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夜出港するクルーズ船を伝統の手筒花火で見送りたい!

クルーズ船に乗り日本へ観光で訪れた海外からの観光客の皆様に、日本ならではの大和魂のこもった江戸時代からの伝統文化、”手筒花火”をご覧いただきます。夜の出港を華々しく飾り、「またおいでください」の気持ちを込めたいと考えています。

現在の支援総額

26,000

5%

目標金額は500,000円

支援者数

6

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2017/12/08に募集を開始し、 2018/01/30に募集を終了しました

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夜出港するクルーズ船を伝統の手筒花火で見送りたい!

現在の支援総額

26,000

5%達成

終了

目標金額500,000

支援者数6

このプロジェクトは、2017/12/08に募集を開始し、 2018/01/30に募集を終了しました

クルーズ船に乗り日本へ観光で訪れた海外からの観光客の皆様に、日本ならではの大和魂のこもった江戸時代からの伝統文化、”手筒花火”をご覧いただきます。夜の出港を華々しく飾り、「またおいでください」の気持ちを込めたいと考えています。

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海外からのお客様に感動をあたえたい!

静岡県静岡市の清水港には、現在、旅行・観光を目的とした多くのクルーズ船が寄港しています。2017年7月には、クルーズ船による訪日客誘致の拠点とされる「国際旅客船拠点形成港湾」に国交省から指定されました。さまざまな歓迎イベントも企画され、海外からお越しくださるお客様を温かく迎えております。

しかし、夜に出港するクルーズ船の場合、歓迎イベントもすべて終わっており、寂しい出港のイメージを常々感じておりました。そこで私たち「客船を見送る手筒花火サポーターズ」は、その出港を華々しく飾りたいと考えました。

”大和魂”のこもった日本の誇る文化、手筒花火を活用し、「またおいでください」の気持ちを込めて、乗船される方へ、おもてなしの心として贈りたいと活動を始めました。

▲今回FAAVOに挑戦したサポーターズ代表の立花雄一です。手筒花火を後世に伝えるべく励んでいます。

  

なぜ手筒花火なのかー? 

 写真提供/静岡まつり実行委員会

 

静岡県内には湖西市の新居地区を中心に手筒花火を行っている会が存在します。普段見慣れている地元の方もいらっしゃるかもしれませんが、現在、伝統が途絶えている地域もあり、手筒花火を見ることができる地域は減少傾向です。

 

手筒花火は火の間近で放揚するという、まさに命がけのエンターテインメント。海外の方にはなじみがうすいとは思いますが、言葉が分からなくても一瞬で大和魂を感じてもらうことのできるうってつけの伝統芸です。

 「せっかくの海外からのお客様に、静岡でしか見ることのできない演出を見てもらいたい!そして、一生ものの感動を帰る前に感じてもらいたい!」

このような想いでこの度、静岡市の花火製造会社・静玉屋協力のもと手筒花火保存会の皆様にサポートしてもらい、静岡市の清水港では初となる、「クルーズ船出港時の手筒花火」を開催したいと計画しました。関係機関や運航会社と調整しますが、2018年4月12日寄港予定の「ダイヤモンドプリンセス号」を見送る際にチャレンジしたいと考えています。

 

▲「ダイヤモンドプリンセス号」。オーストラリアのシドニーを出航後、マレーシア、ベトナム、中国などを経由し、清水港へ入港する予定です。

 

しかし、どうしても火薬等の材料費が膨大にかかってしまうため、現在、ビラ配りや公式ホームページにて協賛金を募る活動も行っていますが、資金が不足しているため、FAAVOにて調達させていただこうと挑戦しました。皆様ご協力のほど、よろしくお願いいたします。


静岡らしい伝統文化を伝えたい


日本で最初に花火を観賞した人は、徳川家康と言われています。

江戸時代に書かれた『駿府政事録』『宮中秘策』『武徳編年集成』に残された記述によると、慶長18年(1613年)8月3日にイギリス国王使節ジョン・セーリスを、明国の商人が駿府城に案内して駿府に徳川家康を訪ね、鉄砲や望遠鏡などを献上して、その6日には城の二の丸で花火を立て、家康がこれを見物したとあります。

これが、花火についての信頼できるもっとも古い記録とされています。

この時の花火は、竹の節を抜いた筒に黒色火薬をつめて、その一瑞に点火して火の粉を吹き出させるもので、花火の種類でいう「噴出花火」にあたります。これを機に徳川家康が、三河の砲術隊に命じて、観賞用の花火を作らせるようになったのが、日本における花火の起源です。

静岡まつり実行委員会ホームページより引用~

 

  写真提供/静岡まつり実行委員会

  

家康が観た花火を再現したのが我々の行う手筒花火になります。江戸時代初期から脈々と伝わる伝統文化。海外から寄港された旅行者の方々に、これぞ大和魂と肌で感じていただきたいと思っております。

 

 

手筒花火制作の流れ

手筒花火は、おおまかに分けて以下の制作工程により出来あがります。

(1)竹取り作業

   基本的に、孟宗竹の3年以上のものを使用。 

(2)油抜き・虫の駆除

   竹の強度を高めるため、また、竹の中にいる虫の駆除のため、沸騰したお湯に入れ込む。

(3)縄巻き作業

   竹の横割れ防止のために、基本、米の紙巻き⇒三分縄⇒五分縄の順に竹に巻き付けます。

(4)火薬をこねる

   黒色火薬と鉄粉を焼酎で掛け合わせる。

(5)火薬詰め

   弱火薬、強火薬と、火薬を順番に詰める。

   ハネ粉を入れて新聞紙を詰める。(最後にはぜる音を出す役割がハネ粉)

(6)口切り作業

   噴出口の穴を開ける。

 

花火師全員が、仕事の合間の時間を縫って、二ヶ月ほどで花火を完成させていきます。

手筒花火は自分自身で制作して、すべての魂を込めて作りあげます。

使用した手筒花火は、安全祈願や火災消除やその他の厄除けとして神社に奉納されています。

 

 

海外観光者の口コミによる効果を期待

 

手筒花火の派手で壮大な演舞をご覧になった海外の方々は、FacebookやInstagramで投稿してくれるのではないでしょうか。

大きな口コミとなり、その口コミが渦となって、海外観光客が「この手筒花火を見たい!」と盛り上がれば、観光客数の増加にもつながるはずです。そうなったとき、夜を待ちわびる観覧客が午後から夕方にかけ、地元の商店や施設へ回遊することが想定できます。

「もう一度静岡に来たい!」という強いインパクトをきっかけにして、観光リピーターを増やし、経済効果という視点から「インバウンド需要」として、ひとつの地域貢献につながると確信しています。

 

クルーズ船寄港回数増加にともなう清水港の活性化は、県内でも注目されています。ここ数年の寄港回数はグラフの通り顕著な伸びを見せています。2020年にはクルーズ船による訪日外国人の観光客500万人が目標となっていて、清水港も大きな期待が寄せられています。

 

清水港におけるクルーズ船寄港回数(静岡県 交通基盤部港湾局より)

※2017年は予定

 

さきほども述べましたが、地元では親しみのある手筒花火ですが、現在は主に静岡県・愛知県などの限られた地域に受け継がれている伝統文化です。

手筒花火は事故がないとはいえず、精神鍛錬や集中力が必要な専門的な技術です。

その反面、見た目の華やかさ・壮大さは、人々に大きな感動を与える伝統芸です。

 

今後、我々はこの伝統をなくすことなく、後世に伝え続けていきます。

さらに手筒花火が静岡県中部地域のインバウンド需要としての役割を担い、海外の方、そして県外の方の静岡来訪へつなげることができたらと期待しています。

 

 ▲毎年、お盆の時期に開催される郷島の花火大会の様子。(2016年8月、静岡市葵区)

  

<「客船を見送る手筒花火開催」にかかる費用>

火薬代(手筒花火20本分) 350,000円

縄・紙など資材費     100,000円

リターン品・発送費      50,000円

合計           500,000円

 

<スケジュール>

2017年12月             FAAVO開始

2018年  1月             FAAVO終了

2018年  2月           FAAVOの結果をふまえ、運航会社や関係機関へ相談。

2018年  4月12日予定 ダイヤモンドプリンセス号の清水港寄港の際に開催予定。

           (出港20:00)

 

※急きょダイヤモンドプリンセス号が清水港に寄港しなかった場合、また、雨天の場合は開催が中止となります。

その場合、次回の2018年夏以降を予定。日程は決まり次第、レポートにてご報告させていただきますので、ご了承ください。

つきましては、リターン品のご発送もそれ以降となりますことも併せてご了承お願い致します。

 

 

◆問い合わせ先◆

株式会社暁 立花

TEL:090-1624-0932(平日9:00~17:00)

tezutsu@akatsuki0932.com

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