりももっと若い年齢から杖や車椅子が必要な生活になりかねません。
今後も他の地域でも測定会のイベントを行い、岐阜っ子たちに手を差し伸べていけたらと思っています。
よろしくお願い致します。
起案者情報
【代表者】 森 克実
【担当者】 田邉 真菜実
最新の活動報告
もっと見るあと2日。
2016/09/27 09:51こんにちは。 プロジェクト終了まであと2日となりました。 今現在、プロジェクトに支援して下さっている皆様。 ありがとうございます! プリジェクト終了まで2日となりましたが、 最後まで周知活動を頑張っていきたいと思います。 宜しくお願い致します。 もっと見る
各務原JC様より推薦を頂きました。
2016/09/21 15:32プロジェクト終了まで、約1週間となりました。 今現在、ご支援して頂いている方、応援して下さっている方、ありがとうございます。 1週間となりましたが、最後まで周知活動を行っていきたいと思います。 そして、本日より各務原JC様より推薦をして頂きました。 最後の最後まで、宜しくお願い致します。 もっと見る
プロジェクト終了まで2週間きりました!
2016/09/17 17:11こんにちは。 プロジェクがスタートし1カ月が経ち、早くも終了まで2週間をきりました。 この一カ月間、多くの方からの支援、応援をしていただきました。 ありがとうございます。 しかし、まだまだ開催するには皆様のお力が必要となります。 最後までひとりでも多くの方に知っていただけるよう、私どももがんばってまいります。 宜しくお願い致します!! もっと見る