ご覧いただきありがとうございます!NPO法人ソーシャルファームさんじょうの大滝と申します。三条市の地域おこし協力隊としてNPOソーシャルファームさんじょうと連携して活動しております。私たちは三条市下田地域で人づくりを通した地域活性化を目指しています。活動拠点は3年ほど前に廃校になった荒沢小学校です。
「下田地域を大好きになって欲しい!」そんな思いで様々な企画を実施しています。
農業を核とした人づくりを目指しながら、守備範囲はスポーツ分野まで幅広く、下田地域の関係人口増加を目指しています。
三条市下田地域(旧下田村)は、自然が豊富で、山、川、水がとてもきれいな地域です。山菜や、山の湧水で作られる棚田米は絶品で、下田地域以外の人々にも好評です。特に北五百川(きたいもがわ)は棚田百選にも指定され、お米の品質だけでなく、その風景も唯一無二のすばらしさを誇っています。さらに豪雪地帯でもあり、冬になれば一面の銀世界が広がります。
画像出典:wikipedia下田村(新潟県)よりhttps://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%8B%E7%94%B0%E6%9D%91_
(%E6%96%B0%E6%BD%9F%E7%9C%8C)
有名なものがサツマイモです。この地域特有の赤土は養分が少なく、サツマイモの生産に非常に適しています。そこで生産されたサツマイモは甘みが強く、「越紅(こしのくれない)」という名前で親しまれています。
下田地域は農業が盛んですが、それが農家の収入につながらず、今後の農業人口の減少、耕作放棄地の増加、担い手不足が心配です。
その社会的課題を解決する第一歩として「あるモノ探し」の中からサツマイモを選びました。サツマイモを通した新しい収入源をつくり、下田地域の方々の新しい生きがいと、「おらの誇り」につながる逸品を作りたいと思い芋焼酎を考えました。
地域の課題解決につながる逸品を作りたい。そのために、まずは下田の人に親しまれ、自慢できるものを作りたいと思いました。私たち地域おこし協力隊は、三条市の下田地域に居住しながら活動しています。生活している中で欠かせないもの、それがお酒です。自宅で飲むのはもちろん、地域の集会から贈答用まで、あらゆる場面でお酒が使われます。地域の人が主体的に取組むコト、自らPRしたくなるようなモノ、原材料は100%下田産で、本当に美味しい芋焼酎を作ろうとプロジェクトを開始しました。
NPO法人ソーシャルファームさんじょうは「人づくり」を行う中で、障害を持つ方の支援も行います。
下田産芋焼酎の商品名「五輪峠」は実際にある下田の地名に由来しています。この峠は下田地域内の飯田(いいだ)と牛ヶ首(うしがくび)集落の間を結んでおり、地域住民のトレーニングコースとしても使われています。
また、五輪峠の中腹には福祉作業施設があります。そこで芋焼酎のタグ付の作業が行われ、自立支援の一助にしてもらいます。また、2020年の東京オリンピック・パラリンピックにも支援を行います。
特にパラリンピックは設備も人件費も大量のお金がかかります。芋焼酎の売り上げの一部をパラリンピックに寄付することで、障がい者スポーツを支援し、購入された方はもちろん「五輪峠」に関わった全ての人が福祉支援できる仕組みになっています。
五輪峠にある福祉作業施設「ピュアハウス」
「五輪峠」を飲んでいい気持で酔っ払い、それが社会貢献につながるなんていい話は他にはないと思います!
五輪峠
<これまでの経緯>
このプロジェクトは2016年5月からスタートしました。「五輪峠」の原材料は本場九州でも使われている黄金千貫です。実はこの黄金千貫、もともとは下田地域で栽培されている品種ではありませんでした。
なぜ黄金千貫なのか
それは本物の逸品、本格芋焼酎を作りたかったからです。
長く親しまれるものを作りたい。長く親しまれることこそが持続可能な地域を創ることになり、社会貢献につながります。
そこで5月に「芋主プロジェクト」として黄金千貫の生産協力者を下田地域限定で募集しました。黄金千貫の生産に協力してくれた方には、その生産量に応じて完成した焼酎をプレゼント(焼酎1本/芋15kg)するというものです。結果的に下田内のサツマイモ初心者さんからプロのサツマイモ農家さんまで幅広い方々のご協力が得られました。
順調に栽培は進み、10月後半にサツマイモの収穫を行いました。配った苗からとれる生産量の目安は1,500kg。実際に集まった黄金千貫は2,149kgでした。さすがサツマイモの名産地、黄金千貫も無事に育つことができました!
集まった黄金千貫を金升酒造さんに持ち込み、12月に仕込みが開始しました!
1月に蒸留作業を行い原酒が完成し、その原酒を下田地域の秘境として知られる吉ヶ平の湧水で割り、アルコール分25度の下田産本格芋焼酎「五輪峠」が完成いたしました。
金升酒造杜氏、高橋さんから焼酎の出来栄えについて以下のようなメッセージをいただきました。
「金升の焼酎造りは芋麹を使わず、清酒麹、清酒酵母を用いて醸造します。減圧蒸留法で蒸留し、すっきりと香りのよい焼酎に仕上げるのが特徴です。このたびの焼酎造りでは原料が新鮮で傷みもなく良い状態で仕込みができましたので出来上がった焼酎もひときわ香り良くすっきりとした味わいに仕上がりました。下田の皆さんの地元を盛り上げよう!!という思いがこのお酒になったような気がします。この取り組みがますます盛り上がりますようにご祈念申し上げます。
金升酒造株式会社 杜氏 髙橋 巌」
金升酒造(株)高橋巌専務(写真左)
メッセージのとおり、「五輪峠」はとてもすっきりと飲みやすく仕上がっております。特に芋焼酎をこれから飲んでみたい方や、女性におすすめいたします。芋焼酎が苦手だという方もおいしくいただけると思います。ぜひストレートでのんでみてください!!
ラベルを貼った完成品イメージ
芋主の皆さん限定の試飲会を開催しました。
また、試飲会の様子はケンオ―ドットコムさんに記事にしていただきました!
以下のURLをご参照ください!
http://www.kenoh.com/2017/02/21_gorintouge.html(ケンオ―ドットコム2017年2月21日)
納得できる最高品質の焼酎は完成しました!
5月中旬の販売開始を目指して準備を進めています!
<応援お願いのメッセージ>
下田産本格芋焼酎「五輪峠」は、福祉作業施設で出荷の仕上げを行います。さらに売り上げの一部をパラリンピック支援で寄付します。皆さんの善意が下田地域の活性化だけでなく、障がい者支援、パラリンピックへの支援につながります。おいしい焼酎を飲んでいい気持になり、それが社会貢献につながるなんて最高だと思いませんか?
これからも継続するこのプロジェクト。
第一回目の成功が鍵になっています。
最高の試作品は完成しました。
しかし、「五輪峠」発売に向けた製造費用と販促費用が足りません。「五輪峠」プロジェクトを成功させるために皆さんのご支援が必要です。
持続可能な下田地域を創る「五輪峠」プロジェクト、ぜひご協力をお願いします!
最新の活動報告
もっと見る新潟県内各メディアに紹介されました!
2017/04/12 16:44こんにちは! 4月に入っても寒い日が続いていましたが、 三条市下田地域にもようやく春の暖かさが近づいてきました! ご報告が遅れてしまいましたが、 先日4月5日(水)、新潟県内の新潟日報さん、三条新聞さん、越後ジャーナルさんが、 五輪峠の取組とクラウドファンディングのことを記事にしてくださいました!! ありがとうございます! 引き続き、よろしくお願いいたします!! 4月5日(水) 新潟日報さん 4月5日(水)三条新聞さん 4月5日(水)越後ジャーナルさん もっと見る
日本経済新聞さんに掲載されました!
2017/03/25 07:57本日3月25日(土)の日本経済新聞の朝刊に当プロジェクトが掲載されました! ありがとうございます!! 引き続き応援お願いいたします! もっと見る
五輪峠の福祉作業施設「ピュアハウス」さんで打ち合わせを行いました
2017/03/24 14:55五輪峠にある福祉作業施設「ピュアハウス」さんに行ってきました。 ↑五輪峠 「ピュアハウス」さんにお願いする内容は芋焼酎「五輪峠」の最後の仕上げです!! 胴部分のラベルは金升酒造さんに貼ってもらい、蓋に貼るラベルをピュアハウスの皆さんに貼ってもらうことで、「五輪峠」が完成いたします。 作業のやり方や日程等 改めて打ち合わせを行い、快く引き受けていただきました! それにしても、ピュアハウスさんはいつもとても賑やかです。 一人ひとりが元気に挨拶してくれて、行くたびに元気をもらえます!! ありがとうございました!!(大滝) もっと見る