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ベナンの小さな村の電気がない小学校を太陽光パネルで丸ごと電化!
西アフリカにあるベナン共和国には、
日本からの支援で8つの学校が建設されています。
そこは単なる子供達の学び舎というだけではありません。
現地に暮らす人々にとっては生活に欠かせない
綺麗な水を確保するための井戸があったり、
集会所が併設されていたりと、地域社会の中心として機能しています。
しかし、それらの学校のうち7校には、
建物こそあれど電気がありません。
そのため、雨が降れば教室は暗くなり、
子供達は満足に勉強をすることができないのです。
また、校舎に電気がないということで、
教師も満足に集まらないという現状もあります。
そこで、我々が独自に設計した薄型軽量太陽光パネルを設置し、
校舎はもちろん、集会所や給食棟、さらには敷地内に街灯も取り付け、
小学校をまるごと電化するというのが今回のプロジェクトです。
弊社の薄型軽量太陽光パネルは、フィルム状の太陽光パネルです。
一般の太陽光パネルに比べて大変軽量となっており、屋根に荷重がかからないことから、
アフリカの住居によくみられる茅葺屋根やトタン屋根などの上にも設置が可能です。
またフィルム状の特徴を活かし、木の柱などにも直接巻きつけられることから、
街灯としても利用することができます。
私はこれまで、日本政府の支援を受けながら、
アフリカ5カ国の現地政府や民間企業と連携をし、
非電化地域に明かりを灯して来ました。
その経験を生かし、
今回はクラウドファウンディングでの資金調達に挑戦させていただきます。
教育こそが国の未来を照らす灯り!
太陽光パネルが子供達によりよい教育環境を提供します。
西アフリカの小国であるベナン。
その経済は農業に依存する部分が多く、まだまだ発展途上にあります。
ベナンを含むサハラ砂漠以南のアフリカは「サブサハラ」と呼ばれ、
今後、世界の人口の20パーセントを占めることになると言われています。
そんなサブサハラの中心として、
アフリカの経済や文化を牽引していこうとしているのがベナンなのです。
そのために最も必要なものとはなにか。
それは、教育なのです。
教育こそが、ベナンの未来、アフリカの将来を照らす希望なのです。
今回のプロジェクトで学校を電化することができれば、
ベナンの子供達はこれまで以上に濃密でレベルの高い教育を受けることができます。
今回のクラウドファウンディングは、ベナンの将来を導く希望の光として、
現地からも多くの期待が寄せられています。
また、今回のプロジェクトは、
国連が推進するSDGsにも大きく寄与するものになっています。
将来的には、ベナン国内の7つの学校の電化を目指します!
日本からの寄付を集め、ベナンに小学校を建てたのはIFE財団。
この財団は、日本でもおなじみ、ベナン出身のゾマホンさんによって設立されました。
ゾマホンさんは自身の著書の売り上げや、日本で集めた寄付によって、
ベナン政府と協力し、これまでに8つの学校をベナン国内に建設しました。
今回、電化を目指すのは「いのうえ小学校」ですが、
まだまだ他にも6つの学校に通う子供達や地域の住民が、
私たちのプロジェクトを待っています。
今回のプロジェクトをきっかけとし、日本政府やベナン政府の協力を得ながら、
残りの6校の電化も進めて行きたいと考えています。
IFE財団によって建てられたこれらの学校を全て電化するのが、
私たちのプロジェクトの次なる目標です。
支援金の使いみち
ソーラーパネルおよびシステム一式:150万
蓄電システム一式:30万
現地工事費:50万
メンテナンス教育費:10万
国際輸送費:80万
国内輸送費:15万
クラウドファウンディング手数料返礼品その他諸経費:150万
2018年11月中の完成を目指します。
8月1日、クラウドファウンディング の募集開始に先駆けて、
必要な資材をベナンへと発送しました。
資材はまず、海路にてナイジェリアのラゴスへと運ばれ、
そこから陸路に切り替えてベナン へと届けられます。
所要期間はおよそ2ヶ月。現地の8月、9月は雨季にあたり、
道がぬかるんでトラックが走れないことが想定されるそうです。
雨季の終わりに到着するよう、このタイミングでの発送となりました。
10月中旬には工事が着工、およそ3週間の工期を経て、11月中の電化を目指します。
日本の力で、ベナンの、そしてアフリカの発展を支えましょう!
私が初めてアフリカを訪れたのは、2010年のこと。
知人の紹介でウガンダを訪ねました。
その時目にしたアフリカの雄大な赤い大地と人々の純朴な眼差しは、
強く私の胸を打ちました。
以来、このアフリカの大地に暮らす人々の生活をより良くしたいと、
これまでに10カ国ほどを訪れ、太陽光パネルのサンプルを送り続けてきました。
様々な事情があり、その全てが成功したというわけにはいきませんでしたが、
一歩ずつ、着実に弊社の太陽光パネルがアフリカの人々に
受け入れられているという手応えは感じております。
ご存知の通り、アフリカの国々は欧米列強に翻弄された歴史を持っています。
今回のプロジェクトの舞台となるベナンは、かつてフランスの植民地でした。
独立後もフランスの影響は色濃く残ります。
例えば、それは教育です。
フランス人が残した教育は、ヨーロッパの教育文化であり、
アフリカのための、アフリカ人のための教育ではありません。
ベナンでは、ベナン人が自らの手で国を発展させるための技術や知識の習得が必要とされているのです。
そんなベナン人が、今後の国の発展の道しるべとしているのは、
フランスではなく、日本だといいます。
そのため、ベナン国内には日本語学習者も多くいます。
彼らは、自らが日本とベナンの架け橋となり、
日本の優れた技術や文化をベナンに広め、国の発展を支えたいと考えています。
そのような人材を一人でも多く輩出するためには、
今回のプロジェクトのように、ベナンの教育環境を整えることが最も重要なことになるのです。
今年、このプロジェクトの視察のために初めてベナンを訪れました。
そこで感じたのは、ベナン人が持つ人懐こさ、優しさ、
そして私たち日本人への尊敬の念です。
そんな彼らの期待に応え、ベナンの発展、さらにはアフリカの発展を支えるためにも、
是が非でもこのプロジェクトを成功させます。
ご支援、お力添えのほど、よろしくお願いいたします。
最新の活動報告
もっと見る電気が灯りました!!
2019/01/11 15:38大変長らくお待たせいたしました。昨年11月に工事完了予定となっておりました、いのうえ小学校の電化工事ですが、 資材の到着が遅れに遅れ、ようやく年末の12月28日に電化が完了いたしました! 当初の予定からは1ヶ月以上の遅れとなりましたが、 みなさまのご支援のおかげで、1月7日より始まった新学期に、明るい電球の灯る教室で ベテクク村の子供達を迎えることができました。心より御礼申し上げます。電化工事の完了を持って、ひとまず今回のプロジェクトは終了となります。 しかし、ベナンをはじめアフリカ各地には、まだまだ電気のない生活を送る子供達がたくさんいます。 私たちは引き続き、アフリカの子供達に灯りを届ける活動に取り組んで参りますので、 皆様方には変わらぬご支援を賜れますと幸甚です。 また、今回の返礼品につきましても、順次発送作業を進めております。 これを機に、一層アフリカを、ベナンを身近に感じていただければ幸いです。 改めまして、この度は本プロジェクトへのご理解、ご支援をありがとうございました。 今後ともご指導、ご鞭撻のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。 もっと見る
プロジェクト締め切り
2018/10/02 13:53こんにちは。先月30日を持ちまして、本プロジェクトの募集が締め切られました。 多くの皆様にご支援をいただき、誠にありがとうございます。 目標額にこそ届きませんでしたが、プロジェクトの告知活動を通しまして アフリカやベナンの現状を多くの方に知っていただくことができたかと思います。 今回ご支援をいただいた方々、暖かいお気持ちをいただいた方々、 本プロジェクトに関わってくださったすべての方々の想いを 確実にベナンの子供達へと届けます。 現在、電化プロジェクトに必要な資材は船便にて輸送しており、 今月中旬には現地へと到着予定です。 来月には工事も完了し、ベテクク小学校にはじめて電気のあかりが灯ります。 引き続き、こちらにてプロジェクトの進捗を報告させていただきます。 改めまして、 今回のクラウドファンディングへのご理解、ご協力を頂戴しましたこと、 深く御礼申し上げます。 今後とも変わらぬご支援のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。 もっと見る
Forbes JAPAN 掲載のお知らせ
2018/09/25 15:47こんにちは。 昨日は無事、FBS福岡放送の「めんたいPlus」が放送されました。ご視聴いただけたのは九州北部限定となりましたが、おかげさまで多くの反響をいただきました。 どうもありがとうございます。 本日はForbes JAPANのweb版に、本プロジェクト代表、川口信弘の活動が紹介されております。下記リンクよりご覧いただけますので、ぜひ多くの方に川口の活動をご理解いただけますと幸甚です。https://forbesjapan.com/articles/detail/23138プロジェクトの募集終了まで残り数日となりましたが、引き続きご理解、ご支援のほどよろしくお願い申し上げます。 もっと見る