京都の空き家をリノベーション!地域の繋がりの
『はじまりの空間』をつくりたい。
はじめまして!京都でまちづくり活動をしています,「京都すまいるプロジェクト」の
飯間日夏子(いいまひなこ)と申します。
まなvivaメンバー 左から水澤美晴、久保咲和佳、飯間日夏子
私たちは今まで着物や浴衣を着て京都を観光してもらうイベントや、京町家を利用し外国人観光客や地域の方々が集まれるゲストハウス『京much家』の運営など、様々な視点からまちづくりのための活動をしてきました。
着物で伏見を観光するイベント『きものみち』
京都すまいるプロジェクトが運営するゲストハウス『京much家』
今回、私が中心となって京都の西院で地域の人がみんなで学び、成長するためのまなびコミュニティスペースを作りたいと思っています。
「まちづくりはひとづくり」
みんなが学べる環境をつくりたい
この言葉はわたしたちがまちづくりをする上で大切にしているものです。
京都に来てから、地域コミュニティに興味をもってまちづくり団体『京都すまいるプロジェクト』に入りました。そこでコミュニティスペースをどんなふうに作ろうか考えていたところ、この言葉を教えていただきました。地域を作るのはひととひとで、みんなが集まっていろいろなことを知り、お互いに受け入れられる暖かい空間が作りたいとおもい、このようなまなびコミュニティスペースを作ろうと思うようになりました。
京much家ゲストとスタッフ
京都の中京区と右京区にまたがっている西院は、まとまりである"学区"の境目がたくさん集まっている場所で、学区ごとのつながりがあまりないと知りました。また、阪急と嵐電の西院駅があり、飲食店や学校、会社も多くある人の動きがたくさんある西院で、この場所を作ることでより多様なひとと出会えると思います。
まなvivaのある場所
シェアサイクルとまなvivaのある
"すまいるハウス"について
すまいるハウス
まなvivaは私たち京都すまいるプロジェクトのすまいるハウスの2階にあります。すまいるハウスの1階ではシェアサイクル・レンタサイクルの『すまいるサイクル』を運営しています。どちらもまだ始まったばかりですが、種類の違う2つを同じ建物でするため、より多くの人に来てもらえる場所になるのではないかと思っています。
「コミュニティスペースを作ろう」
と思ったきっかけは、おばあちゃん
わたしがコミュニティスペースをつくりたいと思ったきっかけは、わたしの祖母が友達に会うために病院に行っていることでした。わたしの地元ではお年寄りがあつまる場所が、”病院”。
病院はポジティブなイメージだけの場所ではないし、小さな地元の病院に地域のお年寄りが集まるので、診察までの時間がとても長くなってしまっていました。私はそれにぼんやりと違和感を持っていて、「行けば誰かがいる、話せる」という場所があれば話すことを楽しみにしていけるし、時間も気にしなくていいのに、と思っていました。
京都でも同じように集まれる場所が少ないので、まなvivaが来れば誰かとお話しできる場所になればいいなと思っています。
世代を超えてお話できる場を作りたい
おじいちゃんおばあちゃんのおしゃべりの場所としてはじまる『まなviva』。おしゃべりの場所として集まってもらえるようになった頃に、お年寄りが昔の遊びを地域の子供たちに伝えるワークショップを開催したいと思っています。
そして、次第に子どもたちが遊びに来るようになって、子どもも大人も、気がついたら社会や人と関わり、色々なことを学んでいた、というまなびコミュニティができている。そのきっかけをここから作りたいです。
私自身、いままで勉強以外にも、色々な人と話したり、新しいことをしてみることが後で大きな思いつきにつながることがたくさんありました。『まなviva』が地域全体で子育てする場所になって、子どもたちだけではなく、私たち学生や大人も学んで、一緒に成長できればいいなと思っています。
ここにいけば誰かいる、なにか面白いことがあるという場所にしたい
これからのまなvivaの1週間(例)
平日の午前
・地域の方に集まってゆっくりお話ししてもらう
平日の午後
・小中学生の宿題塾
平日の夜
・地域の方の会
・学生のミーティング
土日
・着付け教室
私たち京都すまいるプロジェクトのメンバーが、浴衣や着物の着付けをお教えします。また、まなvivaの畳の部屋を使って茶道教室も同じ日に開く予定です。
・小学生から見た京都教室
何日間かに分けて教室を開いて、小学生から見た「京都のここが気になる」を私たち京都すまいるプロジェクトのメンバーと一緒に調べて、それを最後の日にでひとりづつ先生となって教室をひらいてもらいます。普段は気づかない視点からの京都を発見できるのが楽しみです。
このように様々な年代の方に、それぞれの持っている魅力的な知恵を生かした教室を開いていただく予定です。
現在の建物の様子
現在、まなvivaは3部屋あり、それぞれを学生さんなどのミーティングスペースとして使っていただいています。なんと建物の形が直角二等辺三角形なんです!
まなvivaの間取り
自分たちでできる範囲のところは進めていますが、まだ壁がはがれていたり、なんと部屋の中(!)にある瓦が固定されていなかったり、床板が浮いた状態だったり、天井がむき出しだったり、段差があったりと、元気に走り回ったり安全に使用してもらうためにはまだまだの状態です。
なるべく早くみなさんに使ってただくことができるように、自分たちで工事をしています。
このように自分たちで 床をはがしたり、
屋根を壊したり、
不要な柱をとったりしています。
嵐電の西院駅から徒歩「3歩」のすまいるハウスは昔ながらの物件です。築40年以上のため、中もかなり古くなっていて、より長く安全に使うために私たちでは直せないところも多くあります。今回のご支援を使ってそのような部分を直したいと考えています。
ご支援の内訳
皆さまからいただいたご支援はすべて以下の通り建物の天井や壁、床板の改修費に使わせていただきます。
・天井工事 15万円
・床工事 8万円
・壁工事 7万円
・FAAVO手数料 7.5万円
リターンについて
・お礼の手紙、まなviva活動報告は9月ごろにPDF形式でメールにて送らせていただきます。
・壁にペイントするお名前、自転車に記載するお名前につきましては、支援者の方にメールで記載する名前をお伺いします。イニシャルやあだ名などご希望のお名前をペイントいたします。
・まなvivaでの教室招待券は有料の教室に参加する際に使用していただけます。
(例:着付け教室、茶道教室、京都教室など。京都すまいるプロジェクト主催のものに限ります。)
・内装提案権はメールでまなvivaのお部屋(ABC)いずれかの内装を提案していただけます。予算の関係上、実現できない可能性がありますのでご了承ください。できる限り提案に近づくようにします。
・京much家宿泊券とレンタサイクル無料券はメールでご希望の日程をお伺いいたします。事前の予約の関係でご希望にそえない場合もございます。
・まなvivaのコミュニティスペースの命名権はメールでご希望をお伺いします。A,B,Cについてはご支援いただいた順番とさせていただきます。
・京都すまいるプロジェクトのFacebookページは5000いいね、記事ひとつにつき1万リーチ程ございます。掲載は1度を予定しています。(内容により変更可)
皆様へのひとこと
安全面での不安がなくなれば、子ども達やおじいちゃんおばあちゃんに安心してきてもらえるので、私たちもどんどんまなvivaを作っていくことができます。地域の方々が少し空いた時間にふらっと寄って、おしゃべりできる空間になるように、地域の方々の声を聴いて一緒に活動していきます。
またこの経験を私がコミュニティスペースに興味を持つきっかけとなった地元、香川でも将来生かせればと思っています。
今回のプロジェクトや私たちの思いを応援したいと思っていただけましたら、ご支援をどうぞよろしくお願いいたします。なにかありましたら、是非メッセージやお問い合わせください。SNSでシェアやいいね!をしていただけたら、とても嬉しいです。
最後までお読みいただき、ほんとうにありがとうございました。