2017/05/22 01:21
↑事件現場至近被災の状況 (写真提供 Eternal 様)
殆ど知られておらず新聞記事にも直後には載らなかった事件です。
1993/8/6の夕刻鹿児島市草牟田の信用組合の職員が外回りから帰ってきたところで襲われ鞄を奪われる強盗事件が起きていました。
幸いというかその職員が鞄を取り返したため犯人はそのまま逃亡
警察は強盗事件として市内に緊急配備を発令し各所で検問を実施
しかしその後甲突川は氾濫
事件現場も2-3mの水位まで水没し現場検証するにも
証拠など見つかるわけも無く そのまま時効を迎えました。
しかしこの事件が怪我の功名になっていたのです。
特に土砂崩落で列車が押し流された竜ヶ水駅周辺は派出所も駐在所も無いのでいつもなら警察官はいないのですが緊急配備の為 配備されていました。
たった一台あった公衆電話も断線してつながらなくなりパトカーの無線で救助要請し多くの人達を誘導して助けました
このお話はテレビ等でも何度か放送されているので御存じの方も多いと思いますが
あえて書かせていただきました。