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縁側のような空間をつくり、村のおばあちゃんの手仕事を残したい。

よもぎ餅、梅干し、蒟蒻、干柿、味噌、 おばあちゃんの手仕事がこれから先もこの土地にあり続けるように 地域の顔であったお店を改装し ほっこり、わいわい、時には真剣に手仕事ができる 「てしごとのえんがわ」をつくるためのご支援をお願いいたします。

現在の支援総額

513,000

102%

目標金額は500,000円

支援者数

59

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2019/10/18に募集を開始し、 59人の支援により 513,000円の資金を集め、 2019/12/22に募集を終了しました

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縁側のような空間をつくり、

村のおばあちゃんの手仕事を残したい。

 

 

自己紹介「布目の里~ぬのめのさと~」

 

 はじめまして夏目有砂と申します。奈良県北東の端「山添村」という人口3600人ほどの村に住み、村に拠点をおく農業グループ「布目の里」で働いています。「布目の里」の仕事はまず土作りから始まり、野菜の屑や米ぬか、竹林の整備から生まれる竹チップなどを混ぜ込み堆肥にします。たっぷりと堆肥を漉き込み、田畑を耕し、種を蒔き、野生動物と闘いながら野菜を育て、やっとのことで収穫し、自分たちの食事をこしらえ、いただきます。そんな取り組みを20年ほど続けてきたグループです。2015年には直売所がOPENしお客様にも新鮮なお野菜や、ランチをご提供できるまでになりました。

 

 

  

 


手仕事の息づく「山添村~やまぞえむら~」

 

 「布目の里」がある山添村は大阪や奈良の都市部に近いにもかかわらず、これまで開発の波に巻き込まれることがありませんでした。そのため昔ながらの農村の景観が残り、古い暮らしが受け継がれてきました。おばあちゃんの年代の方々は、代々受け継がれてきたその土地のその家の方法で保存食作りや、祭事などに必要な手仕事を当たり前のこととして行ってきました。布目の里の取り組みも地元のおじいちゃん、おばあちゃんに教えられ、助けて頂きながら続けてこられたことが多くあります。

 しかし今大きな転機を迎えているように思います。外に働きに出たり家事に追われる「現役世代」の方々にとっては、手間暇かかる手仕事は暮らしの中から排除されてしまい、子どもたちにとっては土に触れることや四季を感じることすらますます減っているように感じます。おばあちゃんのこしらえる味噌やこんにゃくが何から作られているのか知らない人もいるくらいです。

 「手仕事名人」の方々も高齢化が進んでおり、あと10年もすれば多くの手仕事が失われてしまうのではないでしょうか。


 

 

 


 

 

「空き店舗改装×おばあちゃんの手仕事 × ツーリスト」⇒ 次の世代へ

 

 近年、著名な観光地のないこの村でも、近年は県外や海外からのツーリストの姿を見ることが増えてきました。情報やモノで溢れた都市から足を延ばし、特別に新しい事ではなく四季折々の風景を鑑賞したり、おおらかな村の人たちとの会話を楽しんだりしておられます。

 2018年末に長年地域で親しまれてきた商店が閉店されることになり、その建物を活用できることになりました。広いホールと厨房があり、少しの改装で十分活用できる建物で、地元の方や旅行者が行き交う場をつくる計画を進めているところです。その一画におばあちゃん、おじいちゃんが集まって、手仕事ができるような空間をつくりたいのです。そこへ、近所の子供たちや様々な場所から訪れるツーリストが加わっておしゃべりをしたり、時には一緒に手を動かす。そんな空間をつくりたいのです。

 

 名付けて「てしごとのえんがわ

 

   村のおばあちゃんはよく井戸端会議ならぬ縁側会議をしておられます。お天気の話、畑の様子の報告、種の交換会、おやつタイムなどをしながら長い時間を縁側で過ごしています。そんな縁側のほっこりとした雰囲気をつくれたらいいなと思います。

 


 

 

「てしごとのえんがわ」をつくるために

 

 ホールの一角に縁側を模した畳のコーナーを設けたいと思います。膝や腰に配慮し、腰かけることのできる“畳のベンチ”のようなイメージです。ベンチは移動が可能で、繋げて座敷にすることもできる仕組みです。傍には薪ストーブを置き、暖かく温っかい空間にしたいと思います。

 建物全体の改装費用は一部国の補助が得られる見込みですが、大部分は私たち布目の里が負担します。しかし非営利活動団体(NPO法人)ゆえに潤沢な資金はなく、建物の壁や床、照明など最低限の修繕費用を集めるのがやっとです。「てしごとのえんがわ」をつくるためには、別途資金を用意する必要があり、ご支援を募らせていただくことにいたしました。

 


支援金の使いみち

 

 支援頂いた額からクラウドファンディング(FAAVO)運営側への手数料を引いた、

のこりを「てしごとのえんがわ」製作費として活用する仕組みです。

 

 「てしごとのえんがわ」に必要な資材

 

・畳のベンチ製作費×6畳分

 

・薪ストーブの置くための耐熱床、耐熱壁

 

・座布団など周辺備品の購入費

 

 に活用されます。

 

 

 実行スケジュール

 

 年内には改修工事に取りかかり、来年4月には建物全体の工事が完了し、旅行者の案内をするセンターがオープンする予定です。多くのご支援をいただくことができれば、その時には「てしごとのえんがわ」畳コーナーも完成している予定です。

 

 

2019年11月  建物改修開始

2019年12月22日 クラウドファンディング終了

2020年1月  畳コーナー製作開始

2020年3月  畳コーナー完成/建物完成/リターンお届け開始

2020年4月  センターOPEN/お披露目会

2020年5月  野菜箱お届け開始

 

 

さいごに

 

 干し柿の皮むき、梅干し作り、しめ縄作り、かきもち作り…

 ほっこりとした空気が流れるなかで、おばあちゃんたちがわいわいとおしゃべりしながら手を動かしているところに、小さな子どもや旅行者がやってきて、いつの間にか動いている手が増えていく……

 10年、20年経って……

「てしごとのえんがわ」を訪れた「ビジター」の手が、村の中で、世界のどこかで動いているのではないかと思いを馳せています。

 拙文ですがお読みいただきありがとうございました。小さな村から始める小さな取り組みですが、ご支援のほどよろしくお願いいたします。

 

 

 

 センターOPENに携わる主なメンバー

 写真前列より左回りに:今中、御厨、岡田、下谷、夏目

 

 

お問い合わせ先

 

 布目の里農泊推進協議会 

 

 電話/0743‐86‐0377  

 メールアドレス   nunome.nohaku@gmail.com

 Facebook  https://www.facebook.com/nunome.nohaku

 

 ※布目の里農泊推進協議会は、山添村で宿泊施設の整備とともに農を生かした食・体験を提供するために「NPO法人どうで」が呼びかけ人として設立し、行政や地域の住民団体、観光関係の機関が参画する団体です。

 

最新の活動報告

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  • 冬を飛び越えてこのまま春になってしまうのかなー・・・と思っていたら突然雪が降り出したりして、暖かいのやら寒いのやらよくわからない山添村です。 そんななか、厨房に大きな冷蔵庫が運び込まれました。 近くの施設で使っていたものを布目の里のスタッフで運び込み設置完了。ちなみにこの日、奈良の十輪院さんからいただいた助成金で購入したオーブンの付いたガス台も納入され、厨房設備はほぼ揃いました。   この厨房、私たち布目の里の調理に使うのですが、地域のおばあさん方に加工品づくりに使っていただけないかなーと考えています。瓶詰め製品などを作りたいと思っていてもなかなか家の台所では作れない・・・そんな声を地域のおばあさん方から聞くことがあります。この体験厨房もまた地域の手仕事の伝承の場として活用してもらえるよう準備を進めていまるところです。   もっと見る

  • 私たちが進める取組に対し、奈良のお寺「十輪院」様が助成金の対象として選んでくださり、9日(月)に贈呈式に出席してきました。ご住職さまより、「お金を社会の役に立つ活動に配分する」というお寺本来の役割にもとづいて助成が行われているとの法話があり、十輪院様ではこのような助成活動のほかに、ゲーム大会や、子ども食堂などの取組をされていてとても身近に感じ、また行ってみたいお寺だねーと言いながら皆で帰って来ました。 写真の「なーむくん」覚えていますか!?「せんとくん」が登場したときの対抗馬(?)として登場した奈良のゆるキャラ。その後ともに奈良を盛り上げる関係になったとのことですが、なんと十輪院のご住職さまは「なーむくん」の生みの親だそうです! 贈呈式の最中は、笑顔の「なーむくん」が合掌姿で見守ってくれていて、厳かななかにもクスッと笑ってしまう時間でした。   ちなみに今回助成いただくのは、改修建物内の厨房に設置する「オーブン付きガスレンジ」の購入費用。加工品づくりなど「手仕事」の場の充実には欠かせない機器で、大変有り難く頂戴いたしました。 もっと見る

  • さあ、クラウドファンディングの終了まであと10日。「FAAVO」のなかでは引き続き高い関心度をいただいており、関西エリアのピックアッププロジェクトとしてとりあげられています! もっと見る

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