2017/09/24 16:25
先日、鹿児島市内のこども食堂で夜ご飯がありました。
ボランティアとして、高校生が3つの学校から9人も参加してくれました。
高校生は、大活躍。小さな子どもをもつお母さん方のサポートをしてくれたり、子どもたちの話し相手になってくれたり、食後に遊んだり面倒を見たりしてくれました。
おかげでお母さんたちは日頃の育児の話をママ同士で話したり、子育てを終えた先輩ボランティアたちに相談することができたりしていました。
若い世代が、小さな子どもの未来に関心を寄せ、寄り添いたいと思ってくれることに、希望を感じます。子どもたちだけでなくら私たちこども食堂運営の大人たちも、元気をもらいます。
ある学校の高校生たちが、こども食堂につながったのは、このような人のつながりのおかげです。
①こども食堂運営に携わる大学の先生が学科の大学生にこども食堂の話をした→②大学生が母校の高校の先生にこども食堂の話をした→高校の先生が生徒に話した→③高校生がボランティアに参加
このように、こども食堂の活動を話題にしてくださる方が増えると、ボランティアが集まり、人と人とのつながりができ、ひいては「みんなで鹿児島の子どもを大事に育てていこうよ」という社会のあったかい雰囲気が育つと思うのです。
お金や物や食事や、様々なものが、子どもの育ちには必要です。しかし、子どもの育ちに最も必要なのは、愛情です。地域の皆ができる事は、まず近くにいる子どもに温かいまなざしをかけ続けることではないでしょうか。
「いつも見ているよ。」「元気でいってらっしゃい。」「今日の調子はどう?」「いつもがんばってるね。」「挨拶交わせて嬉しいよ。」気軽に声をかけてくれる身近な大人がいると、子どもはどう感じるでしょう。「自分のことを気にかけてくれて嬉しい。」「頑張って学校行ってこよう。」「いいとこ見せよう。」「この町には自分のことを知ってる大人がたくさんいる。」そんなことを思いながら、ひいては社会への安心感や、自己肯定感を、子どもたちが以前より多く持てるようになったら嬉しいと思います。
こども食堂は、そんな地域の大人と子どもをつなぐひとつの居場所になりたいと思っていますが、まだまだ課題も多くあります。普段子どもに多く関わっている学校、幼稚園、保育園の先生方や、これまで地域活動に貢献されてこられた地域住民の方々、町内会役員の方々、民生委員・児童委員の方々、子どもの育ちに関心を寄せる方々など、多くのみなさんと、課題を共有しお知恵をいただきたいと思っています。
 
どうか、お力をお貸しください。
 
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