オーナーとの出会いは今から干支一周前に遡る。VOLKINの4年ぶりの岡山でのライブで知り合った。
初対面は礼儀正しくどちらかと言うと大人しい感じの印象だった(勿論今も礼儀正しく義に熱い男である)
しかしステージは狂ってた(良い意味で)おれが今までに対バンしたことの無い異端かつ特異な世界観を構築していた。
それから何度も共演した。彼のイベントはライブだけでなく転換中のDJやVJやパフォーマンス、絵画などの作品の展示で開演から終演までありとあらゆる"表現"でそこの空気を埋め尽くしていた。きっとサロンアルハルのコンセプトはこのイベントが生きているんじゃないかな。
人間が生きるのに空気や食料が必要な様に彼には表現が同じ位に必要不可欠な生命線なのだと思う。
コロナ禍において音楽をはじめ表現する事全般が不要不急の烙印を押されてしまった。
はたしてそうなのか。
人間が人間である所以は文化があるからだと思う。
文化と友情は成長の遅い生き物だとおれは思ってる。だからしっかりと育つまで長い時間を積み重ねていかないといけない。
アルハルで文化が育つにはまだまだ時間を要します。
特異で異端な独特の文化。
確固としたこだわりを持ってそれでいて義理人情を誰よりも大切にする店主の城アルハルをどうかご支援よろしくお願いします。
GAQ(VOLKIN)
GAQ
2001年結成の広島を拠点に活動中のハードコアバンド"VOLKIN"のヴォーカリスト。
昨年メンバーチェンジ後初となる音源"雷鳥"を配信リリース。現在フルアルバム製作中。
2014年から新しい表現を求めてバンド活動の他に役者としても活動開始。昨年4年ぶりの出演作である吉松幸四郎監督作品"風さそふ"が公開された。来年同監督最新作"木魂"にも出演。
ライフワークとして災害復興支援、ワークアウト、サウナ通い。
生涯の推しは希崎ジェシカ。