2015/10/29 16:43
オリザ鹿児島ファームの品種のこだわりに関して書かせています!
オリザ鹿児島ファームでは「甘っこ」という品種を作ってます。普通、高糖度トマトではアイコや千果という比較的作りやすい品種が使われるのですが、当園では超レアなマニアック品種の甘っこを使っています。これはすべて、前回書いたように「濃い味」の実現のためです。
甘っこは普通に作ると酸味がやたら強いミニトマトになるんであまり美味しくはないんですが、それをうまくコントロールして苛め抜くと甘さと酸味のバランスの良い濃い味を実現できます。このコントロールの仕方は社外秘の技術のポイントになります。
一昨年までは「甘っこ」と「ラブリーさくら」という品種を作っていました。ラブリーは「トマトっぽさが無いチェリーのような味わい」で、甘っこは「トマトっぽさが前面に出ているトマトなトマト」です。面白いのですが、関西より西のお客様は甘っこが人気があり、関東だとラブリーが人気があります。私はどちらも好きなのですが、トマト嫌いな人にウケがいいラブリーより、今はトマトを濃縮させたような甘っこの爆発的な味の方が好きです。まさに、トマト好きな人のトマト。
皆様にお届けする日を楽しみにしてます!