こんにちは、大町町の福母八幡宮で宮司としてご奉仕しております、佐藤美波と申します。
まずは、このプロジェクトに対する思いを動画にまとめましたので是非ご覧ください。
幼少のころ七五三のお祓いで、祖父の神主姿に強い憧れを抱き、また、神社そのものの厳かな雰囲気や清々しさに魅力を感じて神職を志しました。
祖父は私が高校の頃に亡くなり、その後は祖母が一人で神社をお守りお支えしておりましたが、そんな祖母も、私が大学四年の時に亡くなりました。
大学卒業後、奉職し2年前から福母八幡宮の宮司としてのご奉仕させて頂いております。
宮司となって、神社は如何に地域の皆様に支えて頂いているかを痛感し、今度は「神社として地域に貢献したい」と思い、今回のプロジェクトに挑戦するにしました。
神社とは地域と人、人と人を繋ぎ、結び、みんなの心のよりどころとなる場所。私はそんな神社に奉仕する宮司として七夕の日に地域の皆様の想いを神様に届ける神事として、例年執り行っている8月6日福母八幡宮七夕祭りに併せて~繋・ツナグ~ 福母八幡宮七夕祭り竹灯篭の夕べ」を企画しました。
「これからの大町町の未来を担う子供たち始め、多くの町民が寄り集い繋がりを深め、祈りの火を灯してこの町の未来を照らし結ぶ」という思いを込めてプロジェクトに取り組みますので、ご支援の程、何卒よろしくお願い申しあげます。
毎年8月6日(旧暦の七夕)に行っている「福母八幡宮七夕祭り」に併せて、地域の皆様の願い事を灯篭に書き灯し、神様に届くよう祈ります。
灯篭は神社の表参道本殿へとまっすぐ続く97段の階段の各段の両端に飾ります。
この灯籠に込められた想いを「旧暦の七夕の夜空、織姫と彦星の二つの星に願いの糸を打掛けて多くの人が繋がり、ご縁を結べますように、明るい未来を照らすことができます様に。」と宮司が心を込めて御神前にて祈念致します。
私は「神社=祭り」を軸に、この地域課題の解決に貢献したいと思っております。
神社というのは地域に根付いたものであり、地域コミュニティとして役割を果たす存在です。何百年と続く神社での“まつり”とは、一人一人の願いを叶える為だけでなく、地域社会全体の発展を祈り、一人一人が地域を構成する欠かせない一員であるとの共通意識を育て、“まつり”を通して人と人が繋がり、その繋がりがまた新たな繋がりを結びながら現代にまで継承されてきました。
神社での“まつり”を中心に、町の人たちが繋がりを通して一丸となって町を盛り立て、活力を呼び戻すきっかけにしたいと考えております。
福母八幡宮が所在する大町町福母は、佐賀県のほぼ真ん中に位置し、かつて炭鉱があり鉱員で溢れ、全国一のマンモス小学校があったほど人口も多く賑わいのある元気いっぱいの町でした。
▲賑わっていた駅前
▲炭鉱の町として賑わっていた時代
しかし、炭鉱閉山後は人口の流出が激しく、最高24,000人を越える人口が、現在では7000人をきっています。少子高齢化が進み、商店街は空き店舗も増えて閑散としたシャッター通り。今後消滅可能都市にもなりうる町からは、かつての夢や希望、賑わい、活気を失いつつあります。
▲現在の商店街
地域の皆様に支えられている福母八幡宮の宮司として、この町で生まれ育ち暮らす一町民として、地域の活力を取り戻すきっかけを今回のプロジェクトを通して作りたいと思っております。
お祭りは旧暦の七夕である8月6日に実施します。今回製作するLED灯篭は、例年行っている竹灯篭と合わせて20時から点灯いたします。
◼︎詳細スケジュール
17:30〜18:00 祭典
18:00~19:00 そうめん流し
19:00~20:00 舞台イベント(大正琴や子供浮立など地元の方による演芸の予定)
20:00~22:00 灯篭の点灯
事前に関連するイベントも検討しておりますので、福母八幡宮のfacebookページ、Twitterアカウント、Instagramアカウントを是非フォローお願いします。
【20万円成立の場合】
①地域の皆様の願い事を書いたLED灯籠を制作し、神社の階段に飾り 地域の発展を祈ります。(灯篭制作費:¥164,900(@¥850×194個))
②イベントオリジナルの御朱印帳を制作いたします。御朱印帳は本プロジェクトの返礼品とし、イベント開催日以降に返礼致します。(御朱印帳デザイン+制作費:¥35,100)
【上振れしたの場合】
上記①に加えて、
③集まった金額に応じて、より美しい装飾を制作し、イベントを華やかにします。
上振れ金額が10万円以内の場合は灯篭の制作数を額に応じて増やします。
上振れ金額が10万円を超える場合、灯篭以外の装飾を企画いたします。
「地域のためにチャレンジしたい!」私は去年の夏頃、 頭の中で今回のプロジェクトを描いていました。きっと1人で考えていると、諦めていたかもしれません。
しかし、そんな想いを描き出した頃から、様々な方とのご縁が広がり、今回のプロジェクトは動き始めました。
これは福母八幡宮の神様からの後押し、ご縁を頂いたお陰と思います。
このご縁を無駄にする事なく、いつも支えて下さる皆様に宮司としてご期待に応えたいと思います。
まだまだ未熟な私ですが、祭りを通して感動や希望をお返したい、賑わいから明るい未来を感じたて頂きたい、そんな想いで全力を尽くします!
皆様、何卒ご支援ご協力の程宜しくお願い申し上げます。
最新の活動報告
もっと見るご支援いただいた灯籠に関して
2017/08/07 16:32クラウドファンディングでご支援頂いた灯篭並びに竹灯篭の点灯は今回、台風の影響で風が強い為(飛んでしまい参拝者に危害がある危険を考え)七夕祭での点灯は見送る事となりました。 ご支援頂いた方、楽しみして下さった皆様大変申し訳ございません。 灯篭に関しましては、来る12月27日のお火焚き祭の際に点灯し飾らせて頂きたいと思っておりますので何卒ご理解の程宜しくお願い致します。 もっと見る
約200個のLED灯篭が完成しました!!
2017/07/23 20:44作り始めた時は一体どれくらい完成まで時間がかかるかも検討がつかず…組み立ても、願意と名前を書く作業も不安の中スタートしましたが。。 2週間ほど毎日のようにチーム宮浦のマダム達が寄り集って、お手伝いをして下さいましたお陰で、何とか予定通り本日作り終える事が出来ました! 無事にお祭りに飾る事が出来そうです!! 後は当日雨が降らない事を祈るのみです。 本当にご協力頂いた皆様、ご支援頂いた皆様、ありがとうございました!! 8月6日の七夕祭、是非、一生懸命制作した灯篭を見にお参り下さい‼ もっと見る
灯篭試作品完成のご報告
2017/06/28 14:23灯篭の試作品が完成しましたのでご報告いたします。いろんな方のご協力をいただきまして、こんな素敵な灯篭になりました。 MDFという木材を繊維状にほぐして接着剤などを配合したボードから骨組を作って、骨組みに和紙を貼り、中にLEDキャンドルを入れてローソクのように揺らいで光る本格的な灯篭となりました。 パーツの設計図に基づいて、MDFの切断。 ファブラボ佐賀さんのレーザーカッターで行います。 切断の動画 切断したMDFを組み立てると骨組が出来上がります。 骨組みに紙を破れないように慎重に貼ります。 完成した灯篭の中にLEDキャンドルを入れて暗いところで点灯させてみると、趣のある灯火となりました。 高さ30cmほとの大きさがあり、200個並ぶと優しい灯りで境内を飾ってくれそうです。 。 この灯篭には皆様の願い事を心を込めて書かせていただき、七夕祭りの当日に表参道の97段の階段で点灯いたします。 8月6日は是非福母八幡宮にお越しいただき、神社の自然と調和する灯篭をお楽しみいただきたいと思います。 もっと見る