はじめまして!
佐賀市の街なか「コミュニティカフェ TOJIN茶屋」店長の岩木知幸です。
管理栄養士の資格を生かして、健康かつお客様の満足のいく家庭料理のような食事をを提供しています。
コミュニティカフェでは「食」を通じて「人」と「人」とを繋げる活動をしてきました。
そして、更にこれからは「食」を通じて「人々」の様々な問題解決にチャレンジしていきます!
子どもと親の心のケアやネットワークづくりなど、親と子の未来のための居場所づくりとして「こども食堂」を始めたいと思います!
▲これまでもTOJIN茶屋で子ども達を対象に様々な活動を行ってきました
こどもの貧困を取りあげる報道が連日行われているなかで、現在18歳未満の6人に一人が貧困世帯で暮らしているというショッキングな報道がありました。
佐賀県の状況は県母子保健福祉課によると県内ひとり親家庭は10,662世帯(2012)で約9千世帯が児童扶養手当を受けている状況です。
ある家庭は、ひとり親のために、こどもと接する時間がどうしても物理的に短くなってしまったり、共働き家庭の中にも親子の接する時間が物理的に短くなってきています。
「こども食堂」そのような時代背景の中から生まれた貧困家庭のこどもの健康とこどもの居場所のために東京で生まれ、それを皮切りに全国に広がってきました。
こども食堂を開催することで少しずつこどもの貧困に対しての理解が広まってきて、助かるこどもや母親も少しずつ増えているところですが、それだけでは貧困をはじめ、根深い地域の問題を解決するには至っていません。
今回の「こども食堂」は金銭的な貧困対策やつながりづくりのためだけの「こども食堂」ではなく、「食」をキッカケにして、子どもの心の貧困や愛情不足解消のための機会づくりを行います。
また、子どもと親だけでなく地域の方々や佐賀大学生を中心としたボランティアで自分たちの得意分野を子どもに教えたり一緒に触れ合うことによりそれぞれの子供たちの抱えている問題(経済・時間・家族・愛情・繋がり等)を解決に向かわせる。
「子ども食堂」を通じて親子のつながりだけでなく、地域や学生とのふれあいをはじめ、子ども同士や親同士のコミュニケーションによるつながりづくりや居場所づくりを今回のプロジェクトでは達成したいと思っています!
街が地域が好きになるこどもたちを増やし、「こども食堂」という言葉自体を社会からなくしていくために、今「こども食堂」を始めます!
▲こどもとの食事は双方に地元愛を育みます
貧困問題と一言で言っても経済面だけではなく、時間・家族・愛情・繋がり・伝統などにおいても同様です。
「食」を根幹として地域や自然に触れ、また学生やご近所の方々など様々な年齢層の人と話すことにより、地域の良さや人と人との関係性を築き上げ方を学びながら、地域との結びつきを感じて地元愛が深まることで、次の世代の橋渡しとなっていくと私は信じています。
また、地域参加型の「こども食堂」をつくることにより、街なかで安心して子育てができる環境が整い、地域とのつながりの復活による、地域コミュニティの再生、地域連携と人材育成として、これからを担う大学生の相互育成など、「地域づくり」と「人」づくりを「こども食堂」と「食」を通じて実現できると確信しています。
最近は貧困問題が取り上げられていますが、貧困というよりも何か忘れているものを食を通じて思い出してもらいたいのです。
時間・家族・愛情・繋がり・伝統など人として生きていくうえでなにが大切かをこどもから大人まで様々な年齢層の人たちが集まり一緒に食事をし、共に話すことにより感じ取り、気付いてもらうことができたら嬉しいです!
6月19日(日)15時よりスタートします。
その後、毎月19日の食育の日にTOJIN茶屋2階&1階カフェにて15時~19時まで「こども食堂」を実施します。
(食事時間は17時~18時でその前後に食育の話や大学生や地域の方々との交流会を実施します。)
当日のこども食堂スペシャルメニューは「秘密」です!
ご近所や支援者からいただいた食材を中心に店長が腕を振るってくれます。
みなさま、お楽しみに!
食材費:4,000円×10回(10ヶ月分)
※食材はご近所や支援者にも募集予定!
場所代:36,600円=610円×6h×10回(10ヶ月分)
雑費:3400円(紙皿・スプーンなど)
FAAVO手数料:20,000円
子どもたちに:みんなのコミュニケーションの場として気軽にみんなで集まって食事をしたりして楽しみましょう!
ボランティア:佐賀に住んでいる子供たちと触れ合うことによりあなたの知っている歴史や伝えたい事を伝えてみませんか?
こども食堂は皆さまに支えられて運営しています!ボランティアをはじめ、食材も募集しています。皆様のご支援、どうかよろしくお願いいたします<(_ _)>