熊本県産ミズゴケで熊本をもっと元気に!!
私たちの会社「有限会社パンプラント」は設立以来、ミズゴケの試験栽培を熊本の東海大学からの技術協力のもと、熊本県阿蘇地方を中心とした休耕田や耕作放棄地等を活用して行ってまいりました。
●阿蘇圃場
ミズゴケは、洋ラン等ラン科の植物の栽培、または爬虫類やカブトムシ用の飼育マットとして、そして最近は観賞用として身近に幅広く活用されているだけでなく、古くは第二次世界大戦中、止血素材として使用された記録もあるなど非常に有用な植物です。
●元気よく育っていたミズゴケ
しかし近年、産業目的による採集、土地開発や水質汚濁によってその数を急激に減らし、日本では環境省レッドリストの準絶滅危惧種に指定され、産業目的としての採集が禁止となりました。そのため、新規企業の参入は事実上困難な状態にあるといえます。私たちは、水苔を準絶滅危惧種指定以前より試験的に栽培し、東海大学の基礎研究を足掛かりに独自の栽培技術を確立しました。
安定生産に向けた準備が整い
「水の都 熊本」のミズゴケを日本全国へ!!
と意気込んでいた矢先の平成28年4月…
熊本を大きな地震が襲いました。
●大きな被害を受けた阿蘇地方
「言葉を失いました」
●震災1年後、荒れ果てた阿蘇圃場
「もうだめだ…でも」
私たちの阿蘇圃場は甚大な被害を受け、生産の続行が出来なくなり
阿蘇地方から撤退せざるを得なくなりました。
「でも、私たちは諦めない!」
震災から丸二年がたち、被災した水苔の苗を生き残ったものから少しずつ増やし今春
なんとか安定生産に向けたスタートラインに再び立つことができました。
●生き残った苗の回収、阿蘇圃場の撤収に中心となって尽力していただいたボランティアの山澄顕氏。
この二年間、生産量が極端に減少したにもかかわらず、震災前と変わらぬ応援していただいた大勢の方々に支えられ、おかげさまで再スタートするための準備をする事ができました。
現在の日本では、店頭に並ぶミズゴケのほぼ全てを輸入に頼っています。世界的に見ても需要の増大による大量採集によってその絶対量が減少しており、近い将来、ミズゴケ資源の枯渇による市場供給不足が懸念されています。
世界的な環境破壊が叫ばれる昨今、ミズゴケの人工栽培は世界から注目され、その技術取得を目的として2014年には、南米チリから視察団も訪れたほどです。水苔はホームセンターや100円均一ショップ等で普通に販売されている商品でありながら、国内産としてみれば全く新しい商材であるため、既存の産業を圧迫することなく新しい産業を生み出していける可能性を持っています。
そこで今回、このクラウドファンディングを活用させていただき、自己資金と合わせた大規模な農場拡張を行い、日本全国への安定供給を図っていきたいと考えています。
●草取りや水の管理が日常の大切な仕事
育成に一年中「水」を必要とする水苔
水資源の豊富な「水の都熊本」ならではの特産品となり、熊本ブランドを日本だけでなく世界に発信していける役割を担うことを確信しております。近年問題となっている耕作放棄地の有効活用、雇用の創出、地下水保全等、「水の都熊本」に新たな価値を実現し得る事業を目指しています。
●千葉県富津市の試験農場
● 支援金の使いみち
FAAVO手数料20%
返礼品費用10%
設備投資70%
● 実行スケジュール
8月~10月 クラウドファンディング
11月 準備期間
11月~ 農場整備
2月~3月 返礼品発送
● お問い合わせ先
土日祝、夜間関係なくいつでもお問合せ下さい。
090-7381-0922 長野