▲前回大会の表彰式
はじめまして!
起業イベント「スタートアップウィークエンド 熊本 vol.9」代表者の皆芳宅雅です!
自己紹介↓
高校まで熊本で過ごし、大学で福岡に出て、新卒1年目で東京の不動産管理会社に就職しました。
しかし、毎日自分の将来や地元のことなどを考えると葛藤が凄まじく、悩みに悩んだ挙句、現在はその会社を退職し、熊本のコワーキングスペースでスタッフをしている24歳です。
スタートアップウィークエンドって?
東京で開催されるスタートアップウィークエンドでは100人以上の参加者が集まり、熱い戦いを繰り広げます。これまでこのイベントを通じて何人もの起業家を輩出している実績もあります。
▲熊本大会のプレゼンの様子
スタートアップウィークエンドでは、いつか何かで起業したいと考えている会社員、フリーランス、学生など多彩なバックグラウンドを持つ人々が金曜日の夕方に集まります。
まず、参加者のビジネスアイデアを発表し、自分が興味のあるアイデアに投票を行います。選ばれた5~10個程度のアイデアでビジネスを立ち上げたい人が集まりチームを編成。次に翌土曜日と日曜日を使って、ビジネスの構築をします。
アイデアを煮詰め、MVP(minimal viable product)と呼ばれるビジネスの最小単位を作り、プレゼンの準備をします。
最終日の夕方からは、全チームが自分たちのビジネスプランを発表。外部から招いたジャッジに実現可能性など細かく審査をしてもらい、優れているチームを表彰します。最後に、懇親パーティーがわちゃわちゃと催されます!
▲イベント終了後の打ち上げ
なぜスタートアップウィークエンド熊本の代表をするのか
私がなぜ、熊本大会の代表を務める事になったのか?それは、会社を退職して、途方に暮れていた僕自身が、このイベントで、一歩前に踏み出すきっかけを与えてもらったからです。
もちろん前職も責任ある業務でしたが、スタートアップウィークエンドを通して、もっと”自分ゴト”として「社会のこの課題の解決が、今は絶対に必要だ!」という熱意のままにビジネスに落とし込む経験が出来ました。
この経験は、今後の僕の人生の軸になることは間違いありません。だから、僕と同じように悩んでいる方の、背中を押すきっかけになればと思い代表を務める決意をしました。
既に参加申し込み頂いている小川開成さん(16)は、「高校生ですが、ビジネスやマーケティングについてそれなりに学んでいるので、全力でついていきたいと思います!」と早速、熱意ある若者が集まってきています!
なぜクラウドファンディングで資金のご支援を頂くのか
クラウドファンディングを行う理由は二つあります。
一つは、東京のように100人くらい集まれば、経費の割合も少なくなりますが、参加者20名程度だとファシリテーターの方や、審査員などをお呼びする交通費の割合が非常に高くなります。
前回大会もほとんど東京から来ていただく交通費でした。 今回宿泊アリにしているので会場費もかさみます。
また、出来るだけケータリングではなく、ボランティアスタッフで食事を提供し、食費を抑えたい部分もありますが、合志の採れたて野菜でのおもてなしにはこだわりたい。
そうすると、どうしても費用がかかることから、メンバーで話し合い、クラウドファンディングをすることに決めました。
二つ目のクラウドファンディングを行う理由は、スタートアップウィークエンド熊本を一人でも多くの方に知ってもらい、その想いに共感し、応援してくれる方をもっと増やしたいからです。
日本は世界的に見ると課題が山積みの「課題先進国」と言われていると思います。そして日本の課題は「地方」にある。にも関わらず、若手はどんどん都会へ流れてしまっている。これこそが今の日本の大きな問題です。
そして、それを解決するためには、「地方の若手が、起業家精神を持って、地方で稼ぐ」ことが大切だと考えています。
世界中につながるスタートアップウィークエンドコミュニティを活用しながら、地方の未来を創っていき、その地方での活躍が、世界中のロールモデルとなる。
そんな可能性を秘めたスタートアップウィークエンドを、一人でも多くの方に知って欲しい。そんな想いでクラウドファンディングを始めました。
イベント概要
日時:5月3日(金)18:30~5月5日(日)20:30
開催場所:三つの木の家(合志市営宿泊施設)
主催団体:非営利法人Startup Weekend
審査員(順不同)
山崎 彰吾 氏
株式会社ヤマチク 専務取締役
1989年生まれ。熊本で「竹の、箸だけ。」を作るメーカー、株式会社ヤマチクの3代目。大手IT企業を経て、実家であるヤマチクに入社。ヤマチク入社1年後にマネジメントの不在に気づき、生産管理に着手しながら、社員に自信と誇りを持ってもらうための取り組みもスタート。MUJIやCOOP、大手百貨店など、誰もが知る大企業のOEM商品を長年製造している社員に販路を伝え、モチベーションアップに努める。さらに生産管理にも着手し、入社3年で生産数量を入社時の約2倍に。
生産倍増や新卒採用、有名ブランドとのコラボ、新工場設立など、誰もが「どうせ無理。」と言う事に挑戦し、実現してきた。2年前から、ヤマチクのリブランディングにも挑戦中。
奥沢 明 氏
株式会社ナレッジコミュニケーション 代表取締役
1976年生まれ。2008年にナレッジコミュニケーションを設立し、クラウド・AI・VR(仮想現実)のサービスを提供しており、2016年に熊本拠点を設立。新しいことに取り組むのが好きで、地方創生に関する活動を実施中。2019年から「地域コミュニティブランドの手法を用いて地域活性化の様々な活動を行う SCBラボ」に理事として参画。 最近のトレンドは「買うか迷ったら2種類買う」で、おもちゃ(ごみ)が増えているのが悩み。
藤原 加容子 氏
INSCAPE 代表
札幌出身。大学卒業後、大手住宅設備メーカー勤務。
結婚を機にインテリアコーディネーターとして活動。転勤しても続けられる事業としてカーテン製作を熊本で開始。
自身の経験から、引越してもサイズを自由自在に変えられるスケープカーテンを開発。
TVやネットなどのメディアにも取り上げられる女性起業家として活躍中。
メンター(順不同)
杉山 裕磨 氏
uni-Marble株式会社 CEO
熊本県合志市出身。
大学休学中に官民一体の創業特区の地である福岡市のスタートアップ企業でのインターンシップ、
シリコンバレーや上海などの視察を経て、2018年8月長崎国際大学在学中に起業。
大学復学後はビジネスプランコンテストで長崎県大会、九州大会ともに最優秀賞、
全国大会では審査員特別賞の実績を収めた。
2019年2月音楽コミュニケーションサービスのPROPSをリリース。
URL: https://props-music.life/
椿原 ばっきー 氏
起業家やプロデューサーのリモートアシスタントを経て、熊本からフルリモートのPRとして、スタートアップの「加速装置」を担う。熊本では、SNSで話題な人を連れてくるイベント&アテンド屋も。
高本 梨花 氏
株式会社Ktion 代表取締役
高校時代から地域での活動をはじめ、脈々と受け継がれる人々の情熱や知恵、地域の文化に興味がある。熊本地震後は、団体を立ち上げ、学び旅の企画運営を行なっている。現在は、株式会社を創設し、地域住民に気軽に会いに行けるサービスの開発運営を行なっている。
集まった支援の用途とその内訳
我々の運営メンバーは全員がボランティアで人件費はゼロであるものの、
会場、食事、備品、交通費などで様々な経費が必ず発生しています。
前回大会は、東京圏ではケータリングを手配している開催期間中の食事を、スタッフの手料理に切り替えて出来るだけ費用を抑えました。しかし今回は合志市の農作物をふんだんに活用したいと考えています!
さらに東京のような大規模ではなく、地域性を活かした少数精鋭のイベントになるため、どうしても参加費だけで賄おうとすると高額になってしまいます。でも前回大会同様参加費は7500円で開催したい!
それでも東京からファシリテーターの方をお呼びするために、交通費はどうしてもかかってしまいます。そこでメンバーで話し合い、100,000円(手数料含む)を集めることになりました!
なので、内訳としては、三日間の食費計7食分と、三日間の全員の宿泊費、及び東京から来て頂くファシリテーターの方への交通費に充てさせて頂きます。
最後に
スタートアップウィークエンド熊本は、何かしたいけど行動できずにいる方の背中を押す場所でありたいと考えていますし、やりたい事はあっても「ビジネスに落とし込むまではどうすれば良いかわからない!」という方への実践場になれればと思います。
そして、ここからは少々お恥ずかしい個人的な話なのですが、「地方で若手が世界のロールモデルにならないかんのや!」みたいな、たいそれた事を上の方で言い放ってしまっておりますが、現在、私自身は、ただのコワーキングスペーススタッフ。ましてやアルバイトなので社会的にはフリーターと呼ばれる人間です。
今回のクラウドファンディングへの挑戦は、正直とても勇気のいる決断でした。過去のクラウドファンディングの成功事例を見ると、皆さん熱い想いを持って、たくさん足を動かしてる方々ばかり。
それに比べて私は、新卒の会社を1年半で辞めています。そして家族や友人の多い九州に帰って来ました。ただ東京から逃げただけと言われても何も言い返せません。
「根性なし」「石の上にも三年だろ」「あんな良い会社勿体なさすぎる」「バイトしてる場合じゃないでしょ」「何がしたいの?」散々言われて来ました。そして24歳の現在、フリーターをしています。何がやりたいのか自分でもよくわかっていません。
でも、こんな私だからこそ、もしこのクラウドファンディングが成功したら。こんなポンコツフリーターでも、クラウドファンディングでお金を皆さんから支援してもらえることが証明できたら。
私と同じような境遇の方に、少しでも勇気を与えられるかもしれない。少しでも「あんなやつでも出来るもんなんや」と背中を押せるかもしれない。
もちろん私抜きに、スタートアップウィークエンドというイベント自体に共感して頂き、支援頂くんですが、私個人の挑戦としても、一人でも誰かに勇気を与えられたらという、淡い期待も込めながら、今回挑戦させていただいております!
どうか、ご支援のほど、何卒よろしくお願い致します!!!
起案者情報
【代表者】
皆芳宅雅
【起案者Facebook】
https://www.facebook.com/takuma.minayoshi
【イベントページ】
https://swkumamoto.doorkeeper.jp/events/88087
最新の活動報告
もっと見る【開催報告】三日間の日程が終了しました!
2019/05/10 15:00スタートアップウィークエンド熊本vol.9のクラウドファンディングにご支援頂いた皆様 大変お世話になっております。 スタートアップウィークエンド熊本オーガナイザーの皆芳です。 この度は、クラウドファンディングのご支援誠にありがとうございました。 無事三日間の日程が終了しました。スタートアップウィークエンドのHPにて開催報告レポートを上げさせて頂きました。当日の様子をご覧いただけます。 また、ご支援頂いた皆様のお名前を掲載させていただきましたのでお時間ある際にぜひご一読ください。(掲載を希望されない旨お申し出頂いた方は、掲載を控えさせて頂いております。) 【第9回】スタートアップウィークエンド熊本vol.9@三つの木の家 レポート ↓↓↓ https://nposw.org/swkumamoto201905/ 最後になりますが、ご支援本当にありがとうございました! もっと見る