はじめに

FAAVOをご覧のみなさま、はじめまして。「まちづくりユニット田山」の田上諭史と申します。まちづくりユニット田山は、石川県能登半島の小さな町”宝達志水町（ほうだつしみずちょう）”の地元有志と、東京在住の実力派クリエイターによる共同ユニット。地域資源の“価値の再構築”をテーマに、町の魅力をつないでいくための活動を行っています。

 

 

千里浜なぎさドライブウェイのファンの思いを集め、保全につなげるためのWEBサイトをつくりたい。

現在私たちは、宝達志水町を代表する地域資源「千里浜なぎさドライブウェイ」の写真や情報、楽しみ方などをまとめたWEBサイト（ポータルサイト）を立ち上げたいと考えています。その中で多くのファンの思いを集め、保全活動へとつなげていきたいと考えています。

 

なぜ、千里浜なぎさドライブウェイのWEBサイトを作りたいと思ったのか。　

千里浜なぎさドライブウェイは名前の通り、なぎさを車でドライブできる「日本で唯一」の砂浜です。そのなぎさが、近い将来失われてしまうかもしれない、深刻な危機に直面しています。地域に生きる、地域を愛する者として、この問題をなんとかしたいと考えたのが、プロジェクト発足のきっかけです。

 

私たちは今、千里浜なぎさドライブウェイの価値と楽しみ方を、たくさんの人に伝えたいと考えています。なぎさが残されているうちに、できるだけ沢山の思い出を作り、集め、そして未来につないでいきたい。その想いを実現するためのファーストステップとして、WEBサイトの制作を考えました。

 

またWEBサイト制作はプロジェクトのゴールではなく、スタートだと位置づけています。

WEBサイトをプラットフォームに、なぎさでのイベント等を企画し、より多くの人に楽しんでもらいたい。私たちはそう考えています。

 

日本唯一の、車で走れる砂浜。千里浜なぎさドライブウェイ。

千里浜なぎさドライブウェイは、石川県宝達志水町から羽咋市にまたがった全長8kmのドライブスポットです。白山麓から流れ出るきめ細かい砂が堆積しているため、日本で唯一、世界的にみてもとても珍しい、波打ち際の海岸線を車で走行できる砂浜です。

 

砂浜をドライブできる開放感は格別！

海と空を間近に感じてのドライブは、どこまでも行けそうなほどの開放感。そして夕焼けは、言葉を忘れてしまう美しさ。海の幸も豊かで、浜小屋で焼き貝を楽しむこともできます。観光地として多くの方に愛されています。

↑車で波打際ギリギリまで行くことができます。日本でもここだけ！！！

↑砂浜がずっと続いており、とても気持ちの良い空間です。

 

トリップアドバイザーアワード2016で日本一のビーチに！

トリップアドバイザーのアワード2016で日本一のビーチに選ばれました。また国内外からの旅行者によって、さまざまな表情の写真がSNSで積極的に投稿されています。

↑夏は海水浴を楽しんだり、バイクでツーリングしたりとても気持ちいいです。

 

夕日を見ながら海岸をドライブできるのもここだけ！

夕日を見ながら砂浜をドライブするのは格別。気持ちいい風と綺麗な夕日は、感動できる瞬間。車から降りてポーズを決めて撮影する人もたくさんいます。

※写真の一部提供：宝達志水町

 

↑夕日に向かって元気玉のポーズをして撮影。

 

  

 

 

 

 

 

 

 

しかし今、この場所では多くの問題が起こっているのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

砂浜が著しく侵食され、10年後にはなくなってしまうかもしれない。

千里浜なぎさドライブウェイは近年、砂浜の侵食が著しく、徐々に幅が狭まってきています。このままでは、車で走ることのできる砂浜がなくなってしまうかもしれません。

この問題は、地域住人にとっても、この砂浜を愛するファンにとっても、悲しく辛い現実です。だからこそ千里浜再生プロジェクトをはじめ、千里浜なぎさドライブウェイを残そうという動きが、地方自治体からも始まっています。

昔は今よりも砂浜の幅が15メートルも広かった場所もあります。

↑昭和41年夏頃

 ↑昭和40年夏頃

 ↑昭和40年頃

 

ドライブができない日が来てしまうかもしれません。

波が強い日などは、波が押し寄せ車が通れない日もあります。

波が強く、柵が壊れたりもしました。将来的には、ずっとドライブできない日が来てしまうかもしれません。

↑天気が悪い日や、波が高い日は通行止になったりします。

↑看板近くまで波が押し寄せています。こんな日は通行止になってしまいます。

↑波が強かった日に、木の柵が波で壊れたりしました。

 

今までの記録と、これからの記録を、未来へつなぐプロジェクト

今起きている自然現象を私たちの手で止めることはできません。けれど、この”奇跡の砂浜”で生まれる楽しい思い出を記録に残し、共有し、そして後世に伝えることはできるはずと考えています。そんな思いから、このプロジェクトの立ち上げを決意いたしました。

そこで、ぜひみなさまに当プロジェクトの柱となるWEBサイト構築へのご賛同をお願いしたく、今回FAAVOに応募させていただきました。

 

まずファーストステップとして、千里浜なぎさドライブウェイに関する情報を集積したWEBサイトをつくります。

千里浜なぎさドライブウェイが直面している問題を解決していくためのWEBサイト。ファンの思いを集めるため、そしてより多くのファンを増やすために、SNSにアップされた写真や、ドライブウェイの通行情報、近くの観光地情報、千里浜なぎさドライブウェイの歴史や問題などが、見やすくデザインされたサイトを想定しています。

 WEBサイトに情報を集積することで、千里浜なぎさドライブウェイの発信力を強め、多くの人の共通課題・共通価値としていき、未来の財産にしていきたいと考えています。

パソコンでも、スマートフォンでもデザインされたWEBサイトにします。

千里浜なぎさドライブウェイのサイトと言えばこのサイト！と言われるように情報を収集します。サイト内のコンテンツも充実させていき、千里浜なぎさドライブウェイの認知度向上を目指します。その後に、千里浜なぎさドライブウェイの保全に繋がるようにしていきたいと思っています。

サイトデザインについては、パソコンだけではなくスマートフォンなどに対応し、検索しやすく見やすいようにデザインします。様々な企業のホームページを作っているWEBデザイナーに協力してもらい、構築いたします。

 

 

 

WEBサイトを制作後、企画等により千里浜なぎさドライブウェイの価値をより高めます。

WEBサイトを制作後、WEBサイト上の新規コンテンツ制作はもちろん、千里浜なぎさドライブウェイの価値をより高める企画をし、より多くの人に楽しんでもらいたいと考えています。

 

WEBサイトを1stステージとし、WEBサイトを通して広げていきたいと考えています。

1st ステージ  →現状を伝える＋思いを集める＋楽しさを伝える

2ndステージ  →体感しに来てもらう＋保全への意識を高める

3rdステージ   →保全活動の実施 

  

支援コースには特産品を集めました。

田んぼの田上 自然栽培米「結」や、創業1919年のヤマチ醤油、洋菓子店と石川テレビが共同開発した宝達ロールくーぜぇ、なぎさドライブ、コスモアイル羽咋の宇宙食セット、神音カフェの珈琲セットなど、地元の特産品をご用意しております。また、宿泊プランや、ポストカード、ポスタープランなどあります。

※発送は9月〜10月頃を考えています。

 

WEBサイトのオープン予定スケジュール

2016年　7月         FAAVO応募開始

　　　　10月頃    デザイン確定

              11月頃    コーディング開始

 

2017年　 2月頃     WEBサイトOPEN

 

 

事業費の内訳

 

WEB制作費（写真撮影、コピー作成、デザイン、コーディング等）　700,000円

返礼品費　350,000円　

FAAVO手数料　270,000円

その他経費　30,000円

 

合計　1,350,000円

 

 

千里浜なぎさドライブウェイを未来へ残したい。

石川県にある千里浜なぎさドライブウェイ。車で走れることができる唯一の砂浜。これからもたくさんの楽しい思い出ができるように、ずっと残していきたい。

WEBからいろんなことが始まります。よろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 起案者情報

【団体名】まちづくりユニット田山

【代表者】田上諭史

【共同代表】山口明　山加勇人